ボクが君の幸せを望んでいるように、君もボクの幸せを願ってくれているのかな?そうだとしたら、ボクはもう、君のことを忘れなければいけないね。 だって、君のことを何度も思い出すたび、ボクは幸せに背を向けているような気がするよ。幸せになることをまるで、頑なに拒絶しているみたいだ。
愛っていろんな形があるんだね 一緒にいることだけが愛じゃない すべてをわかってあげることが愛じゃない きみを苦しめるものからすべてを守ってあげることはできない ぼくだって、いつもきみのことだけを考えているわけじゃない ほかにも大切なものは、人は、たくさんある でもきみが必要なんだ
さみしいときに さみしいと つぶやいてみた やっぱりさみしい
また、会えたらいいね また、どころかで 知らないひととして 初めましてで 会えたらいいね そしたら 何か違うかな 何か変わるかな また、同じかな やっぱり同じなのかな やっぱりダメかな
さいしょから はなれていれば よかったね そばにいたいと おもったのが いけないんだね はじめから なにもなければ よかったね はじまらなければ おわりもなかったのにね
ボクはきみから離れるよ 逆再生にして離れるよ 宇宙がビックバンから収縮に転じるように 幾億光年かけて拡大し続けたきみへの想いを 原子よりも小さい粒子へと圧し潰し やがて無となるように 初めから無かったもののように 忘れ去ることにするよ もしそれが、できたとしたらね
会いたいのに会いに行かないのはなぜだろう? こんなに近くにいるのにね 会いたいと会わないの間には越えてはいけない沼がある 会うのが怖い。ただそれだけ やっぱりダメ 行っちゃダメだと全力で引き止められているような気がする このままずっと会えないのかな ごめん やっぱり素直になれない
ほらね。 やっぱり、ボクは君のこと忘れることができなかったよ。 無理やり忘れようとすることをもうとうの昔にあきらめたけどね。 君がそばにいないときは、こんなに素直になれるのにね。 このくらいの距離が一番いいのかな、このままで。 そうすれば、ボクは持続可能な恋を続けることができる。
意地っ張りでごめんね 天邪鬼でごめんね 辛過ぎて、悲し過ぎて、無理やり距離を置こうと何度も頑張ったけれど 全部無理だった 出来なかった そんなことできるはずがなかったんだよ 最初から無理だったんだ わかっていたのにね そばにいたいって、あれほど思っていたんだから 引き剥がせないよ
もう道は異なってしまっているものね。お互いに別々の道を歩んでいる。 そもそも同じ道を歩んでいたと思うのが錯覚だったのかもしれない。 私たちは何処まで行っても平行線。 時々、交差することがあったとしても、いつもそのタイミングはずれていて、上手く手を取り合うことはなかった。
あなたが冬が好きって言うから 私は好きな季節を言えなくなったの だって、私も冬が一番好きだから 本当は、あなたが言ったときに 素直に私も好きって言えれば一番よかったの でも言えなくて 素直に言えなくて いつもそうなの 素直になれないの ごめんね ごめんなさい
やっぱり、行くんだよね そうだよね 行かないわけないよね きみがまた遠くなるね いまでも遠い でももっと遠くへ 行くんだね もっともっと遠くへ そうやって 後ずさりするように きみは私から遠いところへと 行っちゃうんだね 行っちゃうんだね 遠くへと
さよならは 哀しい言葉じゃない 飛び立つよ ひとりで次の空へ
恋はとうに終わってる これはもう恋じゃないわ だって、ほら
理由はありません 何も理由はない ただ行き過ぎるだけ ここからは 何もかもが遠い
コップが空だと嘆くより コップに注ぐひとになろう 愛が満たされないと嘆くより 愛を注ぐひとになろう
忘れてしまいたい 君に愛されたことも 君に愛されなかったことも 記憶の棘が抜けない 不安や怒りに押し潰されそうになる ふとした瞬間に 急に哀しみが押し寄せて いたたまれなくなる 気づくと涙が溢れ出している
助けてくれ 誰か助けてくれ この救われない僕を 決して救われることを 望んでいない僕を どうか ここから救い出してくれ きっと 僕は僕に復讐される 愛を頑なに拒み続ける僕を きっと僕は赦さないだろう
心に刃(やいば)を持ちつつも 刃に鞘はなく 剥き出しのまま斬りつける 刃は常に我に向き 我が身を常に傷つける 滴り落ちるわが鮮血は 生贄たちに降りそそぐ 供物は崇められし神たちの サクリファイスとなりにける
撒き散らせ私の灰を