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【#マンガ感想文】きしんちゃんと陽大

#マンガ感想文

はそやmなら
「ガラスの仮面」でしょと思われますよね?
でも今回は、くらもちふさこさんで✋

「ガラスの仮面」はそのうちに。
構想を練っています😉✨

小学生の頃、理解しないで名作を読んでいた
過去への贖罪も込めて思いを綴ります。

くらもち先生の作品に出てくる相手役の男性は
とにかくカッコイイです。
性格はイラっとくる感じ、でも目が離せない。

ちょっと上から目線でヒロインを翻弄する
心地良くない男前。
複雑なイケメンです。

小さい頃は、くらもち先生の絵に惹かれながらも
その設定にイライラしていました。

「赤毛のアン」でアンがギルバートを黒板で
殴ったことを喝采した小学生時代。
男子が苦手だったので、アンに憧れました。

だんだんと見目の良い男子に翻弄されたい
女子の気持がわかるようになり高校の頃は、
太宰治と入水したいと
思えるまでに成長(?)しました。

現在、LINEマンガでくらもち先生の作品を
7つ同時に毎日楽しんでいますが、

「いつもポケットにショパン」のきしんちゃん
「花に染む」陽大はると

共通性を見つけました。

家族に関するトラウマです。

一見、明るくカッコイイきしんちゃんも
影を持つ美青年で誰にでも優しい陽大はると

家族にまつわるトラウマを抱えています。

子どもの頃は、きしんちゃんの苦しみを
理解できず、なぜ麻子に意地悪なんだろう、
とモヤモヤしつつ読みました。

今ならよくわかります。

「花に染む」の陽大はると
今回初めての出会いなので、
最初から陰のある魅力に夢中です。

内に抱える悲しみが周囲を巻き込み、
巻き込まれる一人ひとりの魅力も
あますことなく描く、くらもち先生の天才性…

私がくらもち作品を文芸作品と感じる理由は、
そのあたりにあると思うのです。

#マンガ感想文ということで、
またくらもちふさこ先生を取り上げましたが、
時代を感じる描写もありました。

「海の天辺」は中学生と新任教師の恋愛模様。
「アンコールが3回」はヒロインが17歳で歌手で
イケメンマネージャーと極秘結婚。

今では少々まずい設定ですが、
中学生や高校生がヒロインとして
無理と思われる設定で活躍するマンガは
くらもち先生以外にも沢山ありました😂

どなたの作品か覚えていないのですが、
17歳で駆け落ち結婚して上品なお母様になり、
その娘も17歳で駆け落ち結婚をして、
というマンガがありました。

もちろん見守るママの肩には、
やさしいパパの手が添えられています😉✨
ママは手を胸に当てて目にキラリと涙…

ちょっと不可能な設定です😂
いや、不可能ではなく夢があるというべきか😂

荒唐無稽さもマンガの魅力だから良し、ですね🙌

実際、17歳で結婚と出産をするのを
小学生の頃に夢見ましたが実際、
17歳の頃はアクの強い先生に囲まれて
楽しく過ごしていましたね。


楽しい高校生活でした。
まだまだエピソードはありますので、
そのうち報告します。


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