ハッサン

国内外ともいろいろと旅しています。最近の国内旅はほとんどが夏山登山とフカフカの雪山。偶…

ハッサン

国内外ともいろいろと旅しています。最近の国内旅はほとんどが夏山登山とフカフカの雪山。偶にカヤックとかカヌーに乗っています。海外はアラブ、アフリカ、南米など42ケ国を歩いてます。好きなのは砂漠など自然豊かな場所です。https://ystaf.net/

マガジン

  • ネバーエンディング ピース&ラブ(ネパール旅行記)

    2011年5月、ポカラからブーンヒルまで3泊4日で初めての海外登山した事を中心に書きました。他にカトマンズとチトワン国立公園を訪問。

  • 旅は出たとこ勝負

  • ヤマ旅は最高

  • 時々は水の旅

最近の記事

ドラマ「VIVANT」で甦ってきた旅のシーン

TBSドラマ「VIVANT」のロケ映像で砂丘、岩砂漠、大草原、ゲルなど海外の懐かしい映像がいろいろ楽しめた。しかも、初回からまるで映画みたいな派手な逃走シーンの連続だった。製作費用もかなり嵩んでいるな。パトカーと馬と装甲車で日本大使館を目掛けて突っ込んでいく。途中では警察犬の鼻をごまかすために肥溜めに隠れて、顔にもベットリ塗りたくる羽目に。堺雅人らメイン俳優3名にあそこまでやらせるのか。 初回映像だけに絞って海外ロケしたのかと思っていたが、ラストで役所広司が馬に跨って登場した

    • W杯ドーハ大会の時期に中東旅を振返る

      現在、サッカーW杯2022大会で盛り上がっている。 いよいよベスト8を賭けた戦いが始まる。舞台はアラビア半島の小国カタール。 とにかく暑い国だ。 どんな大会でも現地における問題・課題を掘り返して伝えるのがメディアの仕事。カタールではネパール人など南アジア地域の労働者が流れ込んでいる事が開幕前後から報道され始めた。でも、それって今になって急に騒ぎ出すような話題なんだろうか。観光客がドバイ(UAE)やドーハ(Qatar)で遭遇する人の大半は自国のアラブ人ではない。シリアなどアラ

      • サバイバル・カヌー inニュージーランド(後半)

        前半では: 南半球の12月。ニュージーランド北島のワンガヌイ川でガイドのテイラーと一緒に2泊3日のカヌー旅に出発。漕ぎ始めて30分くらいで呆気なく沈没して、冷たい川に投げ出された……。 アイキャッチ画像は、オハクニに立つ巨大ニンジンのモニュメント。尚、ニュージーランド旅で出会った方々のお名前は、いずれも仮名で表記しております。 (9)助かった!  気が付くと、歯がガタガタと震えていた。体中が冷え切って寒かったのだと自分の置かれた状況を思い出す。と同時に、ボンヤリだけど「

        • サバイバル・カヌー inニュージーランド(前半)

          ニュージーランド旅で出会った方々のお名前は、いずれも仮名で表記しております。 (1)大自然を相手にするグレイト・ウオーク 海外旅行に求めるものはいろいろある。まだ見ぬ怪しい国、未知なる人との出会い、プリミテフィブな暮らし、風光明媚な景色、美味しい料理、大自然との対峙など。その中でも前半の3項はアジア・アフリカの旅に期待するものであり、後半の3つが全て揃っているレアな国の1つがニュージーランドだろう。 しかもニュージーランドの人々は常に笑顔だ。街で会う人達はみんな自然な笑

        ドラマ「VIVANT」で甦ってきた旅のシーン

        マガジン

        • ネバーエンディング ピース&ラブ(ネパール旅行記)
          4本
        • 旅は出たとこ勝負
          2本
        • ヤマ旅は最高
          6本
        • 時々は水の旅
          4本

        記事

          春は黄色から始まる

          本日のタイトルはあるブロガーさんの文章を見ていいなと思い、使わせて頂いたもの。 今年の3月にこの言葉を初めて実感した。 2022年3月前半に三ヶ日町で撮ったもの。紅梅白梅もあったけど、圧倒的に目立つのは黄色だった。 <菜の花と板築山、福寿草かな> 地元のオバサンと何気ない会話をして「ハイキングの途中で食べな」と言われてレモンを1つ戴いていく。 ミモザサラダのミモザは同じ黄色でも華やかだ。ミモザは2021年に投稿した写真の方が初めて見たモノだったので強烈なインパクトがあっ

          春は黄色から始まる

          ネバーエンディング ピース&ラブ(ネパール旅行記)④

          (7)チトワン国立公園のマイ・フレンド  この旅ではネパールのジャングルにも出掛けている。首都カトマンズより南に位置するチトワン国立公園だ。首都カトマンズからバラトプル空港までフライトがあり、そこから乗合タクシーで1時間程度の場所にある。 ジャングルって言葉はいろいろ想像するものがあって魅力的だ。ただ、アフリカやボルネオのジャングルとは異なり、ムチャクチャ暑い訳でも、熱帯雨林が広がっている訳でもなかった。植生こそ日本より温帯だけど、農村風景に近かった。そこで、トランクス1

          ネバーエンディング ピース&ラブ(ネパール旅行記)④

          ネバーエンディング ピース&ラブ(ネパール旅行記)③

          (5)山小屋で韓国人女性2人とバングラデシュについて語り合う  ダンカジは相変わらずだった。ポーターの少年はビリー。体躯は自分の方がデカイのだが、体力は15才のビリーの方がよほど上なのだ。それは高度が上がるにつれて如実に思い知らされる事となった。思いっきり体が重たくなり弱音を吐いた。水と貴重品しか入っていないスカスカのナップサックでさえ重たくてそこに放り投げたい気分だったのだ。そんな時でもポーターのビリーは楽しそうに1mほど前をスタスタと登っていた。 ブーンヒルへ向かう登

          ネバーエンディング ピース&ラブ(ネパール旅行記)③

          ネバーエンディング ピース&ラブ(ネパール旅行記)②

          (3)ポカラの安宿で蚊と悪戦苦闘   首都カトマンズのオフィスで顔見世したガイドは、20代前半の若者で気弱そうな雰囲気を醸し出した男でダンカジと名乗った。 この旅ではポーターも頼んでいた。ザックの重さは8kg前後で背負えない事はない。でも標高差がかなりあるし、3泊4日で歩くとどこかで疲れてくる。この当時まだ国内でも3泊するような登山は経験してなかった。なので、マリ共和国でのトレッキング経験(これについてもいずれ書きたい)もあってポーターを頼む事にしたのだ。ポーターとして紹

          ネバーエンディング ピース&ラブ(ネパール旅行記)②

          ネバーエンディング ピース&ラブ(ネパール旅行記)①

          今日1月17日は阪神淡路大震災から27年の日であり、2018年のこの日は奇しくも30年間も勤めてきたIT企業を「辞める」と上司に伝える日だった。 年末からモヤモヤと考え続けていたがなかなか踏ん切りがつかない中で、1つの区切りとして誰もが忘れがたいこの日にケジメを付けようと決めて出社した。モノゴトは上手く運ばないもので、生憎その日は上司が休暇を取得していた。「もうちょっと待て」って天の声かも知れない。一瞬は翻意する事も頭をよぎったが、やり残した事はないし別の策は捻りだせなかっ

          ネバーエンディング ピース&ラブ(ネパール旅行記)①

          東北の紅葉:三ツ石山に畚岳

          ちょっと投稿の間が空いてしまいましたが、東北の紅葉です! 東北の紅葉は早い。ホントに赤い絨毯が広がっていて、山頂部は登山者で溢れ返っていた。網張温泉リフトを使ってラクに登ったのはつい先日の事。 <山頂!、すぐ側の岩場から山頂の岩塔を望む> <山荘付近、大松倉山から三ツ石山の遠景> 三ツ石山に登った翌日も快晴。そこより北に位置して、裏岩手縦走路の北側の端っこ近くにあるのが畚岳。この漢字はなかなか読めないな、もっこ岳。命名経緯はおそらく飯盛山や鉢伏山と同様だろう。2020

          東北の紅葉:三ツ石山に畚岳

          岬めぐりで積丹ブルー④(北の花々)

          紹介し切れなかった積丹の花々(1)積丹・美国にて ここでは小さな街を散歩しているだけでいろいろな北の花を見られた。利尻礼文でも積丹でも7月初は花のハイシーズンなのだろう。かなり恵まれた時期だと思う。こんな花が咲いていた。 <エゾニュウ> タイトル部を参照 ピンクの連花とヒルガオ、この2つはNZでよく見かけた花だ。NZのAbel Tasman国立公園とか北島のWhitiangaで覚えた花だ。 花が咲いてなくても緑は綺麗だ。赤い新芽やまんべんなく陽の光を受ける草木。道東に行く

          岬めぐりで積丹ブルー④(北の花々)

          岬めぐりで積丹ブルー③(神威岬、積丹岬)

          2020年7月の神威岬は暑かった 積丹YHに泊まった翌朝は、バスで神威岬まで行ってみた。かつて北海道に引っ越した会社の後輩が、ここがオススメだと言っていたのを想い出したけど、成程その通りだった。 <バス停、神威岬の先端へ> サッと歩いて終わりかと思っていたけど、ここの岬は先端まで歩くと片道1時間くらい掛かる。でも、両岸が切り立った崖地にニュウとか咲いているし、積丹ブルーの海は綺麗に輝いているので全く退屈する事はない。実はこの旅でストックを持参したけど、実際に使ったのはここ

          岬めぐりで積丹ブルー③(神威岬、積丹岬)

          岬めぐりで積丹ブルー②(カヤック三昧)

          積丹・青の洞窟でカヤック&シュノーケル黄金岬の直ぐ西側に青の洞窟があった。青の洞窟って、イタリア・ナポリのカプリ島とか沖縄・真栄田岬とかいろいろな土地で聞くのでちょっと新鮮味はない。どっちも行った事あるけど、それぞれに遠い記憶が朧ろ気になっている。 さて、積丹の青の洞窟でカヤックとシュノーケルした。前日にtelで予約したものの、コロナ禍でどの程度の人数になるのか心配だった。けど、そんなのは全くの杞憂。カヤックは計8名、シュノーケルは計6名(内3名は午前中に実施済)だった。

          岬めぐりで積丹ブルー②(カヤック三昧)

          岬めぐりで積丹ブルー①(黄金岬)

          2020年7月の積丹旅行について4回シリーズで書いていく。この時期って緊急事態宣言が明けてまだ1ケ月ちょっとしか経ってなく、本当に動いていいの、飛行機に乗って大丈夫なのか、そんな緊張感を纏った旅だった。 おおまかな日程初日: 羽田→千歳→美国 2日目: 美国(黄金岬、青の洞窟でカヤック&シュノーケル) 3日目: 幌武意海岸でがっつりカヤック 4日目: 神威岬、積丹岬 5日目: 久々の札幌→羽田 コロナ流行の合間に旅立ち2020年7月は予定がポツポツ入り始めた程度だった。と

          岬めぐりで積丹ブルー①(黄金岬)

          春はカタクリの花で始まる

          この春は、三毳山(みかもやま)でカタクリを発見。カタクリの道はまだ整備中で立入禁止だったためその近くの斜面で見つけた。カタクリに特徴的な葉っぱは隠れてしまっている。3月前半のため、まだ時期的に花弁がそっくり返っていないのが多かった。 昨年2020年の4月に、初めてカタクリの花を見た。場所はJR大月駅から徒歩圏内のむすび山。

          春はカタクリの花で始まる

          いろいろな角度から八ヶ岳を撮ってみた

          サラリーマンのビストン登山を繰り返していたので八ヶ岳は長かった。コマ切れだけど2017年にようやく南麓の観音平から蓼科山まで稜線が繋がったので、八ヶ岳はもう卒業したつもりでいる。 (1)真正面から東に回り込んでいくでも、まだ毎年この山塊のどこかに登っているし、新しい発見もある。今年2月にも、北横岳から渋の湯まで南下していった。つい先日は清里から東山麓の飯盛山に登ってきた。先日投稿した霜柱(しもばしら)の写真は、平沢登山口から山頂に掛けてのトレイルで撮ったもの。 <2021.

          いろいろな角度から八ヶ岳を撮ってみた