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新潟駅で唎き酒しまくる |青春18きっぷの旅⑥

つづき。

朱鷺ときメッセからバスに乗って新潟駅へ。

↑ ふりがなをはじめてつけてみた!右クリックでもしてフリガナふるのかと思っていたら違ったみたい。

どうしても「トキ」と読めなくて…朱雀すざくと間違えてしまう。会津若松の何かを未だに引きずっているようだ。

そういえば新潟はご当地ガチャガチャがなかった。見逃したかな?
だいたい旅行に行くとガチャガチャが駅のキヨスク前にあるんだけど。残念。

新潟地酒の殿堂「ぽんしゅ館」

新潟の全酒造のお酒がここに集まっているとのこと。パラダイスではないか。県内89蔵の日本酒を取り揃えているらしい。

酒造見学行きたかったなー。
見学って事前に予約しないといけないからなかなか難しい。美容院とかは直前予約するか、予約不要の所へ行くタイプなんでなかなかカチカチに予定を入れられない。

時間に縛られたくない、自由気ままに旅したいと思うが、結局ホテル等は予約しなければならないし、公共交通機関の便数も限られている。

観光スポットも夜中までやってはいないし、飲食店だって早く閉店してしまう。そして結局毎回時間に追われてぐったりだ。

この唎き酒マシーンが100以上並んでいる

いざ、ぽんしゅ館へ入館。お土産売り場の奥の方に唎き酒コーナーを発見!

受付で500円払い、お猪口とコイン5枚をもらう。コイン5枚、つまり最大で5種類の唎き酒ができる。中にはコインを2枚以上使わないと呑めないものもある。

左が「ぽん酒館」で使用していたお猪口と同じもの。

お猪口は上記左側の「ポ」の文字の方を渡される。お猪口をセットし、マシーンにコインを投入してボタンを押す。

唎き酒で使用したお猪口と同じものをお店で売っていたので購入。

うちには人からもらったお猪口が山程あり、買う必要はないんだけれども、やっぱり唎き酒で使った底に青い二重丸の描かれた小さめの器が欲しくて。

唎き酒した時に古酒などは黄色っぽい色してるのがよくわかったのでやっぱり蛇の目じゃのめじゃなくっちゃ!と思った。

ジャノメのチョコ
カタカナにするとかわゆい

蛇の目っていうと「蛇の目傘」の方が有名かも。

♪ あめあめふれふれ かあさんが〜 蛇の目でお迎え うれしいなぁ〜

へびは神の使いだから魔除けの意味も込めてのへびの目柄のようだ。

なぜ蛇の目が青いのかというと、日本酒は黄みがかっているので、黄色と対比する青い色の蛇の目が描かれるようになったのだ。

青と白のコントラストのおかげで、唎き酒するときにお酒の色味、透明度がわかる。

ちなみに青みがかった透明度の高い日本酒は「青冴え」っていうらしい。しったかして言ってみたい。今度、どこぞで言ってみよう…。

左はこちらも一緒に購入した「八海山」と書いてあるお猪口。色々な日本酒呑んだけれどやっぱり八海山は間違いないよなとこの時思ったので記念に購入。八海山はいつでも間違いない。

お料理もそうだが小さい器にちょこっと食べるとなんだか貴重なものをいただいた感じがしてすごく美味しく感じる気がする。

小さいお猪口のせいかお酒がすすむ。

日本酒に合う素敵なBGMが流れている。
ステンドグラスが灯っていて雰囲気もグー。


たくさんありすぎて何から呑んで良いかわからない。

店内にはiPadが置いてあり日本酒ソムリエAIに好みのお酒を選んでもらうこともできた。

酔っぱらっていてAIタブレットの操作がうまくできなかった

店内壁面にも色々日本酒について書いてあった。

それにこんな用紙も用意されていたので、これを握りしめて唎き酒しまくった。

握りしめてシワシワ
シワシワの裏側

何を呑んだか定かではないがなんとなくで書きだしてみる。

「91 IMA 牡蠣のための日本酒」は呑んだ。たしかに牡蠣に絶対合う味だった。白ワインのようだったことを覚えている。牡蠣を今度買う際にはシャブリではなくこちらの日本酒を合わせてみることにする。

「30 麒麟山 やわらか」も呑んだと思う。辛口すぎたかも。もう少し甘めが好み。

「16 越乃寒梅 さい」や「越の寒中梅」なども呑んだがもう味は覚えていない。途中でまた受付でコインを買って他にもたくさん唎き酒した。

お水のクーラーもあるので日本酒とお水のマシーンを交互にいったりきたりして繰り返し飲む。

きゅうり1本を店内で売っていた。きゅうり齧りながら唎き酒エンジョイしている猛者もいる。とにかく多数の大人で賑わっていた。

一番好みの日本酒 「雪中梅 純米」

マシーンの上の方には気にいったお酒を覚えておくためにこういった名刺大のカードが置いてあったが、人気のものはほとんどなかったので1枚だけもらってきた。

丸山酒造の雪中梅が今のところ1番好きだ。

飲んだマシーンをスマホで毎回撮影しておけばよかった。アルコール飲んでいるわけだから何を呑んだか覚えられない。

もっとも両手はお猪口とコインでふさがっていて撮影している暇はなかったけども。

自分用にこちらの2本をセレクト

お土産売り場もものすごい混雑だった。この他にお酒を何本も購入。重いので宅配を手配。

またぽんしゅ館に行きたい。越後湯沢駅にもあるらしいので新幹線で通りがかることがあったらわざわざ途中下車してここだけ寄りたいレベル。

お味噌とお醤油とか他にも欲しいものがたくさんあったが、酔っているし買い物カゴが酒瓶で重くなってとても見て回れないのでお酒しか買わなかった。

帰宅の翌日にはもうお酒が宅配便で届いたが、やっぱりおつまみも一緒に買っておけば良かったと後悔。せっかく新潟のお酒だから新潟のおつまみを合わせたい。反省。旅先でお酒を買ったら一緒につまみも必ず買うべし。

フラフラでそれ以上唎き酒できなかったが「イットキー」という名前のお酒が人気ランキングの上位にランクインしていた。

英語で「It’s the key」と書く。これはすごく目を引くネーミングだ。一体誰が名付けたんだろうか。コピーライター的な人だろうか。気になる木ー。

それから「ウイスキー樽で貯蔵した日本酒。」「ブランデー樽で貯蔵した日本酒。」「バーボン樽で貯蔵した日本酒。」この3種類は是非飲み比べしたい。またこちらもそのうちお取り寄せせねば。

さて、何も食べずにぽん酒を飲み続け、お土産も一生懸命に選んだのでぐったり。もう夕方だ。ランチのような夕ご飯のようなものを食べに行くことにする。

店内に芸能人のサインがいっぱい飾ってあった

ドーミーインでもらった割引券にへぎそばの記載があったのを思い出し見てみると営業中のようだ。向かう。

美しく盛られた初へぎそば

へぎそばは、新潟の郷土料理でつなぎに「布海苔」という海藻がつかわれていて、なおかつ「ヘギ」といわれる四角い器に盛り付けられた蕎麦のことだ。
最後にへぎそば食べられてよかった。長岡ラーメンも食べてみたかったがもうお腹いっぱいで食べられない。

ここのへぎそばは一人前の普通の蕎麦の1.5倍の量があった。他の店もそうなのだろうか?ある程度の量がないとこの盛り付けができないからかもしれないと思った。

帰りは新幹線を予約した。体力があればこの後も鈍行に乗って群馬の水上あたりで一泊してもよかったが、仕事のメールチェックもせねばならんし、まあこの辺で帰ることにする。

青春18きっぷの雑誌では、群馬のみなかみ近くにある「土合駅」への立ち寄りがよくオススメされているのでいつか行ってみたい。

みなかみ温泉はよく行くが、たいてい一泊温泉に浸かるだけなので、谷川岳も近くの土合駅もいまだに行ったことがない。


新幹線まで時間がたくさんあったので、カラオケに行って休憩。DAMだったのでB'zのLIVE映像がたくさん見れた。歌うのも疲れてきたのでB'zの歌をずっと聴いてのんびりすごした。B'zイイネ。


青春18きっぷが1回分余った。期限は9月10日。

使い切るぞ。大人の夏休み。

今度はどこへ行こうか。

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