餃子の習慣
結婚するまで、餃子を手作りするという習慣が実家ではありませんでした。
実家の食卓に並ぶ餃子は必ず冷凍モノだったので、その味が当たり前だと思っていたのです。
もちろん中華屋さんで外食したときに食べる餃子は、家のとは違う美味しいさだという認識はありました。
ところが、結婚後間もなくして晩御飯に餃子となったとき、一緒に買い物へ出かけると奥さんは餃子の皮やその具材を買ったんです、そう手作り餃子です。
準備を手伝ったんですが、生まれて初めて餃子の餡包みました。
実に新鮮な作業だったわけですが、子どもが生まれてからも今でもずっと我が家では手作り餃子で、子ども達も幼いころから餃子の餡を包む作業を手伝い、慣れ親しんだ手作り餃子なんです。
手作り餃子に限らず、うちの奥さん冷凍モノとかレトルト系の食品を好まず、手作りしたモノを食卓に出すので、子ども達の味覚が自然と鍛えられてました。
餃子の話に戻すと、うちでも冷凍餃子が食卓に並ぶことが時折ありますが、それを出した奥さん本人ですら一口食べるくらいで、子ども達にも不評、懐かしい味と唯一好んで食べてるの僕だけという構図が出来上がります。
餃子って美味しいなという感覚が、僕と家族には微妙に違う?
いや大きく違うのだという餃子のお話でした。
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