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目指せ!新規就農24|少し先が見えてきた

現在49歳。
今から準備をして、50歳を過ぎても農業を始められるのか?
その下準備を書き残しておくためのこのnote。

今回の記事は、事業継承する予定のハスカップ農家さんと、継承についての具体的な話をしてきたことを書き残しておきます。

新規就農を目指されている方や、新規就農に興味があって応援してくださる方に届けば幸いです。

40.こんなにいい条件で就農できるんですか!?(歓喜)

 事業継承させていただくことになっているのは、ハスカップ農家のHさんのハスカップ畑。

そして、Hさんを紹介していただいたのは、厚真町のハスカップマイスターの山口さんです。

この春から山口農園に通い続け、栽培技術を教えていただいたり、体験させていただいたりと本当にお世話になっていました。

そして、「ハスカップで就農するなら、この方法がいいんじゃない?」と、厚真町の地域おこし協力隊の制度を教えてくださり、事業継承できそうなHさんを紹介してくださいました。

さらには、春からの研修先も引き受けてくださり、マイスター自ら私に仕込んでくださるというのですから、感謝の言葉もありません。

無事に、地域おこし協力隊の内定をいただき、Hさんと事業継承について、具体的な話を進めていく段階になりました。

山口さんにも立ち会っていただき、いろいろな話をすることができました。

・ハスカップが2,200本(0.7ha)を管理する
・そのうち200本はHさんの自家用に収穫
・2,200本のうち、700本は「あつまみらい」「ゆうしげ」というブランド種
・今年は、2t収穫できている
・550人の顧客(売り先には困らなさそう)
・注文分以外は、観光農園としてお客にとってもらっている
・他にも1.7haの畑がある。水施設もある。
・管理のための機具類、設備は、自由に使って良い(修理代と燃料費はこちらが負担)
・土地は、買取でも、賃貸でもどちらでも良い(相場を農業委員会に確認)
・山口さんのところで技術研修、Hさんの圃場で実践

正直、すごくいい条件です。

50歳を超えての新規就農ですから、国からの補助金は使えません。
その分、経営計画を提出する必要もなく、自由な農業のスタイルができそうです。

1.7haの畑で、さらにハスカップの本数を増やしても良いでしょうし、何か違う作物を育ててもいい。

はたまた、敷地(宅地が含まれている)の一角でカフェを開いてもいいでしょうし、まったく別の副業をするような半能半Xというようなスタイルでも構いません。

今回の話で、今までより、少し先が見えてきました。

もちろん不安なことばかりですが、それを超えてくるワクワクも感じています。

考えることが、たっくさん。

では、また。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。


「目指せ!新規就農」シリーズは、おかげさまで順調に回を重ね、今回で24記事目となりました。
これまでに、
1.農家の方に会いに行こう
2.公的な就農支援にはどんなもなあるか?
3.まとめ|ハードルを知り、そして向き合う

4.農業はすきなことなのか?
5.ハスカップ農園での作業体験
6.ハスカップって何?

7.アクセルとブレーキを同時に踏み始める
8.技術でてっぺんを目指す
9.「好きなことならやるべきだ!」

10.まるでルンバ!草刈りロボ
11.第三者継承という新規就農への道
12.ハスカップ農家さんから経営を受け継ぐ

13.厚真町の就農支援は手厚い!
14.農業研修施設を見てきた
15.色づき始めたハスカップ
16.農家一家に一台!?ラジコン動噴

17.厚真町で実践したいわたしの農業
18.
同じ木でも場所によって味が違う!
19.健康に良い、魅惑の果実ハスカップ
20.ハスカップ狩りに行こう!
21.畑でレストランin山口農園

22.カレンデュラ農家になりたくて…移住
23.アーティストな農家の生き方
24.なぜ、研修するのか?何を、研修するのか?
25.ハスカップ農家として何をしたいのか?

26.
腹を決める
27.目指すべき農業を見つける
28.農協→卸売市場という流れで売る
29.産地直売方式で売る

30.マーケティングと営業の違い
31.どうやって買ってもらえばいいのか?

32.農協ってなに?
33.農協とどう付き合っていくべきか?

34.自分で作った作物が一番美味しい
35.その美味しさにどう共感してもらえばいいか

36.ブロックチェーン技術でトレーサビリティを効率化
37.NFTを使って、自分の商品の流通の流れを見える化する

38.農畜産物の適正価格を実現するための課題とは?
39.結局行き着く先は、直販か?

というテーマで書いており、マガジンにまとまっています。

また、他にも、教育×○○をテーマにいろいろ書いています。
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