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目指せ!新規就農50|農業経営の羅針盤 - 経営理念の重要性

新規就農を目指して、4月から研修をスタートさせるハタセンです。
マーケティング、農業経営のことなど自分が学んだことをテーマに1500〜2000文字くらいの記事を毎日発信しています。
いつも読んでいただいて、ありがとうございます。

さて、今日は、農業経営コンサルタントの高津佐和宏さんのvoicyを聴いて学んだことをシェアしていきますね。

テーマは、「経営理念

あなたは、いい経営理念をお持ちですか?

農業経営をしている方にとっては、「経営理念」という言葉を意識したことがあるかもしれません。(私は、今の仕事柄、学校経営や職員室経営、学級経営ならしっくりくるのですが…)

しかし、この経営理念とは本当に重要なものなのか、どのようにして経営理念をつくりあげていくのかについては、多くの疑問があると言われます。

今日の記事は、農業コンサルタントの高津佐和宏さんのVoicyから、良い経営理念を作る上での3つの重要なポイントを学び、それをどのように実践するかを考えてみましょう。

その3つとは次のとおり


これらのポイントを踏まえ、その一つ一つを詳しく掘り下げ、実際の農業経営においてこれらがどのように役立つのかを一緒に見ていきましょう。

経営理念は単なる言葉にとどまらず、経営の成果に直結する重要な要素であることを、高津佐さんの教えを通じて一緒に学んでいきましょう。

1.経営理念の核心 - 成果を目指す理念成果を目指す理念

経営理念は、単に農園や会社の顔を飾る言葉ではなく、実際の成果に結びつくべきものです。
農業経営において、理念が具体的な成果にどのように影響を与えるのかを考えてみましょう。

① 目標の明確化

成果を目指す経営理念は、売り上げの増加、利益の向上、従業員の福利厚生の向上など、具体的な目標を設定します。この明確な目標設定は、経営者だけでなく、従業員にも方向性を示し、モチベーションの向上につながります。

② 成果に向けた行動計画

ただ目標を掲げるだけでは不十分です。その目標を達成するための具体的な行動計画が必要なはず。
例えば、売り上げを増やすためにはどのようなマーケティング戦略が必要か、利益を上げるためにはどのようなコスト削減が効果的かなど、理念に基づく行動計画を立てることが大切です。

③ 成果の測定と評価

経営理念に基づいた行動を取った後は、その成果を定期的に測定し、評価することが重要です。
これにより、理念が実際の成果にどの程度影響しているかを理解し、必要に応じて理念や戦略を微調整することができます。

成果を目指す経営理念は、ただの理念で終わらせるのではなく、具体的な行動と成果に結びつけることが大切です。

2.経営理念の言語化 -言葉にすることの大切さ

経営理念を実践する上で、その「言語化」はとても大切です。
言葉にすることで、理念は明確になり、従業員や関係者にも理解されやすくなります。
では、どのようにして経営理念を言葉にしていけばいいのでしょうか。

①本質をとらえる

理念を言語化するときは、経営の本質や目指す方向性をとらえることが重要です。表面的な言葉やかっこいいフレーズではなく、あなたの農業経営における真の目標や価値観を反映させましょう。

②シンプルかつ明瞭に

複雑で難解な言葉ではなく、誰もが理解しやすいシンプルで明瞭な言葉を使うことが大切です。
従業員や顧客にも響くような、心に残る簡潔なメッセージを目指しましょう。

③ 共感を呼ぶ言葉

経営理念は、従業員や関係者が共感し、一体感を持てるものにしてはどうでしょうか。
自分だけの考えに留まらず、チーム全体が共有し、実践できる理念を目指しましょう。

経営理念を言葉にすることは、ただの形式ではなく、経営の核心を伝え、共有する重要なプロセスです。
農業経営でも、このプロセスを通じて、理念が実際の行動や結果に結びつくことが大切です。

3.従業員と共に歩む理念- 共感と実践

経営理念が本当の力を発揮するためには、従業員がその理念を自分ごととしてとらえ、共感し、実践できることが欠かせません。
農業経営において、従業員との関係性を強くし、理念を共有する方法とはどんなものでしょうか。

①コミュニケーションの重要性

経営理念を従業員に伝え、共感を得るためには、効果的なコミュニケーションが欠かせません。定期的なミーティング、一対一の面談、チームビルディングの活動などを通じて、理念を共有し、従業員の意見を聞くことが大切です。

②実践を促す環境作り

理念を日々の業務に反映させるためには、実践をうながす環境作りが大切です。
従業員が理念にもとづいて行動しやすいような仕組みや、理念に沿った行動を評価する制度を整えてみてはいかがでしょうか。

③継続的な教育とサポート

新しい従業員が入社した際や、経営方針に変更があった際には、理念の再び共有したり確認したりすることが必要です。
また、従業員が理念に基づいて行動する時には、サポートや助言を行うことも大切です。

経営理念を従業員一人ひとりが自分ごととしてとらえ、共感し、実践することができれば、経営理念はより協力なものになるでしょう。

4.まとめ|経営理念への道

今回の記事では、良い経営理念の作り方とその重要性について、深く掘り下げてきました。
経営理念は、農業経営の成功への道しるべとなります。
成果を目指す明確な理念、それを言葉にすることの大切さ、従業員と共にその理念を実践することが、成功へのカギとなるのです。

高津佐さんのvoicyを聞いて、経営理念についてじっくり考えてみましたが、農業経営は、私の現在の仕事でもある学校経営、職員室経営、学級経営とあい通ずることがたくさんありました。

経営において、理念は方向性を示し、チームを一つにまとめます。
その理念に基づいて行動することで、経営はより効果的で充実したものになるのだとあらためて学びました。

そして、これからつくっていく経営理念を通じて、私の農業の未来を切り開いていければと思います。

今日の記事が、あなたにも参考にしていただけることがあれば、幸いです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

では、また明日。

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