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仕事を辞めたら、公園の倉庫がないことに気がついた

私は家にしょっちゅういるため、仕事はアレだが何かしなきゃと始めた運動習慣。現在75日目だが目標設定までは遥か先である。
そんな中近所の公園そばを通ることがあり、既に歩きながらふとそこで思うことがある。
ゲートボールを最近見ないなと。

小学校時代、公園に遊びに出掛けるようなタイプではなかった。
私はゲーム好きな子供であったが、友達と遊ぶとなったら公園が定番だ。
公園の広さはそこそこある感じで当時ブランコと鉄棒、砂場、小さなゾウさんの滑り台と、普通の滑り台がある公園だった。
それともう一つ公園には小さな倉庫があった。それはゲートボールの用具を入れてる倉庫だということを扉の隙間から必死に見ようと試行錯誤した結果判明した。それがわかった時には凄くがっかりした。

日曜の午前中は子供は利用しないだろうと公園にゼッケンと帽子、マイ手袋を持ったフル装備のじじぃばばぁがこぞって集まりゲートボールが開催されていた。
偵察がてら外側から見ただけではルールはわからなかったが、一つだけわかったことがあった。
長年謎であった広場にある地面ギリギリまでに紐がついた杭のことである。常に刺さっていたがこれはゲートボールで使うゲートの位置だと後から知った。ボールがゲートを通るとガッツポーズをするなど楽しそうにじじばば達はしゃいでいた。

杭の謎を解決できて良いことだ。しかしここからガキは違った。
僕たちがサッカーでボールが当たるとあらぬ方向に跳ねるので邪魔だと思ってたのでほじくり返してやろうとしたのだ。
だが試行錯誤をしたが根深く杭が打たれていたため無理だと断念した。
恐るべしじじぃばばぁクオリティー。

そして現在に戻る。
公園の遊具は少し新目に変わったものの、小さな倉庫は無くなっていた。
当然ゲートボールは見る影もなく、公園はさらに閑散としていた。当然広場に謎の紐付き杭もなくなっていた。
楽しそうにはしゃいでた憎きじじばば達どこに行ってしまっただろうか。
辞めたかあるいは死んだかであろう。

ゲートボールというと皆さんはどんなイメージを持たれますか?
じじばばクサイ遊び。まぁ色々あります。
現在の高齢者というと元気なものでゴルフやマラソン、思った以上にアクティブに動く方が増え、ゲートボールはイメージが悪いという記事も。
しかしルールは意外と簡単で、戦略もあり、30分と時間の区切りもありの5vs5チーム戦。人が集まれば気軽に遊べるスポーツと言えるのではないのでしょうか?
ゲートボールはヨーロッパの「クロッケー」を元に戦後の子供達が気軽に遊べるようにと考えた日本発祥の遊び出そうです!

近年では健康増進のため老若男女みんなが楽しめるスポーツにゲートボールが再度注目を浴びているそうな。
ゲートボールの映画が今年2023年春にあったのをご存知ですか?「それいけ!ゲートボール桜組!」という作品で三遊亭円楽さんの最後の映画出演作品になってしまいましたが、日本ゲートボール評議員でありゲートボールを愛していたそうで。映画はいつか見たいと思います。
実際、自分も興味がありジモティーとかで募集していないか探してみると…あるではないか!?

来年にはパリオリンピックが始まりますし、スポーツブームが来るかと思います。
コーンホールやモルックなど手軽にできるスポーツも来てますし、その時にはゲートボールブームあるかもしれませんね。

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