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コロナ禍で繋がったラオスと日本の和|「結びの和プロジェクト」が始まるまで


皆さん、初めまして。「結びの和プロジェクト」メンバーの梨紗と杏優です!今回はこの記事を通して、何故私たちがこのプロジェクトをスタートさせたのか、これまでのストーリーを皆さんにお話したいと思います。

- - - - - - - この記事を書いている人 ✏︎ - - - - - - - 

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久保田梨紗
神田外語大学イベロアメリカ言語学科スペイン語専攻3年
1999年生まれ/埼玉県出身
大切にしている価値観:迷ったらワクワクする方へ。出会うことで成長する

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山之内杏優
神田外語大学イベロアメリカ言語学科スペイン語専攻3年
2000年生まれ/千葉県出身
大切にしている価値観:巡り合わせた人や物事との「ご縁」を大切にすること。思い立ったらすぐ行動すること

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1. 初めて立たされた、危機的状況

私たち2人は、2020年夏から交換留学が決定していました。語学留学をするために梨紗はスペイン、杏優はメキシコに飛び立つ予定だったんです。

1年生の時から2人で切磋琢磨しあい、2年生の後期にようやくその権利を手にすることが出来て本当に嬉しかったです。「来年は1年間離れ離れになっちゃうなんて寂しいね~(笑)」と笑いあっていたのも束の間。状況は一変しました。

2019年12月に中国・武漢で最初の新型コロナ患者が現れ、瞬く間に世界に広がり、2020年3月には日本でも緊急事態宣言が発令され、夏の渡航が出来なくなるかもしれない危機に立たされます。

「なんとしてでも留学に行きたい!」私たちの願いも虚しく 、4月23日の留学中止の宣告をもって留学の切符は無効となりました。

勉強のモチベーションが消えてしまったこと、大学にも行けずに毎日一人でパソコンに向き合わなければいけない状況から、虚無感や孤独感を感じる日々が続きます。それと同時に、焦燥感にも駆られていました。

私たちはこのまま何もできないまま、大学を卒業してしまうのだろうか

2. オンライン授業から繋がった「ご縁」

何も大きな成果を得られないまま大学3年生の夏休みを迎えてしまいます。
大学の授業を受ける意義を見いだせず、虚無感でいっぱいの大学生活。でもこれを、大きく変える出会いが夏休みにありました。

夏に受講したSDGsの授業でゲストスピーカーとして来て下さった、NPO法人のSupport for Woman’s Happinessさん(以後SWHさん)です。

SWHさんは様々な困難に直面する世界の女性が、自信を持って自分らしく活き活きと暮らせるようにサポートするNPO団体。人身売買、HIV感染症、被虐待児や障がい等の様々な事情を抱えたラオスやネパールの女性が、自分らしく自分の人生を歩むことで、「幸せ」を手にすることを活動目標とし、必要な自立支援や職業訓練支援を行っています。

この出会いは、暗闇にいた私たちを光ある方へ導き、そして現在行っている活動のきっかけになりました。

授業では、ラオスが日本のように観光資源で生計を立てていて、コロナウィルスによって観光収入0、回ってくる仕事が激減しているという現実を学びました。

SWHさんは当時、日本からの発注を増やし、オーダーを止めないために新しい企画を始動していた時でした。それがのちに私たちが参加する「結びの和プロジェクト」です。

このプロジェクトをSWHさんから授業中に紹介して下さった時、「私たちに何かできることはないか」「少しでも力になれないだろうか」と強く感じ、この気持ちがあったからこそ、私達は無気力な大学生活から脱出することができました。今の活動の原点になります。

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ここから私たちの行動力はこれ以上ないほどに高まって、まさに「行動力の化身」です(笑)すぐさま担当の先生にSWHさんの連絡先を聞き、良い返答もいただき、幸先い良いスタートを切る事ができました。

しかし、大学側はコロナウィルスを懸念し、活動の許可をもらうことに一苦労。悔しすぎると思いつつ、それでも協力してくれるゼミの仲間が5人も集まり、私達も含め7人で活動を進めることができました。

3. プロジェクトメンバーと初めて対面で会えた11月

具体的な活動は2つ、SNS媒体を使った「結びの和プロジェクト」の既存の製品や活動の戦略的PR活動と若い女性をターゲットとした新製品開発です。

活動が始動し、コロナウィルスが少し落ち着いた11月、ついにSWHさんの代表の方と大学内で30分という限られた時間でしたが対面することが実現しました!

今まで一緒に活動してきたゼミの仲間とも初めて対面で会うことが叶い、製品の撮影会を行うことが出来ました!

「人と会うことができる」ことは当たり前じゃない!日常生活の有り難さに改めて気がつきました。

SWHさんや仲間と会えた時の喜び、コロナ禍でも沢山の人々に出会え広がった「ご縁」はこの先も大切にしていきたいと思った瞬間でした。

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4. 今後の展望:もっと結びの和を広げたい!

分岐点になった夏休みからもう半年経とうとしていますが、私たちはこのプロジェクトにまだまだ満足していません!!

現在私たちが運用しているInstagramアカウントのフォロワー数は54人。実は当初の目標はフォロワー1000人で、まだ目標達成していません。

また私たちが提案した新製品のアイデアは無事販売されましたが、今後も「可哀想だからではなく、可愛いから手に取ってもらえる」製品を考えていきます!

つまり…『私たちの旅(プロジェクト)はまだまだこれから』なんです!!!!!!!より良いコンテンツの提供・新たな提案を通して、新しい輪を広げていきたいと考えています。

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ここで私たちの記事を最後まで読んでくださった方、これも何かのご縁です。ぜひフォローをお願いします!今後の活動と私たちの成長を見守ってください。あなたの関心で、繋がる和-わ-があります。

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*Instagram @musubi_girls
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