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令和5年経済学・経済政策第2問

本日は、経済学・経済政策から。

第1問は、「これ、いいの?」と思うような問題でした。
新聞を読んでいても、あまりピンとこない僕でも、流石にこれは知ってる…という問題。

続く第2問で、さっそく間違えました。
2010年以降の日本の経済収支に関する問題です。
今ひとつピンと来ないまま、正直適当に選択肢イを選択して間違えでした。
累積棒グラフ±版に示された収支項目について、サービス収支、貿易収支、第一次所得収支を当てはめる問題です。

まずもって、第一次所得収支が何かわかりませんでした。
「海外投資から得た利子・配当など」なんだそうです。
正答の選択肢エにあるとおり、経常収支項目の中で常に一番多く、毎年2/3〜4/5程度を占めているんですね。

貿易収支がマイナスに転じた…っていうのをニュースで見たことがあったので、何かわからない第一次所得収支より、言葉としてイメージしやすいサービス収支に賭けてしまいました。

海外投資から得た利子・配当などが、経常収支項目において多い…というのは、解答を知ってもなんかイメージしにくいです。
どうしてこれだけの額を占めるのか…というと、「日本が過去に貿易で稼いだ巨額のお金を海外に投資し続け、大きな資産を形成してきた結果」なんだとか。(参照:https://imidas.jp/ichisenkin/g03_ichisenkin/?article_id=a-51-119-14-11-g204

「なるほど」とも思えるし、「そんなに!」とも思えます。
こういうのが経済のダイナミズムなのでしょうか。

にしても、第1問は常識と思えましたが、第2問も常識なのでしょうかねぇ。
この歳になって…ではありますが、社会的常識として、こういうことをしっかりと押さえられるようになりたいです。

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