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八極拳の八極小架(小八極拳)の教習法!!小八極拳の種類

八極拳には、八極小架(小八極拳)と呼ばれる套路(型)が存在します。

当教室で練習している八極拳は、名人と呼ばれた李書文の晩年の技術を継承しており、台湾の武壇から蘇昱彰に継承されたものです。


八極小架(小八極拳)の種類


この八極拳の八極小架(小八極拳)には、複数の形が存在します。

ベースとなる形は、中の型(中の中)などとも呼ばれるもので、全ての形はこれの派生でしかありません。

私の知る限り、少なくとも5種類程度は存在します。

また、各招式にも複数のバリエーションがあり、それも含めれば更に多くの形が存在する事になります。


八極小架(小八極拳)と硬開門


例えば、八極小架の最初に出てくる、左右トウ脚から右献肘の動作は、硬開門に変化させる形もあります。

これらの複数の形態は、教習の過程で生成されました。

八極小架(小八極拳)の硬架


例えば、八極小架には、小の型(小の小)と呼ばれる形態があります。

これは、一般的には硬架とも呼ばれ、明勁を連続的に打ち出す風格を持ちます。

本来、八極小架は、静を練る為に練習する套路です。

しかし、この練習は、極めて身体への負担が大きく、続かない練習者が多かったため、このような形態が生まれました。

また、対外的にも見栄えがするため、一時期は演武用に使われました。

練習生の質に合わせて、内容を変えて伝えたと言えます。

蘇昱彰派の教習法


蘇昱彰派では、このような複数ある八極小架の教習は行わず、八極拳の基本練習として、金剛八式(金剛拳)と丁字八歩式の練習を採用しています。

これには色々な意味がありますが、複数の八極小架を練習した生徒が、身体や精神において多用性をなくさないためです。

実際、八極小架の練習のみを行った練習生は、二段階以後の技術や用法に適応できない傾向にあります。

つまり、身体や精神が明勁の段階で止まり、質の転嫁ができないという事です。


八極小架(小八極拳)と練習生


私自身も複数の八極小架を学びましたが、覚えているだけで、前述の理由解説と共に、練習する必要はないと言われました。

例えば、前述の八極小架の小の型を学んだ時は、地方に住む人間に教えるついでに学びました。

八極拳を好む人間を満足させやすい套路だったようです。


当教室の教習法


当教室では、このような多用性を失わないような練習として、金剛八式(金剛拳)と丁字八歩式の練習を行っています。

また、蘇昱彰という人物は、武術家としては天才的な能力を持っていました。

この蘇昱彰の教習法を大きく変更するためには、それ以上の能力が必要です。

そのため、このような大枠の部分の教習内容については、蘇昱彰の教習法を基準としています。




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