生活とお金は切り離せないものですが、大人になるまでお金について良く考えたことってなかったです。
お金は多ければ多いほど良いと思っていましたし、主婦雑誌の節約特集を見ては闇雲にやってみた頃もありました。

ですが、お金との付き合い方ってお金が有る無しだけでは図れないというのが大人になってわかってきました。

闇雲に節約してもお金がたまらないのは、無理なダイエットを繰り返してはリバウンドする感覚と似てるんじゃないだろうか。
意味のない節約って、何か悲しくなってきませんか…？
「お金を使わない」ことが目的になっていると、我慢ばかりで続かない節約生活になってしまいます。
節約もダイエットも、無理なく続けられるのが一番だと思うのです。

逆に、お金があり余るほどあっても、カツカツになっている人もいます。
お金があっても、使い方が下手くそだと結局いつもお金がない！という状態になってしまうんですよね。

お金の使い方、とにかく安ければ良い！と思っている人多いと思います。
もしくは、高ければ大丈夫！と思っている人もいるでしょう。

危険なのは、価格で判断してしまうこと。
モノを買う時には、それに見合った価格かどうか？をよーく見る必要がありますよね。
例えばお洋服だったら、縫製は？お洗濯でヨレないか？使用頻度は？自分のワードローブと合うか？…といった事を総合的に考えて購入しますよね。
そして＋α 絶対考えるべきことが
そのお洋服でどれだけ自分が幸せになれるのか？
ということ。

少しスピリチュアル的ですが、
お金を使う時は、それによって幸せになることに使うと、どんどん運が回ってきます。
これ、ビジネスで成功している方、大体みなさんこう仰るんです。
自分が幸せになるだけでなく、家族や友人など大切な人が幸せになるために使うのも◎
とても尊敬する社長さんが常に誰かにプレゼントできるように、とデスクの中に包装されたハンカチや日用品をいくつもストックされていました。
そういうお金の使い方、素敵だな！って思いました。

お給料についても、昔とは少し感覚が違ってきているように思います。
昭和の時代は、とにかくお金を多く稼ぐことが正義！
たくさん稼いで、高価な車やバッグを持つのがステイタス！

ですが、今の時代はお給料はそこそこでも、自分の時間を確保して趣味や家族との時間に使いたい。
お給料が高くても、プライベートの時間を犠牲にするのは幸せではない。そういう時代になっていると思います。
まさに、コスパを重視する時代になった。
お金との付き合い方が上手な人が増えてきたのかなって思うのですが、どうなのでしょう。

私の息子たちは、ひとりは公立高校、ひとりは私立高校おまけに寮生活でした。
これだけ聞くと、私立&寮生活ってすごくお金かかったんじゃない？
って言われます。
ですが、携帯禁止、お小遣いは月5,000円程度。何より食事の支度がなかったというのは大きい！
そして大学は指定校推薦。

長男は公立高校でしたが、部活、送り迎え、毎日のお弁当、朝ごはん&夕ごはん、塾通い、お小遣い、その上携帯持たせて…ってなると結構お金かかる！
何より、親のやることが多い。
そして大学受験は、７校１０学部受験して、最後の最後までドキドキして、受験の際はホテルを何泊も予約して…
私も一回着いていって…精神的にもお財布的にも大変でした。

正直、毎日のお弁当作りを楽しめるタイプではないのもあり…
体感も含めると、私立高校&寮生活はとってもコスパの良い選択でした。

最近の私は、仕事の分量が多くコスパの良い働き方とは言えないのが悩みどころ。