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女性活躍の長い長い道のり。

私がとっても尊敬している大大大先輩がいます。
私が「カノ先生」と呼ぶ彼女は御歳70代。もしかしたらほぼ80代かも…アラエイティ?
彼女は元国連職員で、道の駅における女性の活躍についてずーっと研究されている方です。

道の駅で働く人や、農産物を出荷する人はほとんが女性。
彼女は地方の女性の役割や道の駅を起点にした活動、地方の女性活躍にずっと尽力されてきました。

先日、カノ先生からお電話をいただきました。
土木学会での講演の予定があるとかで、道の駅での女性活躍についてをテーマにしたいから話を聞きたい、という事でした。

カノ先生は、
「今年こそ、女性活躍元年よ!」
とおっしゃっていました。
「そんなに長く活動されているのに、今ですか?」
と尋ねたら、これまでのムーブメントと明らかに違うと。
「今度こそ、本当に変わるわ!」
と本当に興奮気味にお話されていました。

そして、私も初めて聞いたのですけど。
国連時代に体験した他国との違いや、121位ショックについても教えてくださいました。

彼女が日本の女性活躍について心を砕いて、いったい何年経ったのでしょうか。
本当に長い長い道のりだったんだなぁ…
と実感しました。

私でさえ、20年前の状況と全く変わらないことに愕然としているのに。
カノ先生は前線に立ちながら、何度こんな気持ちを味わってきたのかと思ったら気が遠くなりました。

今、こうして起きているムーブメントは、これまでこうして尽力されてきた沢山の女性達の努力や犠牲の上に成り立っているんですね。
森前会長の辞職や再発防止を求める署名を展開した若い女性グループや、30代、40代の女性活躍のアイコンとなっている女性社長たち。
もしかしたら、私さえそのアイコンのひとりなのかもしれません。
地方では、モデルケースが少なすぎるので…

ですが私たちは、日本の女性活躍の長い歴史の中で、今アイコンとなる役割を担っているかもしれないけど、長い長い歴史の中でこの役割を作ってきた人たちがいることを忘れたくない。
彼女たちの想いに答えるためにも、次世代のためにも、恐れずに活動をしていきたいと思いました!


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