コロナ禍のせいもあってか、子供たちの悲しいニュースが続いています。

完璧を目指そうとしていた私の子育てライフ。
その後、20年経って大爆発するのですが…

女子なら誰もが、良い妻、良い母、良い嫁になるにこした事はない。と思ってしまうものなのではないでしょうか。

ですが、どれもを完璧にすることなど無理ゲーと気づくのは誰もがいつも、一歩遅い。

年子の男子２名をほぼワンオペで育てており、毎日追いかけられながら過ごしていました。
ご飯を食べさせて、お風呂に入れて、寝かしつける。
そのまま一緒に眠ってしまい、目が覚めると夕ご飯のお皿はキッチンにそのまま。
その光景を目にする度に自己嫌悪に陥り、ガッカリするのでした。
ある日、私は決めました。
「夕ご飯の片付けは、翌朝で良いことにしよう。」

それでずいぶんと心が軽くなり、余裕が出たことを覚えています。
そして、家を建てる時には食洗機を買いました。

今は、広い家に猫もいるのでルンバに頼っています。
子育て中ほど追いかけられる生活ではないですが、何かに頼ること、自分を許すことで余裕が生まれて見えてくること、できることが増えます。

子育て中にやらなければいけないのは、自分を許して、やらない事を決めること。です。
絶対に完璧を目指してはいけない。
文明や機械に頼ったり、パートナーに頼ったりしながら自分の心の余裕を確保してください。

無知や性格が理由ではなく、人は余裕のない時に本当におかしな判断をしてしまうものだと思います。

スタッフを指導する時にも”この人はこういう性格なのか、勉強不足なのか、それとも何らかの理由で余裕がなく、判断能力が落ちているのか”ということをよーく考えるようにしています。

スマートな親友は
「はとこさん、IQが下がっているんじゃないかしら。判断がおかしいわよ」
と言って、私に余裕がない時には指摘してくれます。
そう言って理解してもらえるだけでも、気が楽になるものです。

目先のお金ばかりに目がいくと、ルンバを買うより自分で掃除したほうが安い。洗っても10分くらいだから、食洗機を買うのはもったいない。
そのように考えがちですが、その時間手が空くことでできる余裕の価値は計り知れない。

今、私が一番欲しいのは乾燥機付き洗濯機。
お洗濯を干したり畳んだりするのは嫌いじゃないんだけど、乾かないストレスとか、洗濯機を回すのが夜になってしまったりとか。
あと、家の中にお洗濯が干してある風景があまり好きじゃない。

それがなくなったら、私の時間と気分は良くなると思うんだ。
ママだって、気分が良くなっていい。
むしろ、ママこそ気分が良くなったほうが良い。

子供を守るためにまず、やめても良いリストを作るところから始めましょう。