はとぽっぽー

京都の大学院生で、美術史、美術全般に主に興味があります。作品の根本には人間の考え方など…

はとぽっぽー

京都の大学院生で、美術史、美術全般に主に興味があります。作品の根本には人間の考え方などがあるため、他にも民俗学、心理学、哲学など多方面の理論や手法も積極的に取り入れて考えようと思います。 このnoteでは書籍紹介や自分の考えを拓きたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

最近の記事

はとぽっぽーの自己紹介兼サイトマップ【更新中】

名前:はとぽっぽー(今後クリエイターとしての名前なども公開しようかと思いますがひとまずこれで) 由来は鳩がですね、好きだからですね。 5秒で考えました。 SNSアカウント 他には行っておりませんので余裕ができれば拡大も視野にはいれます。 投稿はこちらにしか基本行わなさそうなので拡散ご協力いただければ超うれしいでございます。どうぞよろしくお願い致します。 趣味、好きなこと とにかく多いので列挙します。(都度更新予定) 今の仕事、今取り組んでいること 今は大学院生で

    • 【続編】「美術」と「呪術」を交差する【ゲームというメディアアート】【ゲーム紹介】

      【本文3000字程度、画像4枚、動画引用あり】 前回の振り返りと呪術の前提前回の投稿の続きから少し延ばした記事になります。 前回の振り返り  前回、呪術というのが対象者にとって不可視のものであるが故に効力を持つのではといった内容だったのでした。  そして今回は、現代の「呪術」の視覚化からお話しようかなと思います。  というのもイメージの可視化を共有する手段は限られており、呪術はこれまで音声や身体動作や道具(呪具やお札)のような媒体を経由して理解できる存在でした。  

      • 湖西・湖北地域グーグルマップ適当すぎじゃないですか笑 多分日本一適当な地図してるかもしれない

        • 「美術」と「呪術」は接続できるか

          【1000字程度】  「呪術廻戦」、アニメは一旦落ち着いて充電期間といったところでしょうか。  僕は視聴以前から呪術そのものに興味はあったので、いざなぎ流であったり陰陽師のお話など書籍で読み漁ってみたり。  呪術という存在が学問的にどう扱われているのか、初めての方は小松和彦さんの『憑霊信仰論』など触れていただけると分かりやすいのかなと思います。  読み物としても面白かったので是非!!  (リンクの貼り方学んでみました!!)  いつか書籍紹介にするのも良いかもしれないです

        はとぽっぽーの自己紹介兼サイトマップ【更新中】

          note始めて一週間ほど経つので、自分用ですが意識したいリスト ・サイトマップの作成(5記事作ったら) ・見やすい記事の作り方 ・字数1000くらいで読みやすいライトめの記事 を意識したいと思います。 皆様から多くのこと、学ばせて頂きたいと思います。 宜しくお願い致します。

          note始めて一週間ほど経つので、自分用ですが意識したいリスト ・サイトマップの作成(5記事作ったら) ・見やすい記事の作り方 ・字数1000くらいで読みやすいライトめの記事 を意識したいと思います。 皆様から多くのこと、学ばせて頂きたいと思います。 宜しくお願い致します。

          「英知」と「叡智」 ∀ガンダムのロランの名言はどちらだろうか【人間と「力」の向き合い方】【SF】

          (3000字弱)  素朴な疑問が浮かんだのでちょっとまとめてみますね。  皆さんは∀ガンダムを観たことがありますか?  それまでのガンダムと毛色が全く異なる作品で、雑に紹介すると近代化しようとしていく世界に、ぽっと出てきたやべーやつ(∀ガンダム)と月に住む人間(ムーンレイス)が現れ、急速に変化する世界に困惑する地球人の関わり合いを描いた作品です。  個人的には、テクノロジーを扱いきれなくなる人類に警鐘を鳴らしている良いSF作品だと思います。 というのも現代が直面している問

          「英知」と「叡智」 ∀ガンダムのロランの名言はどちらだろうか【人間と「力」の向き合い方】【SF】

          【書籍紹介】岡本太郎『今日の芸術』と僕のメメント・モリ(3500字程度)

           さっそくですが、メメント・モリをご存知でしょうか。  ラテン語で「自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな」「人に訪れる死を忘ることなかれ」という言葉らしいです。  悲しいことや辛いことがあって足が止まったりすると、いつもこの言葉が頭をよぎります。  だからこそ前に進まなければならない、と先人に背中を押されるような温かみを感じることばだと思います。  今回はそんな瞬間瞬間を必死に生きようと、世界と向き合うことで心の内にある歓喜を呼び起こすことが大切なのだと教えてくれた、岡本太郎さ

          【書籍紹介】岡本太郎『今日の芸術』と僕のメメント・モリ(3500字程度)

          美術史を学ぶ僕の思った、宗教美術と現代美術

           初めまして、この文章を開いてくれた方へありがとうございます。  自分の考えをすこし可視化したかったので一筆したためてみました。  さて、僕は現在大学院生で美術について調べたりなどをしております。  特に日本の彫刻史について研究しているのですが、僕は大学に入る以前は美術=絵画のイメージしか持っておりませんでした。立体美術や宗教芸術について学び、芸術には視覚的要素だけでなく、視えない「観念」をいかに表現するか工夫が凝らされているのだと気づきました。  浅学な自分ではありますが

          美術史を学ぶ僕の思った、宗教美術と現代美術