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ときめきメモリアルGS4 白羽空也 感想メモ

※2023年12月にfusetterに書いたメモの再録です。

初対面の事故チューからの「ほっぺにキス、もらいました」が好きすぎてこの時点で「最高や!」ってなってた。ときメモGSの男達って基本的に童貞かつ彼女がいたこともないと思ってるけどコイツは少なくとも元カノとキスまでは済ませてるだろ。

(と、この時は思ったけどクリスマスイベントの「この雰囲気のまま恋人ならキスするんだろうね」って言ってるのを見ると彼女とキスしたことなさそうなんだよな。慣れてるわけじゃなくてキスで動揺するほどの自我がないのかもしれない。それはそれで興奮するので良い)

最初にキスした話はこの後ずっと空也から言われ続けるし告白後のキスも2回目扱いなのがいい。
事故チューのスチルがあったり「セカンドキスだね」って言われるのがGS2ファンへのサービスで嬉しいね。
密着取材のことをデートって言ったり初期からヒロインに好意的なのもいいんだよね、大地もだけど白羽兄弟のデフォ惚れはとても良い。

はば学の文化祭に兄弟で遊びに来てそこからはね学の文化祭に連れられる話がとても好きで、なんでかっていうと空也の関西弁が(多分)最初に出てくるから!
大地から「姉も兄も外では標準語だけど家では関西弁」と聞いていたけどちゃんと聞くとマジ……やば……大阪弁じゃなくて京都弁なのがまた妄想を掻き立てられるよ!ADVモードでおかわりもらえるのもムホホwだった。

からの進路決定イベントがやっばかった……。

進路のこと何も決まって無くてフラフラ生きてた空也が主人公が一流大学に進学するって言い出したことで「浪人するよ」「一年浪人して、君と同じ大学を目指す」って100%主人公に依存した進路を潔く決めちゃうところがすっごい好きなんだよなぁ。
Twitterにも書いたけど、フワフワ浮世離れしてて地に足の付いてない感じの男がヒロインに惹かれることによって辛うじて繋ぎ止められてて真人間になっていくやつ、ドドド性癖でヤバだった。ヒロインが空也と世界を繋ぎ止める唯一のよすがになってるんだよね、その危うさとか依存度合いとか、なんだろう……「ヒロインが空也を繋ぎ止めてあげないとこの人危なっかしくてしょうがないよな」ってところが本当にカップリングとして好きなのよ。
ヒロインは空也に依存してないけど空也はどっぷり空也に依存しきってるのがいい。

バレンタインに手作りチョコをくれるとこも好きです。
「(海外では)好きな人に、プレゼントを贈る日だから」ってストレートに好意を伝えてくるとこほんと好きなんだよな。

その後、姉の家の固定電話から毎回非通知で電話を掛けてくるマンになるわけだけど口ぶり的に空也はケータイ持ってないんだよな?本当に根無し草っぽくて最高設定じゃん!姉を「ねーちゃん」と呼んでいるのも良い。空也は弟属性かつ兄属性でつかみどころないのがいいです。
(大地くんは番号通知で掛けてきてるわけだからスマホ持ってるよね、バイト代で買ってるのかな……)

高校卒業後の空也はガラっと雰囲気を変えてくるわけだけど、最初見た時悲しすぎて泣きそうになっちゃった。
「もう、はね学の制服は着ないし、なんでも屋でもない」って何物でもない白羽空也が危うすぎて、パーカー姿のなんでも屋の白羽空也かえして!!!!!って叫びそうになった。
「やることの優先順位を変えただけだよ」ってとこちょっと怖くない?意味合い的には「流されるまま困っている人を場当たり的に助ける」→「ヒロインと一緒にいることを最優先にしつつ可能な限り周囲を助ける」なので、まあ多生健全な生き方に変化してるんだろうとは思うけどフワフワとつかみどころない空也が恋しいよ……。
そんな風に考えている時期が私にもありました。

この後のクリスマスイベントで、ぜ~~~~んぶどうでもよくなった!!!!!

「君は、ボクを現実に連れてきてくれて、ちゃんと地に足を着けさせてくれた。地上の天使だ」

これこれこれ~~~~!!これよ!!!!!!
私の好きなやつそれです!!!!!!!!!
ヒロインと出会う前の空也が糸の切れた凧だとしたら、ヒロインと出会った後の空也は糸で繋がれた凧で、それは空也にとって幸せなことなんだろうか?空也としたら深いことを考えずに自由に空を漂っていた方が幸せなんじゃない?って思うんだけど、空也にとってはヒロインに繋がれていることは「魔法にかかったような気分だ」って幸せなことなんだって言ってくれるのがすごく安心した。
なんかちゃんと空也とヒロインがこの後幸せになってくれるんだろうなって思えてすごくいいイベントだった。

「恋人ならキスするんだろうね」「はは。そんなことしないから安心して」「それに、今さらでしょ?ボクたちは一度、キスしてるんだから」
この言い方は本当にずるいし、ボクたちは実質恋人みたいなもんじゃない?みたいな、こういう台詞回しも好きなんだよな~。

しかし「一年前まで、抜け殻みたいに、ただ流されるまま過ごしていた自分がいたなんてウソみたいだ」って、京都在住時に女に振られたのをずっと引きずってたって言われたら信じてしまうが?
(元カノとかそういう話題がここまで一切出てこなかったのでこの辺りで私は空也がもしかしたら童貞かもしれないと想い始めて戦慄した。こんな、好きな女に対してイケイケドンドンな男が、童貞……!?)

告白は今までのイベントの集大成なんだけど「君は、どうしようもないほどつまらなく生きていたひとりの男を救ってくれた」がもう空也とヒロインの関係性の全てで、このセリフがもう天才的で最高だよね!

大学進学後にヒロインとべったりしてて空也は甘えん坊っていうのは私としては「エッチな妄想をしろ」と言われているようなもんなので妄想するけど、付き合い始めてからスキンシップ多めでイチャついてるのに一線を越えることは中々ないまま耳とか脇腹とか敏感な所を触れてばっかりでヒロインは欲求不満にさせられてしまって、でも空也はヒロインとくっついてるだけで満足してるから直接的な部位に触れることはない、っていうもどかしい関係を半年とか一年くらい続けていて欲しいですね。


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