小さなフクロウくんの旅立ち 〜Project OWL〜

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……

おや、フクロウくん、どこへ行こうとしているんだい?

……

……

え?旅に出るって?

……

やめておいたほうがいいよ。

お金も時間もかかるし、危険が一杯だよ。ここには食べ物もたくさんあるし、安全な寝床もある。こんなにいい場所はないよ。

……

……


それでも行くって言うのかい?

だったら行ったほうがいい!!

……

……

ごめんね、少し反対してしまって……。

君はとっても小さいから心配してしまったんだ。

旅に出るのはとてもいいことだよ。

……

……

暖かい場所を出て、冷たい風に吹かれておいで。

きっと何かが見つかるはずさ。

小さなフクロウくん、良い旅を!



こんにちは。中村慎太郎と申します。

2013年にふらっとサッカーメディアの世界に迷い込んで以来、著作『サポーターをめぐる冒険』(ころから)を書いたり、ブラジルW杯への1ヶ月の滞在記『Jornada』を書いたり、あるいは、ニコ生公式で日本代表戦の実況・解説をしたりしています。

この記事はOWL magazineの巻頭言であり、Project OWLの開幕宣言であり、ぼく自身の所信表明でもあります。ちょっとわかりづらいかもしれませんが、Project OWLという大きな目標の第一歩が、このOWL magazineの刊行なのです。

OWL magazineは、旅とサッカーの魅力を表現することで世界を繋げていくことを目的にしたウェッブマガジンです。noteの「共同編集マガジン」というシステムを利用して、多数の書き手による寄稿から成り立ちます。

単なるウェッブメディアに止まらず、紙媒体の書籍化、参加者が交流できるような取り組み、世界に羽ばたく若者を支援する機構などを整えることも視野に入れています。詳しくは後述します。

Project OWLは、2018年12月、ぼくの呼びかけから始まりました。当初は「旅とサッカーを描くサポーター記事」を中心としたウェッブマガジンを作る企画でしたが、プロジェクトに共感する仲間が増えると共に、段々と話が大きくなっていきました。すべての始まりはこの記事です。

ただのウェッブマガジンを作るだけでも実現が難しいのではないかという疑念もありましたし、少し自信を失ってしまうような時もありました。何せ話が日に日に壮大になっていったからです。しかし、そんな時に、子供の時から大好きな作家ジュール・ベルヌの言葉が寄り添ってくれました。





【Français. 】
Tout ce qu'un homme est capable d'imaginer, d'autres hommes seront capables de le réaliser.

【English】
Anything one man can imagine, other men can make real.

【日本語】
人間が想像できることは、人間には実現することが出来る。


フランス語のニュアンスはわからないのですが、英語を読んでみると和訳とはニュアンスが違うことがわかります。主語に注目すると、「one man = 一人の人間」が想像したことは、「other men = 他の人達」が実現することが出来る、となっています。

ぼくがこれから話すことは、実現が難しいと言われてしまうかもしれません。しかし、一人では無理でも、みんなの力を借りたら実現するかもしれないのです。

大切のなのは志を立てること、実際に手を動かすこと、
共感してくれる仲間を増やすことです。

そして、ぼくの小さな想像は、頼もしい仲間を集めてくれました。

今、旅とサッカーのマガジンを作るという夢を、Project OWLのメンバーが達成してくれようとしています。

そして、次の想像は、これから出会う誰かが一緒に達成してくれるかもしれません。もしかしたら、この記事を読んでいる皆様の中にいるかもしれません。

あるいは皆様が描く夢を、一緒に達成していくということも出来ます。どんなことでも、志を持って、立ち向かっていけば、必ず達成することは出来ます。もちろん、本当に無謀な挑戦もあるので、何でもかんでも、とは言えませんけど。

Project OWLはどんなことを想像しているのか。そして、この先もっと想像力を膨らませることは出来るのか。まだ荒削りではありますが、是非覗いて行って下さい。

さて、Project OWLについて語る前に、このテーマについて考える必要があります。

ワールドカップは誰のもの?

こちらは、ブラジルのサンパウロで行われたブラジルW杯ベスト16、スイスvsアルゼンチンの試合前に撮影した写真です。試合前には両国のサポーターが楽しそうに写真を撮りあっていました。

世界最大のスポーツの祭典といえばオリンピックを想像する方も多いかもしれませんが、世界におけるTV視聴者数や関連する経済規模などはFIFAワールドカップのほうがずっと大きいです。

そのワールドカップは誰のものなのかという疑問を投げかけた時に、いくつかの視点が出てくると思います。国単位で考えるのか、地域で考えるのか、個人なのか団体なのか、選手なのかスポンサーなのかファン・サポーターなのか。

物差しは何でもいいのですが、ここでも国単位で考えてみます。各大陸の予選に参加しているすべての国のものだとした場合、209カ国が参加しています。

しかし、ご存じの通り、本大会に出場するのはわずか32カ国です。そして、そのうちグループステージを突破して決勝トーナメントに進出するのは16カ国。最終的にカップを掲げるのはわずか1カ国です。


どの国にとってもワールドカップは平等でしょうか?

機会においては平等と言うことも出来るかもしれません。しかし、経済大国の日本と経済規模は小さく、人口も少ないネパールにとって、ワールドカップは同じような価値を持っているでしょうか。

どういう価値判断をするかによりますが、私はサッカーが強い国のほうがサッカーから利益を取ることが出来るのではないかと考えています。

スーパースターの経済学という考え方があります。スーパースターは多くの人に知られていて、代わりがいないことからとんでもない高額の収入を得られるようになります。別の言い方をすると、知名度が高いスーパースターに富が集中します。

FIFAワールドカップが開催され、世界がサッカーに熱狂した場合、人々の関心は金銭価値へと換算され、スーパースターを擁するサッカー強国へ、つまりヨーロッパや南米へとお金が流れていきます。

みんながモドリッチやメッシの話をします。そして、彼らの名前がついたユニフォームを買ったり、彼らの出ている試合を見ます。

一方で、ចាន់ វឌ្ឍនាកា,のユニフォームを買う人は少ないでしょう。ចាន់ វឌ្ឍនាកា,と書いても読めませんね。クメール語です。英語で書くとChan Vathanaka、チャン・ワタナカです。

ここまで言えば知っている人も少しいるかもしれません。日本のクラブである藤枝MYFCに所属していたからです。出場機会はほとんどなかったようですが。

日本代表との対戦もあります。ハリルホジッチ監督時代にワールドカップ二次予選で戦いました。プノンペンで行われたアウェー戦では、流れを変えるジョーカーとして途中出場しました。

なんで知っているのかというと、カンボジアで働いているサッカー仲間のぴろぽんぴん(@piropon_pin )が、試合の前に教えてくれたからです。

カンボジアでは絶対的な英雄ですが、カンボジアにもワタナカにもワールドカップの恩恵はほとんどないでしょう。我々も、ワタナカの話はせずに、やはりサディオ・マネのプレーやジョゼ・モウリーニョの言動を追いかけています。

ワールドカップの利益はスーパースターが、ほとんど総取りすると言ってもいいと思います。

元々、サッカーは大人気のスポーツだったわけではありません。競技の認知度を上げるためにワールドカップは生まれました。国家対国家という枠組みを設定し、勝てば天国、負けたら地獄の残酷トーナメントを行うことで、ドラマ性を付与しました。

そのことによって、競技の認知度は飛躍的に上昇し、ワールドカップは、1競技の世界大会でありながら、300種以上の競技を行うオリンピックよりも巨大な存在になりました。

だから、ワールドカップを否定するつもりはありません。カップ戦というのはそういうものだからです。いくつもの試合が行われ、敗者の山が築かれ、たった1つのチームだけがが栄誉を得られる性質を持っています。そういうプログラムなのです。

ある種の理不尽性を伴う一発勝負だからこそのドラマを楽しむものです。カップ戦は、決して平等なものではなく、理不尽なものであるがゆえに、多くの人を引きつけます。

さて、FIFAワールドカップは誰のものか、という問いを立てましたが、これは強豪国か、名前の通りFIFAのものでしょう。もちろん日本も参加国の一つであり、2050年には優勝しようという目標を掲げているので無関係ではありません。

ただ、よくよく考えると日本代表は、サッカー協会が物事を決め、代表選手がプレーするものなので、我々が直接手を出せることは実はあまりありません。あまりにも巨大化しているため「あちらからの影響」はあっても、「こちらからの影響」は非常に与えづらいです。

日本を代表して試合をするわけなので一生懸命応援はしていますし、サポーターに出来ることを探すと言うことで草の根の活動することもありますが、心のどこかで無力感も感じることがあります。


本当に、日本代表は、我々のものなのだろうか……?


この点については詳しくは語りません。人それぞれ意見はあると思いますし、100%自分に属するものだと思って応援しているサポーターもいると思います。そのことを否定するつもりはまったくありません。

そしてぼくは、ワールドカップ日本代表という既存の大きな枠組みを否定したいわけではありません。


自分たちの頭をひねって、自分たちの手と足を使って、自分たちでお金を出し合って達成していきたいのです。

そういう思いから生まれたのが、Project OWLです。

ふー、ようやくOWLの意味を説明することが出来ます。ワールドカップと対になる存在であることを説明する必要があったので少し長くなってしまいました。
休憩代わりにコノハズクの写真でも是非どうぞ!!体長20センチくらいの小さなフクロウです。




というわけで続けます。OWLという言葉の意味を説明します。

OWLのOは、「Our = 我々の」です。
巨大化するサッカービジネスを前にして、我々が自分たちでやれることをやりたいという気持ちを込めています。

OWLのWは、「World = 世界」を表しています。
サッカーについて、あるいはスポーツについて何かをしようと思った際に、日本国内に止まらず、全地球的な視野から考えていきたいと思っています。

そして、OWLのLは……。何だと思いますか?実はここまでずっと話してきたワールドカップと関係しています。

OWLのLは、「League = リーグ」です。和訳がカタカナの外来語になってしまいましたが、リーグという単語の意味がおわかりでしょうか。

リーグという英単語は、何らかの同質性を持つ集まりのことを表します。同盟、連盟、仲間などです。メジャーリーグ、Jリーグ、なでしこリーグ、セ・リーグ、パ・リーグなどスポーツファンには馴染みの深い英単語です。つまり、○○リーグといった場合には、○○の仲間、○○の集まりというような意味合いになります。

Jリーグは、Japan Professional Football Leagueの略称で、日本のプロフェッショナルフットボール(のクラブまたは選手)の集まりと訳すことが出来ます。

そこでOWLです。


Our World League



直訳すると、「我々の世界」の集まりです。ぼんやりと意味が通ってきましたが、ちょっと意味が曖昧ですね。

実はもう一つ説明が必要です。サッカーにはカップ戦とリーグ戦があります。カップ戦は、ワールドカップの決勝トーナメントに代表される、負けたら終わりのノックアウト形式の大会です。

一方でリーグ戦は、総当たり式で全ての相手と戦います。サッカーの場合、ホーム&アウェーで1回ずつ試合をすることが多いです。ワールドカップもグループステージは、いくつかグループに分かれて総当たりのリーグ戦を行います。

つまり、同じグループの中で総当たり戦をするのがリーグ戦です。

Our World League

世界中の国々、あるいは人々と、総当たりでぶつかっていく、交流していくリーグです。もちろん、サッカーの試合をするわけではありません。我々が考えたやりかたで実施していきます。だから、Our League = 我々のリーグです。一人一人が考え、行動しながら何らかの流れを作っていきます。

そして、我々が世界と交流していくためには、部屋を飛び出す必要があります。

だから、我々は旅に出ます。


我々はもっと多くのことが知りたいのです。もっと色々なところに行って、色々な話がしたいのです。土地のおいしいものを食べて、観光名所に行って写真を撮って、居酒屋のおじさんと雑談をして、お約束のように道に迷って……。

そして、その場所にしかないサッカーを観戦します。観戦するだけではなく、その土地の匂いを嗅ぎます。この感覚は、旅とサッカーを愛する人ならわかってもらえると思います。

スタジアムに向かい、入場ゲートを探し、ゲートでチケットをもぎられ、コンコースを歩き、スタジアムの中へと突入する。熱気にあふれるスタジアムでキックオフを待ち、選手達のプレーに一喜一憂する。

どんな時でも、サッカー観戦は同じことの繰り返しです。しかし、土地が違えばすべてが違って見えます。不思議なことに、どの土地でも、その土地だけのオリジナルがあります。

我々は、旅とサッカーを通じて、多くの素晴らしい経験をしてきました。そして、多くの仲間を得ました。サッカーだけではなくヘルシンキにフィギアスケートを観に行った者もいます。アメリカのバスケリーグNBAを観に行きたいという者もいます。

色々なところへスポーツを見る、スポーツをすることを目的に旅をすることをスポーツツーリズムと言います。

OWL magazineはスポーツツーリズムを通じて、我々の手で、世界を繋げていくことを目的としたウェッブマガジンです。

もっとも、メンバーの中には旅をあまり好まない人もいます。あまり旅をする習慣がないのだそうです。しかし、旅は旅人だけのものではありません。旅を受け入れる人も必要です。あるいは、旅の話を聞いてくれる人も必要です。

旅は、旅人だけのものではありませんが、旅人には大切な役割があります。自分の足で、世界を繋げていくという役割です。


というわけで……


Our World League kicks off  today !!




今日から小さなフクロウたちが旅に出ます。どこに辿り着くかは誰にもわかりません。しかし、目線は高く、夢を抱きながら歩んでいこうと思います。


というわけで再び休憩です。今度はメンフクロウ。英名でMasked owlです。これは立ち上げメンバーの一人、峰麻美(Twitter)が大好きな鳥なのだそうです。「なんでメンフクロウじゃないの?大好きなのに!」と言われてしまったのですが、ちょっと眼力が強すぎませんか?!

(でも、お腹のモフモフ感は素晴らしい……)


さて、ここからは、Project OWLの内容を具体的に紹介致します。


【OWL magazine 】
このマガジンには、OWLの運営メンバーや、寄稿者からの「旅とサッカー」あるいは「旅とスポーツ」に関する記事を掲載します。ただ、この縛りは厳密なものではなく、自由な発想の記事も掲載していきたいと思っています。

書き手は、広く募集したいと思っています。クオリティを保つ必要があるため、一定基準の審査や、講習・演習は必要な場合はありますが、表現力を鍛えられる場としても機能させたいと考えています。

サッカーに関してい言うと、J1、J2、J3はもちろん、JFL、地域リーグなども視野に入れています。あるいは、なでしこリーグ、ブラインドサッカー、ビーチサッカー、フットサル、ソサイチなども対象に入ります。サッカー以外も面白いテーマですし、最初は書き手がいないかもしれませんが、積極的に取り入れたいところです。

例えば?テニス、ラグビー、ゴルフ、アメフト、バスケ、野球、格闘技などのメジャー競技も良いでしょう。7人制ラグビー、カバディ、フットゴルフなどもいいかもしれません。ホノルルマラソンを走ってみたというのも面白いテーマです。富里スイカレースという、スイカで喉を潤しながら走るマラソンもあります。

あまりやりすぎると何のマガジンかわからなくなってしまいますが、面白そうな企画は積極的にやっていきたいです。書き手の熱意があれば必ず良い記事になります。逆に話題性重視で、熱のない記事を載せることはしないつもりです。

形式はnoteを利用した月額制のウェッブマガジンです。無料記事や、無料部分も含まれるので、無課金でもある程度はお楽しみ頂けますが、執筆者に原稿料を支払わないメディアは、クオリティを保つことが出来ません。OWLの活動に共感して頂ける方は、是非ご購読をお願い致します。


【The publisher OWL】

OWLの出版部門です。OWL magazineの記事をまとめて出版するというのも一つの目標ですが、もっと際だったこともやっていきたいと思っています。

例えば、Jリーグで言うならば、一つの地域のマニアックな観光ガイドをサポーター有志で寄稿し合って作るというのはどうかなというアイデアが出ました。「鹿島サッカースタジアム 詳しすぎる周辺ガイド」みたいな本が出たら面白いと思いませんか?

鹿島神宮駅まわりのおいしいものを必死に探したり、暇な人に東京駅から徒歩で向かわせてどのくらい時間がかかるか計測したり、波崎のあたりで釣りやサーフィンをしてみたり、ジーコと飲んだことがあるホステスさんを探したり…….。これは怒られそうですが、ジーコに怒られるなら本望です。

塚原卜伝のゆかりの地を回ったり、伝説の五浦ハムさんが普段はどこでお店を出しているのかを調べたり、もつ煮込みの味の違いについて徹底リポートしたり……。

これは全クラブ、全ホームタウン、全スタジアムで実施することが出来ます。

あるいは別の企画で、アウェー旅をしたときにお世話になる地方のスーパーだけをレポートした「地方スーパー本」というものも出ました。誰がそんなものを読みたいのだという意見もあるかもしれませんが、私はそのテーマなら無限に文章が書けます。

あるいは世界に目をやって、オーソドックスにイタリアのセリエAと、その下部リーグのスポーツツーリズムを本にしてもいいかもしれません。こういう本は通常の商業出版でも出せそうですが、今の出版不況の状況を感じると、ただ作れば出せるようなものではないと思います。

本の出版というハードルは低くはないですが、大手出版社から出すことにこだわらなければ、話を聞いてくれる出版社さんはいるかもしれません。Zinや電子書籍ならばすぐに作ることも出来ます。OWL magazineの規模がある程度大きくなっていれば、出版流通のシステムを通さずに直売りすれば十分かもしれないのです。

紙の出版までは行きたいという話は最初から出ていますが、どうやって実現させていくのかはまだこれからです。フクロウの名の下に集った仲間達と一生懸命悪巧みをしながら実施していきたいと思います。

【Owl’s Forest】(仮称)
OWLに共感する方々が集まるオンラインコミュニティを運営します。

旅の話を通じて交流し、その結果新たな旅が生まれる。そういった連鎖を作っていきたいと思っています。

このOwl's Forestが、一番の肝になると思っています。最初に集まった運営メンバーはやる気に満ちていますが、10人弱のメンバーだけではあまり大きなことは出来ません。何かをなしとげるには、もっと仲間が必要です。

Jリーグにはサポーター活動を通じて仲間を増やし、人々を幸福にする機能があります。しかし、一つ問題があって、自分の応援しているクラブの仲間であり、しかも、身近な人としか交流しないケースが多いのかなと思っています。

そういったことを考えながら、コンセプトメイキングのためにこんな文章を書きました。

群衆の中の孤独とサッカー旅について

同じクラブを応援しているという繋がりは濃いようでかなり薄いような気がします。同じFC東京サポーターでも、好きな人も苦手な人もいます。それよりも、漫然とサッカーと旅を愛する自由な人とか、スポーツに夢を見て頑張っている人とかのほうが仲良くなることが多いです。

Owl’s Forestに入ると具体的に何が出来るのかというと、Slackというアプリを通じて、大人数が同時にオンラインチャットをすることが出来ます。チャットというと忙しい感じがしますが、昔懐かしの掲示板のようなものでしょうか。非公開なので外から見ることは出来ません。

Slackは、Facebookと違って匿名でも運用できるのがメリットです(ただ、運営にはある程度個人情報を出して頂く可能性もあります。これから詳細は詰めます)。

オンラインコミュニティを通じて、観戦会を企画したり、旅先で飲み会をしたり、あるいは何か面白い企画をしたりすることを目指します。

人が集まるとトラブルが起こることも想定されますが、有料のコミュニティには問題のある人が入ってくる可能性は低いとされています。前職で90人以上のオンラインコミュニティの運営に携わったため、ある程度ノウハウを持っています。参加者にとって快適で、良き人と良い繋がりが生じ、新しいことに挑戦していける場になるように努めたいと思っています。

Slackなんて聞いたことがないという方でも、導入して何度か触ればすぐに理解できます。最近では、えとみほさんが栃木SCの連絡ツールとして導入したことでも話題になりました。色々な話題を平行して進めていくのに優れたツールです。

具体的にどんなことをするのかですが、詳しくは未定です。3月1日予定のオープンまでには詳細を詰めますが、Project OWLをともに作っていくメンバーに入って頂きたいと思っています。

どんなことが出来るのかについて、ラフスケッチですがいくつか挙げておきます。まだアイデアなので確実に実施できる保証がないものも含まれます。


・旅とサッカー(スポーツ)を語れる仲間と知り合える
最初のメリットであり、究極のメリットです。サッカーと旅を愛する仲間と知り合うのは簡単なようで実はなかなか見つからないのかなという実感があります。また、旅先で出会うなどしても、すぐにバラバラになってしまいます。ホームタウンとしてオンラインコミュニティを作りたいと思います。

・OWL magazineへの寄稿
内容を編集部と相談の上。希望者は執筆についての相談にも乗れます。コミュニティ内部からの寄稿は執筆指導やアドバイス、編集と添削もいれることが出来ます。コミュニティ外からの寄稿は、著名人か、ハイレベルな原稿のみとすることになると思います。

・部活的な自由な活動
サッカー部、フットサル部、ソサイチ部、バスケ部、登山部などの運動系
読書部、音楽部、美食部、カラオケ部、バードウォッチング部などの文化系
文化系は旅とサッカー(スポーツ)に関係しているという題目があれば何でも良いことにしようと思います(チャントのための発声練習をするためにカラオケなど)。

・サッカー部
11人制サッカーのチームを作るのはずっとやりたかったことです。出来れば22人以上いて2チーム出来ると話が早いです。また。三ツ沢や西が丘などのJリーグの試合が開かれるような場所を借りてプレーするのも魅力的なプランだと思っています。あるいは例えば、鳥取のとりスタで、鳥取サポチームと練習試合、なんていうのも楽しそうですね。

・書籍企画への参加
書籍化へを自由に企画することが出来ます。大赤字が出ては大変なので、企画、執筆、編集、ブックデザイン、印刷、販売、流通を含めたビジネスプランなども組む必要がありますが、そういったノウハウを積極的に蓄積していこうと思っているので、チームプレーで解決できるのではないかと思っています。

・観戦会への参加
国内ではJリーグはもちろん南葛SCのような話題性のある地域クラブなど、海外ではプレミアはもちろんネパールリーグなどまで視野に入れて、観戦会が開かれるのが理想です。

・公式イベントへの優先参加、あるいはシークレットイベントの開催
サッカー(スポーツ)関連の書籍の著者やジャーナリスト、関係者などを招いたイベントを1〜3ヶ月に一回はイベントを開催しようと思っています。

・ミニ旅行?
思いつきですが、こういうのずっとやりたいのです。例えば、栃木でスポーツを見た後、温泉で卓球して乾杯みたいな。

・動画・音声チャンネルの企画、あるいは出演
こういったプロジェクトも立ち上げたいのですが、今はまだ手が足りていません。主導してくれる方は歓迎です。

・フクロウ部
フクロウの生態をガチで研究する部活。中村慎太郎か峰麻美が部長になる見込みです。

・釣り部
船釣りをして、釣った魚を食べながらBBQをする会です。昔そういうことをよくやっていたので、この趣味を復活させたいです。問題はどこをどうすればサッカーと絡むかです。フィッシングもスポーツであると言い張って、スポーツツーリズムとして活動してしまえばいい……のだろうか……。でも、いますよね。グアムとかで釣りに出かけるお父さん。

・ポケモンGO部
峰麻美親分がやる気になったら即できます。アウェー先でのポケモン採集はスポーツツーリズムです。


【Owlet Scholarship】(仮称)
フクロウの子供のことをowletと言います。このプロジェクトを達成させることが直近の目標の一つです。

旅とサッカーを通じて受け取った贈り物を、次の世代に渡したい。

奨学金的な機能を持つことが、Project OWLの最初の目標です。そのためにOWL magazineの購読者を増やし、Owl's Forestの参加者も集います。従って、Project OWLは、株式会社というよりも財団法人とかNGO、NPOのような性質のものを目指しています(実際にそういった団体として認可を受けるかどうかは別として)。

Scholarship制度はあくまでも仮名で、開始するにしてお最速で秋頃になると思います。なのでこの記事を公開する2月1日時点の想定を書きます。

◎どのような人を支援したいと考えているか

現存する奨学金制度は、高等教育機関への留学・就学(つまり学生の身分)に対するものがほとんどで、そこから外れる人はすべて自力で道を切り開いていく必要があります。

近年、クラウドファンディングなどで資金を募るなどの方法も増えていますが、スポーツの分野において、選手であれば実績がある場合はサポートが得られることもありますが、選手以外の仕事を目指す場合には簡単ではありません。

目指す仕事が一般的に認知されていないなどの理由で、継続的な支援を募るのはなかなか厳しい状況であると考えています。

そこでProject OWLではスポーツに関する領域で、以下のような若者を支援したいと考えています。

・世界の第一人者になるという志がある
・世界に新しい仕事や価値を生み出すという志がある

◎どのような支援が得られるのか?
「金銭的なサポート」
「定期的な原稿依頼」
「登壇依頼」
「活動に対する宣伝・告知のサポート」
「スカラシップ生同士の交流会」
「活動報告を本にするサポート」

Project OWLの経済規模がどの程度まで大きくなるかはわからないのですが、仮に直接的な金銭サポートが十分に出来なかった場合でも、出来ることはたくさんあると思っています。



Project OWLでは、思いつきを思いつきに終わらせず、魅力的な夢になるように大切に育て、実現可能な目標に落とし込んでいきたいと思っています。

まだ始まったばかりのプロジェクトです。ここまで来るのもとても大変でしたが、ここから果てしない旅を続けていこうと思っています。

Project OWLが描いた夢が、次の世代にも、その次の世代にも引き継がれていって、西暦2200年とか、3000年とか、人類の歴史がどうなっているか予測がつかないはるか未来にも、続いていくことを本気で願っています。

旅とサッカー(スポーツ)を通じて、世界をつなげていくのは少し先になるかもしれませんが、自分たちの出来ることからやっていこうと思います。

まずは、OWL magazineを刊行し、我々が思い描く魅力的な世界を伝えていきたいと考えています。

「たった一人のスポーツファンが世界を変える!そんな未来を作っていこう!」

2019年 2月1日
Project OWL 共同代表 主筆
中村慎太郎

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……

……

……

おや、小さなフクロウくん。

まだ出発していなかったのかい?

……

……

え?言葉が喋れない?

英語は知っている単語を並べれば通じるよ、大丈夫。

……

……

え?スペイン語圏に行くの?

こんにちは、ありがとう。HolaとGracias.

これだけわかれば大丈夫。

後は笑顔でいればいいんだよ。

……

……

もちろん、危険な場所がないかどうかだけはよく調べてから行くんだよ。

……

……

大丈夫、大丈夫。

言葉は旅をしながら集めていくものだから。

悪いやつもいるけど、とっても親切な人にも出会えるよ。

小さなフクロウくんにマーク・トゥエインの言葉を贈ろう。

……

……

Twenty years from now you will be more disappointed by the things you didn’t do than by the ones you did.
20年経った後に振り返ってみると、君は何かをしてしまったことよりも、何かをしなかったことに失望するだろう。

So throw off the bowlines away from the safe harbor.
だから、もやいを放ち、安全な港から船を出せ!

Catch the trade winds in your sails. Explore. Dream. Discover.
貿易風を背中を押されながら。
探検しよう!夢を見よう!発見しよう!

……

……

小さなフクロウくん、きっと大丈夫。

きっと何かが見つけられるから。

そしてそれは、今しか見つけられないものなんだ。

帰ってきたら旅の思い出を是非話しておくれ。

……

……

そうだ、旅の思い出をまとめて本にするのはどうだろう。

きっとみんな、小さな君の大きな冒険の話を喜んで聞いてくれるよ。

……

……

こういうタイトルはどうだい?

“OWL magazine”

なかなか素敵な名前じゃないか!!

……

……

では行っておいで。

知らない世界が君を待っているよ。

良い旅を!


記事はここでおしまいです。

以下にちょこっとおまけをつけます。内容は「Project OWLのメンバーとは何者なのか」です。

この記事単体でのご購読は300円ですが、この後続々と続いていくOWL magazineの記事と併せて月額700円で読むことができます。是非OWL magazineをご購読下さい(3月以降は、仕様が変わるかもしれません。ご注意下さい)。

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