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「やりたいと思えない」+「やったことがない」=「やってみた方がいい」

食わず嫌いって何ですかね。
読んで字の如くというのは分かるんですけど、あなたの食わず嫌いって言えます?

いきなり変な話から始めますが、私は食わず嫌いが多いです。
とにかく「やりたくない」から入ります。
ほとんどの事に関してそうです。
ただ、これが食わず嫌いである、と確信して言えるものは、実はちゃんと把握できてない事が多いんじゃ無いか?と思ったりします。

「いや〜田舎の島とか興味ねえしな」
「サッカーの試合とか治安悪そう」
「ライブとかうるさくて聞いてらんない」
「虫なんか食えない」

ここ10年でおそらく私が言った事あるであろう「食わず嫌い」です。
そして、10年で一回はやってみて「意外と良いぞ」と思ったことでもあります。
虫もです。

この時にわずかながら「価値観」というものが動いた記憶があります。
価値観というのは、子供の頃はコロコロ変わるものですが、大人になると変わらなくなりがちです。
積み上げられた経験則で、だいたい自分にとって良いか悪いかが分かるからです。
いや、良いか悪いかを「分別しちゃう」と言うべきかもしれません。

なので、実は食わず嫌いなのに、「いやーこういうの俺無理なんよね」とか言いながら触りもしない、なんて事はよくあって
しかもそれが実はその人にとって何らかの変化のヒントになるような事も、珍しくなかったりします。

えーじゃあ何でもやろ!人生は経験っすよ!
なんて簡単な話でもなければ、食わず嫌いは良くないぞ〜!っていう正論を言いたいわけでもないです。
言いたいのは「人は意外と変化したがらないけど、変化しないと死ぬ。けど、自分の力では変化しない」という事です。
死ぬというのが生命的なものか社会的なものか、それはまぁどちらでもあるし、どちらでもいいですが、変化をする必要は常にある。
が、食わず嫌いと自分の価値観が邪魔をする。
自分の「意志」や「意欲」には限界がある、ということです。
これに抗う方法として「ルールを設ける」という事を書きます。
ルール、すなわち自分の意思とは関係がないルーティンです。

というわけで、私が基本的にいつも頭の中で念じている方程式があります。

「やりたいと思えない」+「やった事がない」=「やってみた方がいい」
です。

「いや〜これはやりたくないなー、好きじゃないんだよな〜、、、でもこれやった事あったっけ?、、、いや無いな?」となったら「GO」しろというルールです。

嫌でしょう。私もだいたい嫌です。
嫌〜な顔して「うぇ、やった事ねぇ…」と言いながらやります。
経験上ですが8割方楽しいです。
そして8割方、2度とやらないです笑

けどそれで良いと思ってます。
やらないより触ってみたらもう勝ちということで。
そんな訳で最近は頑張って
「女の子を可愛く描く」というのをやってます。
もっと車とか風景描いてたいんですけど。
やっぱり苦手なものにヒントがあるし
確実に人から人気をもらうために描けた方が良いというのは明らかなので。

相変わらず、ポーズマニアックスからコントラポストを持ってきて、ピンタレストから服と髪の毛を持ってきて合体、というのをやってます。
なんの興味もないものを組み合わせるのは割と気が楽で、何も考えずに描けるから楽しいです。

効率爆上げわっしょいとか言いながら、新しいニューカマーを入れました。万年筆です。

本当はつけペンの方がいい線は引けるんですが
手軽さと、普段の読書メモ用も兼用してるので
利便性の方が優ったと言う感じです。
これもまた「やったことない」「やりたいと思わなかった」ので「買ってみた」です。

意外と良かったので、また何か試してみたいと思いますね。
ではまた。

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