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寄付してよかったな~体験

これまで発行された寄付白書によると、資金をきちんと活用することは寄付先を決定するうえで大事な要素です。
もちろん、いうまでもなくこれは重要な論点!です。

そして、この「きちんと」の厳密度をどこまで求めるのか、それは人それぞれ。

さて、ファンドレイザーという仕事をしていると、無駄や失敗が1つもない活動にお目にかかったことがありません。逆に言えば、必ず無駄も失敗もあるのだと理解しています。(決して自分やこの業界を擁護する意味合いではなく、です)失敗は成功のもと、と言いますが、無駄や失敗は振り返って改善されるものです。だからこそ、私は寄付するときにこの「きちんと」感をあまり求めていません。

私が寄付するときのこだわり。
それは何といっても、そこで働く人が、元気かつ前向きに業務に邁進し、仕事を楽しんでいるかが重要なポイントだと思っています。(受益者の課題が解決の一歩を進むのはもちろんのこと、です。)

個人的に寄付をするときは、分野への興味関心もありますが、せっかくファンドレイザーという仕事を通じて、いわゆる「この業界の人」なので、寄付先の「中の人」を知っていて、その人を応援したいかどうか、が私のポイント。

私の「寄付してよかったな~体験」。

そこで、私の体験を1つ。

とある、組織のトップさんも、職員の何名かも、そして自分以外の数人の寄付者も、顔見知りな某団体さんがあります。
この団体さんは領収書送付時等のお礼状に、理事長さんが直筆(しかも芸術感覚溢れる達筆で。ちなみに筆ペンwの模様。いや、もうしかしたら本当に筆で書いているかもしれないw)で、私の氏名(宛名)を書いてくれるのですが、それが

『 マ~ベラス 様 』

と記載されているのです!
いや、もう。最初の年は吹き出しました。が、もうこれでないと嫌(笑)

一部の友人たちから、まーべらす間辺と呼ばれることがあります。この理事長さんも私もそう呼んでくれたことがありました。数年前に。お手紙の宛名にニックネーム(!?)を使ってもらえるなんて、なんというか活動の「懐に入れてもらった感」が強くて、とてもとても嬉しかったのです。

きっとこの団体さんや、この代表さんは、こんなことで、私がさらに大大大大大ファンになったことは知らないでしょう。
だからこそ大事にしたい私の「寄付してよかったな~」体験です。

寄付って本当に素敵です。
寄付した人もこれだけHappy感を味わえる瞬間があるのですから!

ということで、

12月は寄付月間

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