見出し画像

トークンエコノミーのススメ〜ご褒美制はダメ?〜

お疲れ様です!
東京都世田谷区用賀中町の学習支援室世田谷つばき塾、発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィス世田谷の代表ゴリッキーこと松本力哉です。

本日は、トークンエコノミーのススメ〜ご褒美制はダメ?〜 というお話をしていきます。

トークンエコノミーは、行動療法の一つとして、私たちの塾でも採用しています。これは、スタンプやシールのようなトークンを行動の報酬として提供する方法で、コスト面ではスタンプが有利ですが、大人数に対応する際はシールが便利です。トークンを貯めることで得られる景品は、基本的に何でも良く、重要なのは景品そのものよりも、トークンを獲得すること自体に価値を見出すことです。

トークンエコノミーの目的は、塾に来る、授業を受けるなどの望ましい行動を通じて、トークンを獲得しやすくすることです。また、台紙のデザインやイラストも、モチベーションを高める要素として重要です。初級の報酬としては、お菓子や消しゴムなどが適しており、台紙を集めることでより価値の高い報酬を提供することも一つの方法です。

トークンエコノミーには批判もありますが、報酬を釣りに使うのではなく、正の行動を認め、強化する手段として機能します。発達障害の有無や年齢に関わらず適用可能であり、社会の様々な場面で見られるポイントカードやログインボーナスなど、既に多くの場所でこの理論は活用されています。

トークンエコノミーの鍵は、報酬によってではなく、行動自体を認めることにあります。したがって、「トークンをあげるから頑張れ」というアプローチは避けるべきです。また、トークンエコノミーは行動を強化し、最終的には外部報酬無しで行動を継続させることを目指しますが、これを強制的に終了させるのではなく、自然と内在的動機付けに移行させることが理想です。

トークンエコノミーは、毎日の生活を楽しくするための仕組みであり、生徒の主体性を尊重することが成功の鍵です。問題行動を減らすのではなく、望ましい行動を増やすことを目的とし、生徒にとって意味のある報酬を提供することで、積極的な行動変容を促します。

↓以下のYouTube動画では、さらに詳しくお話しております。よかったら是非ご覧になってみてください!

東京都世田谷区用賀中町の発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィス世田谷が提供する特別限定動画セミナーにお申込みいただいた方には、お子様の知能検査(WISC)の結果を基に、その結果を正しくわかりやすく解釈して、強みを生かして苦手を補うための個別の学習支援計画書を作成してお渡ししております。

特別限定動画セミナー

無料相談、ワンポイント相談、LINE相談、zoom相談はコチラ

よかったらお申込みを是非ご検討いただけると嬉しいです。きっとお力になれると思います。会話できるのを楽しみにしております。


ゴリッキーこと松本力哉が運営するグレーゾーンの子どものための完全マンツーマン指導の個別指導塾(オンライン授業も行っています。)
学習支援室世田谷つばき塾


 ●●その他SNSでも是非繋がっていきましょう(^^)●●

YouTube(ゴリッキー先生の発達障害お悩み解決チャンネル)

Facebook

X(Twitter)個人アカウント

X(Twitter) bot

TikTok

Instagram

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?