Adobe MAX 2018にできるだけ安く行く方法を考える

Adobe MAX 2018 の登録が開始された。これまでのMAX経験から、旅費をできるだけ抑えつつ、現地での行動をなるべく楽にするプランをご紹介しよう。

個別手配かツアーか

日本からMAXへ参加する際にかかる費用はだいたい一人30万くらいだ。これはツアーでも個別手配でも実はあまり変わらない。ツアーは仕入れ値は安くなっていると思うけど、旅行会社のマージンが乗るので結局変わらんってことになっているのだろう。個別手配は選択肢が多くなるが、包括的な割引の対象から外れるのでどうしても高くなってしまう。

しかし個別手配はツアーにはない、実質的な分割払いが可能というポイントがある。航空券、カンファレンスパス、宿泊費がそれぞれ別のタイミングで支払える。ツアーは一括前払いなので、キャッシュをできるだけ手元に置きたい人は個別手配がお金に関する心理負担が小さくてオススメだ。弊社もこれを利用して以下のようにしている。

航空券(人数分)を1回
カンファレンスパスを月ずらしで購入
宿泊費は現地決済(民泊の場合は事前決済となるのでタイミングに注意)

会社からMAXに参加する場合は出張規定などと照らし合わせてベストな方法で予約を入れるといいだろう。海外出張が多い会社だと付き合いのある旅行会社に手配を依頼するのがベストな選択だ。

それでは、考えられるいろいろな支払いシーンとそのコストを見ていこう。

カンファレンスパス

Adobe MAXはカンファレンスパスを購入しなければ入場することができない。一般的なフルカンファレンスパスのフルプライスは1595ドル。6月30日までのアーリーバードで1295ドルまで下げられる。
グループ割は1080ドルとお得な設定で、3人以上でまとまって登録するならベストな選択だ。

過去にMAXに参加したことがあるなら、895ドルまでコストを下げられる。

MAXホテル

Adobe MAX 2018 の登録フォームからホテルもまとめて取ってしまうプランが実は同レベルのホテルを別に取るより安くなる場合がある。これは、Adobe がまとめて部屋を押さえて価格を下げてくれているためだ。比較的安めのホテルは登録と同時にどんどん埋まっていくので、早めの決断がオススメだ。

会場から離れたホテルであっても、会期中は巡回バスがあるので移動には困らない。

ホテルリストはこちらのページの下部をチェックしてほしい。
https://max.adobe.com/pricing/travel/

Millennium Biltmoreは会場からかなり離れているが(歩くと30分以上かかる)コストも安く、建物も美しく、裏に公園があり、観光する場所にも近くて実は気に入っているホテルだ。(ゴーストバスターズのロケ地でもある!)

価格帯としては250ドル前後となっている。

ホテルは同室にする

2〜3名であればホテルを同室にして宿泊費を浮かすことができる。MAXの登録フォームからホテルを予約する際でも、2名までであれば「こいつと同室」という設定をすることができるようになっている。3名は試したことがないのでわからない。

2名で予約しつつこっそり3人で泊まったという話を聞いたこともあるようなないような。事故が起きた際にとても面倒なことになるので、オススメはしない。

2名宿泊でも部屋代は変わらないため、一人あたりの負担は半額になる。知らない人と同室になることに抵抗がないなら、そういう人をもうひとり探してくるのがいいだろう。

航空券のセール期間を狙う

今回は幸運なことに、東京ーロス間のANAの航空券セール期間内であることがわかっている。ざっくりいうと1名あたり直行便の往復で10万を切る価格だ。(下図は2名分の合計となっている)

上級者はあえての経由便を購入し、道中の旅を楽しんだりするということもしているが、ここでそれを紹介すると記事が1本書けるボリュームになるので割愛する。(でもNY経由にしても値段変わらないとか謎の現象が起きるのだ!)

HISやSkyscannerなどのツールを使って割安な路線を見つけてから、航空会社直で購入するのがとりあえず安くなるプランだ。

サーチャージに関しては7月までは変わらないそうだ。

マイルがある場合はマイルを航空券に交換できる金券として行使することを当社ではよくやっている。特典航空券は会員ステータスによっては予約が取りづらいため、マイルをお金として使ってしまったほうが手軽なのだ。なお、会員ステータスによってはマイルを金券に変換する際のレートがとても有利になる。

民泊の活用

Adobe MAX 2018の会場はLACCだ。周辺にホテルがあることはあるのだが、会場に近いホテルは結構高い。そこで、AirBnBなどの民泊を活用することも考慮しよう。ただし、巡回バスは期待できないので下記の条件で探すといいだろう。

1.会場から3ブロック以内(ふらっと帰れる距離にあるとありがたい)
2.ハイウェイをまたがない(ダウンタウンから出ると結構こわい)
3.スーパーが近いか途中にある(基本自炊になるから)
4.公式ホテル近くなら巡回バスを利用できる(ホテル泊が条件ではない)

多少遠くても10人ぐらい泊まれる部屋があるなら、合宿するというのも手段としてはアリだ。移動はUBERなどでなんとかなるだろう。

弊社はAirBnBでスーパーが近い部屋を提供しているホストに連絡して、部屋を確保した。3年前よりも2ブロック遠いところになってしまったのだが、階下にはシェアサイクル(Metro Bike Share)のポートがあるため移動は楽だと思われる。

コスト的にはホテルとほぼ同じになっている。そのため、ホテルにはない利便性を追求するならこのプランを検討するといいだろう。

AirBnBは費用の2回払いができるようになったので、予約時に半額、宿泊の1ヶ月前に半額払いと、ますます利用しやすくなった。

非公式ホテルの活用

MAX公式ホテルではない、安めのホテルをBooking.comなどで探す方法だ。キャンセルし放題なので、激安な部屋をひとまず押さえて、期限ギリギリまで更にいいホテルがないか探し続けるという方法を取っている人もいる。連泊になるので1泊50ドルとか削減できるだけでも結構大きくなる。

仕事としていく

Adobe MAXに実質無料で参加する方法がある。まず、ネットメディアなどで記事を執筆しているならメディアツアーで行くのがいいだろう。しかし、メディアツアーは予算が限られており、必ずしも行けるとは限らない。付き合いのあるメディアの編集者を通してAdobeの広報につないでもらい、メディアツアーで参加したい旨を伝えるといいだろう。

次に、SNSなどでそれなりに認知があるならインフルエンサーとして参加する方法がある。これはAdobe Insidersと呼ばれるツアーでメディアツアーなどと同様にAdobeのおもてなしを受けつつ、旅費から食費までもAdobe負担で行けるツアーである。

ただ、これらツアーはAdobeのPRに貢献できることが条件としてあることが考えられるため、勉強を優先したい場合はあまり得策ではない。もちろん、Adobeの重役にインタビューできる機会があったり、製品担当に直接話を伺える機会なんてそうそうないし、これを勉強の機会ととらえるなら、是非モノにしたいチャンスと言える。

最近は福利厚生の一環として海外カンファレンスの参加を支援する会社も増えてきた。稟議書を書くならAdobe 公式のボスを説得するテンプレから、MAXに参加するメリットを抜粋して紹介するので、うまく使ってほしい。

1.参加することでさらなる生産性を得られる
Adobe MAXでは開催に合わせてアプリケーションのアップデート(俗にMAXアップデートと呼ばれる)が発表され、その最新機能をすぐにセッションで学ぶことができるようになっています。どこよりも早く、最新機能を使った効率的な作業を習得し帰国することができます。

2.その筋のプロから直接テクニックを盗める
Adobe MAXのセッションを担当している人は、第一線で活躍しているクリエイターやAdobeの製品開発担当者、コミュニティのリーダーなどで、そういったエキスパートから直接テクニックを紹介してもらいモノにすることができます。

3.様々なインスピレーションを得られます
MAXの会場では様々なインスピレーションを得られる施策が盛り沢山です。基調講演でも著名映画監督やファッションデザイナーが直接インスピレーションを与えてくれます(日本語通訳がつくので取りこぼしがないです)。

4.世界中の同業者と情報交換ができます
世界中から集まる12000人以上のクリエイターは個人事業主から大企業の社員まで、様々なバックグラウンドを持った人が集まっています。イベントを通して彼らと情報交換をする機会を得られれば、素晴らしいアイデアやソリューションを手に入れられることに繋がります。

この記事を書きながら当社ではMAXの申し込みと宿の手配を済ませてしまった。後は飛行機の手配だけだ。それでは、10月15日、ロサンゼルスで待っている。

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よっしゃー!
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岡本 紳吾

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