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怯まないごとく

第5話 その後
クラリスが「おはよう。お父さん」とラフェルに挨拶をした。
ラフェルが「おはよう。クラリス」とクラリスに挨拶を返した。
ラフェルが「最近どうだい?」とクラリスを心配して声を掛けた。
クラリスは「うん。最近はそうだな。皆1人、1人仲間としての気持ちがあって、楽しいかな」と楽しそうにして居た。
ラフェルが「そうか。それは良かった」と何処かで安心して居た。
ライアンが「クラリス。学校に行こうぜ」とクラリスを呼んだ。
クラリスが「今行くよ」と大きな声で返事を返すと、ラフェルが「気をつけて行って来るんだぞ?」とクラリスを見送った。
クラリスは「うん、ありがとう」とラフェルに手を振った。
ライアンが「そういやさー、化け物のスケルの声が大きくてたまにびっくりするんだよな」とクラリスに話し掛けて居た。
ロイスが来て「また2人で仲良く登校かよ?飽きねぇな」とニヤけてふざけて笑った。
クラリスが「別に私達は至って普通の友達だし、ロイスに改まって言われる筋合いは無いよ」と話をした。
ロイスが「まー、俺には関係ないけどね」とクラリスに話し掛けた。
クラリスが「何よ?その言い方は?」とロイスを見て睨んでいた。
ライアンは「ふふふ。2人でまたケンカかよ?そんなに仲良いんだな」と何故か笑っていた。
ロイスが「そんな訳ないだろう?」と話し掛けると、クラリスも負けじと「そうだよ。そんな事ある訳ないよ」と力強く返事をした。
ライアンが「ふーん。まぁ、でも、皆仲良しって事で良いんじゃないか?」と話し掛けた。
クラリスは「今日、もしかしたら食材を集めないといけない仕事があるから遅くまで家に帰らないかも」と話を始めた。
ライアンが「じゃ、俺も行くよ。俺も買いたいものがあるんだ」と楽しそうにして居た。
ロイスは「俺はパス。面倒臭い事を任されたら嫌だからな」と返事を返した。
クラリスが「そうと決まれば、ロイアル市場まで少し歩けば行けるから学校が終わったら行きましょう」とライアンに声を掛けた。
クラリスは、ライアンとロイアル市場に行ってクラリスが「これ買おうかな」と食材の魔法の瓶を見て居た。
ライアンは「クラリス。何か大きい物が近づいて来るよ」とクラリスを呼んだ。
クラリスは「え?これってスケルじゃない?」と驚いて頭上を見上げた。
スケルが「うわあああ。そんな所に居ると食っちまうぞ」と叫びながら襲って来た。
クラリスは「仕方ない。こういう時は時間を止めよう」と手をパチンと叩いた。
その隙にクラリスはライアンの元へと走って行った。
ライアンは「あれ?クラリス。スケルが止まっているけど、何かあったのか?」とクラリスに尋ねた。
クラリスが「事情は後で話すよ。早く逃げよう」とライアンの手を持って逃げた。
ライアン達は、ロイアル市場を後にしてから、グチャグチャになった箱がロイアル市場に散乱して居た。
ライアンにクラリスが「さっき時間を止めたのよ。じゃないと私達、スケルに倒されて居たかもしれないわ」とライアンに事情を話した。
ライアンが「そうか。俺の方まで助けてくれてありがとう」とクラリスにお礼を言った。
クラリスが「いえいえ、まぁ、助かったなら良かったよ」と笑顔で微笑んだ。
ライアンはクラリスを見つめて「あのさ?俺、前からクラリスの事を前から気になって居たんだよね?もし良かったら俺と付き合ってくれないか?」とクラリスに告白をした。
クラリスは「え?そんな急に?」としばらくしてライアンから告白をされて驚愕していた。
ライアンはクラリスに指輪を左手の薬指にはめた。
クラリスは「え?本気だったんだ。まぁ、いいや。私も本当の事を言うと、ライアンの事を凄く気になって居たから嬉しい」と楽しそうにして居た。
そしてローサも「おめでとう。お兄ちゃん。そして、これからクラリスさん、私のお姉ちゃんだね?よろしくお願いします」と嬉しそうに声を掛けたのだった。


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