影山 みはつ

詩のペンネームは、影山 みはつです。 小説もその名で書こうと思っています。 リンクはこ…

影山 みはつ

詩のペンネームは、影山 みはつです。 小説もその名で書こうと思っています。 リンクはこちら→ https://lit.link/hattyan36 よろしくお願いいたします。

最近の記事

怯まないごとく

第8話 あの人の面影 夢の中で前に亡くなったラフェルに「クラリス、元気にしていたか?」と小さい頃のクラリスが居た。 クラリスが「お父さん。元気だったよ」と返事に答える小さなクラリスがラフェルと話していると懐かしくて涙が出て来た。 そんな夢から醒めるとラフェルが居なかった。 さやかから「お母さん、大丈夫?」と声を掛けて来たので、クラリスは「あれは夢?私の父のラフェルが居たのよ。凄く懐かしい声だったわ」と何故か焦がれて居た。 さやかが「そうなんだ。お母さんのお父さんに会ってみたか

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      第7話 ルベウス クラリスが「おはよう。さやか」と声を掛けた。 さやかが「おはよう。お母さん」とクラリスに挨拶を返した。 ライアンが「おはよう。さやか、クラリス」と穏やかな顔をして微笑んで居た。 さやかは「今日ね、友達のルベウスの家に行くの。行ってくる」と声を掛けて家を出て行った。 ルベウスが「や?さやか」と茶髪の髪をした女の子のように綺麗な容姿だった。 クラリスが「あなたは女の子?男の子のように見えないわ」と驚いて居た。 ルベウスが「僕はルベウスでちゃんと男の子ですよ?さや

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        第6話 2人の門出 クラリスが「あら?誰か来たのかしら?」と玄関を見ると、そこにはラフェルが居た。 ラフェルが「おはよう。クラリス」とお辞儀をしてこちらに上がって来た。 ラフェルは白髪で髭を生やしてクラリスに久しぶりに会えて嬉しそうにして居た。 ライアンは「あぁ。こんにちは。ラフェルさん。最近はどうですか?」と声を掛けた。 ラフェルが「クラリス。お前が幸せそうで良かったよ。でも、あんまり無理するなよ」と優しく話し掛けた。 ライアンが「そうか。これ食べて行きませんか?今日はうど

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          第5話 その後 クラリスが「おはよう。お父さん」とラフェルに挨拶をした。 ラフェルが「おはよう。クラリス」とクラリスに挨拶を返した。 ラフェルが「最近どうだい?」とクラリスを心配して声を掛けた。 クラリスは「うん。最近はそうだな。皆1人、1人仲間としての気持ちがあって、楽しいかな」と楽しそうにして居た。 ラフェルが「そうか。それは良かった」と何処かで安心して居た。 ライアンが「クラリス。学校に行こうぜ」とクラリスを呼んだ。 クラリスが「今行くよ」と大きな声で返事を返すと、ラフ

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          第4話 幸せはそこに クラリスが「おはよう。お父さん」と挨拶をした。 ラフェルも「おはよう。クラリス」と挨拶を返した。 ロイスが「おい、クラリス。学校いかねぇのか?」と外から大きな声で話し掛けた。 クラリスが「あら?ロイスなんて珍しいわね?ライアンは?」とロイスに返事を返した。 ロイスが「あぁ、今日はライアンが急に熱を出したみたいで休んでいるんだ」とクラリスに伝えた。 クラリスが「へー、そんな事もあるんだ。何処かのバカは風邪を引かないって言うけど、そんな事もあるのね」と笑って

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          第3話 母の形見 ラフェルが「これ、母のサーラが来て居た洋服でこのカーディガンなんだ」と身体に羽織った。 クラリスが「これ、凄い力が入って来るような感覚があるね」とラフェルに話すと、手に浮かんで来た馬力と言う文字が刻まれて居た。 ラフェルが「これは誰にもあげては駄目だよ。これは、サーラの力が入っている形見だから」とクラリスにサーラのカーディガンを預けた。 クラリスは「ありがとう。これなら怪物のスケルを倒せるよ」と嬉しそうにして居た。 赤いカーディガンは、女の子らしく可愛く見

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          第2話 ライアン ライアンは学校で授業が終わり、外に出た。 ロイスも「お?ライアン。良いところにいたな。後ろにスケルが居て助けてくれないか?」とライアンに向かって後ろを指差した。 クラリスが「また、あんな所で何をやって居るのかしら?全く世話の掛かる人達ね?」と教室の窓から身を乗り出し望遠鏡を片手に眺めて居た。 クラリスは急いで教室から外へ出て行くとスケルが何やら、ロイスとライアンに手を掛けようとしていた。 クラリスが「しょうがないわね?はい」と手を叩いて一瞬で時間を止めた。

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          第1話 クラリス 「クラリス。お前こっちに来てくれないか?」とラフェルがクラリスに声を掛けた。 クラリスは「はーい」と返事をして一階の座敷に腰を下ろした。 ラフェルが「これ、母さんの形見なんだが着てみないか?」と母のサーラの洋服を出して来た。 クラリスは「え?お母さんの形見って綺麗なのかな?」と少し疑問に思っていた。 ライアンが「おーい、お前学校遅れるぞ」と外から大きな声が聞こえた。 クラリスが「はーい、分かった」とライアンに大きな声で返事を返した。 ライアンは金髪で地毛と

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          今までの若い時の恋愛

          わたしが、出会い系を始めたのは、高校の編入先で知り合った女友達だった。 その人とは、近場の人で、夏にひまわりが咲く頃に、「わたし、彼氏できたから出会い系をやると彼氏できるからやってみたら?」と言うのがきっかけだった。 高校の時の友達からイクヨクルヨを紹介されたのだ。 出会い系を始めてから、「どんな人が居るんだろう?将来を考えてくれる真剣な男性はいるかな?彼氏が出来るかな?」と思って始めた。 17歳だったけど、「食事を食べに行って何処かにデートに行こう」とメールが来て、私は、「

          今までの若い時の恋愛

          くっさい、おならをして、小説を書いて、絶対もてねーだろうな。 おばちゃんは、おじさん化現象してますよ(笑) はぁー、おデブなので、皆さんから見てもモテないだろうね?

          くっさい、おならをして、小説を書いて、絶対もてねーだろうな。 おばちゃんは、おじさん化現象してますよ(笑) はぁー、おデブなので、皆さんから見てもモテないだろうね?

          私の恋遍歴

          すみません。 一度だけ、お話しさせて下さい。 私が19歳の頃、イニシャルU.Aさんが居ました。 本当に「変わった名前だな。何となく気になるな」と思って居ました。 その方は、一度だけ視線を向けて私を見つめ返して来てドキドキしていました。 その方は「俺はやめたほうが良いよ?そんなに良い人では無いから」と言われて居ました。 ですが、私は、その方と「メールアドレスを交換しよう」と言ったら、メールアドレスを交換したにも関わらずメールが来なくて、その方から「メールアドレスを間違えてるか

          春の息吹き

          春を感じて 息吹きが、スーッと撫でるように 春の一世がタンポポや菜の花を咲かせている。 桜が咲く頃、君は何処にいるのだろう? 君が思い描く、この桜の木は何処を写し どの心境を思い描いて居るのだろう?

          君の全てを

          僕は、君の全てを 全う出来ずに居た。 君の事を好きだった僕は、 君との距離を感じたんだ。 僕が、君の全てになろうと いつから決心したのだろう? 君も僕の全てになろうとしてくれたら良いのにな。

          君を思うと

          僕は、君を思うと 何だか寂しくて切ないんだ。 君が僕を思うたびに、君は僕の全てを否定しているようで 何だか切なくて、悲しくて泣きたくなるの。 君に指輪を渡そうとして、 僕は君の指輪を今もこっそり取ってあるよ。 僕は君の全てを嫌いになんてなれないから。

          オーガニズム

          第3話 本当のことを言うと ユキが「おぉ、ユキオ?ちょっとこっち来いよ。もう夜だし、砂浜で花火をやろうぜ」とバイクから降りて、暗くなった砂浜でライターで火を付けた。 パチパチパチパチと花火が付いて、綺麗な色がだんだん変わって来ていた。 ユキオが「綺麗だな。僕もやろうかな?」と花火に火を付けた。 タクマが「な?姉ちゃん。此処で会ったのも何かの縁だろう?一緒にデートをしねぇか?」としつこくモカに声を掛けて居た。 モカが「辞めてください。何であなたとデートしなければならないんです

          オーガニズム

          オーガニズム

          第2話  道の駅で ユキオが「道の駅着いたぞ?」とユキに声を掛けた。 ユキが「おう。ありがとうな?」と太陽を背に眩しそうに手で太陽の光を遮りながら歩いた。 お店の女性店員さんにユキが「このチョコレートソフト下さい」と頼んだ。 ユキオは「このミルクソフトを下さい」と頼んだ。 女性店員さんが「少々お待ちください」とアイスクリームの機械で、コーンにアイスクリームを回しながら流していく。 女性店員さんから「チョコレートソフトですね」と手渡しで、ユキに渡した。 ユキが「あ、旨い。やっ

          オーガニズム