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Iリーグ第4節:筑波大学U-22Bvs成城大学U-22 / PRESS ROOM #20190622

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2019/06/22 13:00 @筑波大学第1サッカー場
Iリーグ第4節vs成城大学U-22

1-1(0-0, 1-1)
得点経過:
80分 筑波大学U-22B 42番 福本耕介
90+3分 成城大学U-22 51番(PK)

・・・

板谷隼ヘッドコーチ コメント

このチームにとって、最も勝たなくてはならなかった試合の1つでした。
不運なPKだったかもしれませんが、勝ち点3をとれなかったという結果にチームを指揮する立場として非常に責任を感じています。
選手には、試合後に労う意味も込めて「勝ったら選手のお陰、負けたら監督のせいだ。」と話しました。今日の引き分けは僕の中では明らかに負けですし、選手の多くもそう思っていると思います。
今日のゲームは主にメンバーのところで色々とトライがあって、この試合を勝って終われたら、チームとして大きな成長を掴めると思っていましたし、実際それに手が届きそうでしたが、ショッキングな終了間際のPKで失点という結果以上に手痛い引き分けになりました。
「ゲームを支配しよう」と言って送り出しましたが、なかなか思うようにはいかなかったという印象です。具体的には、相手の連動していない前からのプレッシングを受けてしまって、思うようにビルドアップできないことがあったこと、中盤に空いたスペースを突いた時に、最後のフィニッシュの精度が上げきれなかったことが1得点に終わってしまった原因だと今は考えています。もっとやれる選手たちなのに、「なんかうまくいかない」ともやもやしたまま時間が過ぎていって、活き活きとプレーさせられなかったことに力不足を感じます。

「負けた」というと、「相手に負けた」ということやこういうゲームだと「審判に負けた」なんていう人がいるのかもしれませんが、今日は「サッカーに負けた」と表現できるのかもしれないです。この試合に勝つことと、チームを一つ先のステップに押し上げることの二兎を得ようとそのギリギリを狙った駆け引きをしたつもりでしたが、「そんなに甘くないよ」と突き詰められたんだと思います。サッカーに負けた日でした。

自分の力不足と結果を真摯に受け止めたいと思います。


―早い時間帯から交代カードを次々に切っていった意図は。

控えに頼りにできる選手はたくさんいたので、スコアレスなまま試合を続けたくはないと思って早めに選手を入れ替えていきました。選手がフレッシュになるごとにボールが前へ進むスピードは上がっていったと思いますし、その結果セットプレーではありますが先制できたのはよかったと思います。
逆に、スタートで出した金(DF/1年)と東浦(MF/1年)に関しては、なかなか硬さが取れなかったのと、得点が入らないというところで早めに交代することになりましたが、サブに入れて勝ちが見えてきた段階で出すのと、そうでない最初から試合に出すのとでは得る経験値が違うと思っているので、トライしておいでという気持ちで出しましたし、一方で上手くいかないときの交代は最初からプランとしてありました。金も東浦も僕はもっとできると思っているので次のチャンスを勝ち取って、もっといいプレーを見せてほしいと思います。ただ、2点目が奪えなかったことは最後の最後で響きましたし、最初からそういうメンバーでやってればと言われれば、今日は勝てなかったので何も言えません。今回出番を与えられなかった選手に関しても同様で、試合に勝った負けたというのが何よりの説得力だと思うので。


―後半アディショナルタイムのPKの判定についてのコメントを。

単純に不運で、ショッキングだという感想です。その反面、チームとして何ができたんだろうと思うと、1点目をとって残り10分で「退かずに攻めよう」として、そこに関しては何の後悔もないですし、むしろそうやって勝ってこそ得られるものを今日は望んでいたんですが、90分を終えてアディショナルタイムに入ったところで、勝ちに徹してボールを自陣ボックス内に近づけないようにセーフティにやるという方法もあったと思います。
そのあたりは僕もチームとしてもまだまだ青かったところだと思います。実際、それまでもレフェリーは上手く試合をコントロールできていませんでしたし、こういう事態になる可能性をできるだけ小さくすることはできたと思います。
レフェリーが試合をコントロールできていなかったといいましたが、試合前には「ゲームを支配しよう」といって選手を送り出していて、その点で言うと、いつもよりボールが足につかないとか、レフェリーのファウルの基準があいまいだとか、そういうところに意識がいってしまって自分たちでゲームをコントロールするためのハンドルを手放してしまっていたようにも振り返れます。やはりどんなことがあっても、多少納得いかないことがあったってその中でゲームを獲るために最善のことを全力でやる、それをチームとしてやるというのは大事にしたいと改めて思います。


―来週のゲームにどのように臨むか。

最初に言ったように、今日のゲームは勝てばチームとして大きな前進になると思って臨みましたが叶わず、足踏みするような形になりました。
ただ、結果は真摯に受け止めつつ、今日落とした分を全員で取り返しに行くしかないと思っています。
シーズンが終わった時に今日のショッキングな出来事を笑って話せるようになればいいと思いますし、それくらい軽やかに次へ次へと進むチームがどこかで今日の相手みたいに劇的なゴールを生むんじゃないかとも思います。
また明日から全員で前へ進んでいき、次こそ勝利を掴めるよう準備していきます。

次もホーム戦です。どうぞ応援お願いします!

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