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荒地のエンジン34. “世界の輪郭を触りにゆく冒険”

地動説か天動説か。そのような大きなものに触りにゆくことはできない。ただ地上の人間の営み企みにはアプローチ可能だ。こちらの企てが大きければ、遮る壁の広がり高さ硬さを実測できるから。
様々なエンジンを駆動して、70歳80歳を超えてますます仙人のように活動するオールド・ロビン・フッド達と国や民族のことを考えるモデルを省庁に持ち込む冒険中だ。“荒地のエンジン”では災害食プロジェクトを農水省に持ち込み3回ほど勉強会をさせて頂いた。農山漁村発イノベーションの圏内での、都市農村の災害食供給ラインという新しい絆モデルのデッサン作業。さらにはそのポンチ絵からは都市農業という壮大な輪郭も見えてきた。
そんな中で、私の人生ありありの少し天候が怪しくなり、稲妻の気配が漂い始めるという、お約束の展開の、兆候が現れた。数年前に農水省OB団体の岡山県支部を農水省OBサロンとして構想推進中にぶつかった統一教会の壁。そして今回は“若き権力者…”で書いたPグループの農業部隊の影だ。世界的な作戦を指揮して日本酒の欧州ブームをゼロから立ち上げたN社のT社長は端倪すべからざるグローバルエリートであり、その実力はまぎれもない本物だが、上部機関のPグループが頻繁に悪評で世間を賑わす中で、本物のグローバルビジネスを推進する彼には、計り知れない重圧がかかっているはずだ。先日の農水省勉強会で、メンバー(豊洲市場協会、全国マンション管理団体、農福連携指導者等)と農水省玄関ロビーで事前打ち合わせ中に、もろにT社長と再会した。彼の方から声をかけてくれたが、最初は気づかず、長い通信途絶期間があったので、メンバーを紹介するタイミングもスルーした。数年前に農福連携指導者のH教授にT社長を紹介していたので、ひょっとしたらH教授があらかじめT社長に勉強会情報を伝えていたのか。わだかまりが無ければ、私たちの勉強会チームに最強の助っ人ではあったのだが。以降、T社長に連絡を試みたが、うまくいかない。
もう一つの可能性が数日前に判明した。広島県の協力メンバーの茶生産加工業者のTo代表から、農山漁村発イノベーション事業は県によってはPグループ(=N社=T社長)がすでに受託しているというご指摘。受託ということは、最初からN社が仕込んだということだ。ということは、T社長のプロジェクト圏内に私たちのポンチ絵が殴り込みをかけた、いやひっかかったということだ。彼の立場からすれば、またあいつか、ということだ。
ことほど左様に、企画構想が国・民族級のものならば、それ相応の壁、一般国民からはインビジブルな構造にぶち当たるということに、いまさらながら気づいている。世界的な超過死者数の激増が、日本国内の場合、大都市圏よりもはるかに強烈に、過疎無人の農山漁村を襲っている。生産者がほぼ年金農業となり、年金農業ですらまばらになり、そして水田が荒れ野ジャングル化しつつあり、そこにはすでに布陣している勢力がいるということに、暗澹たるショックを実感する一週間だった。だがしかし進んで行かなければならない。最初からサクセスストーリーなどでなく、暗闇の中でぶつかり壁を確認する冒険の実況中継なのだ。正反合を繰り返すしかない。小手先のテレビドキュメンタリー番組御用達のイノベーションでは日本民族再生はできない。せいぜいが世界中から薄給の派遣農業生産者を入植させて、ピンハネするかつての植民地ビジネスだろう。そんなモデルはもう100年前に終わっている。本物のグローバルエリート達による、non-criminalな民族と国々による連帯ポンチ絵が、描かれなければならない。本物の日本人ほど、完成度の高い異民族融合型民族はまだ地上に現れていない。アメリカ合衆国の試みは、日本式合衆国モデルを取り込むことにより、脱クリミナルな宇宙的国家となるだろう。そしてこの80年、GHQによりインビジブル移植された半島由来の日本支配層もまた、新たなる大陸由来の支配層とのせめぎあいを克服して、脱クリミナルな真のグローバルエリート化しなければ、AIエリート達の奴隷に墜ちてゆかざるをえない。AIエリート達に対抗できるのは、量子力学の最前線で戦う錬金術師と仙人だけだ。チーム竹林の七愚で行こう。


■画像はヤフー、琥珀画像より。

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