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【2019年最後のフェス開催! 】ZIZOフェスVol.8レポ

あけました。だいぶ。2020年。新年早々、去年の12月の話しをするのも間抜けな感じがしますが、しっかり振り返りましょう。
送別会が連チャンであったりして妙に仕事以外も忙しかった12月。つまり2019年最後のフェスです!

前回の様子はこちらから。


〜DAY1〜

前回は実験的に1dayでやってみたのですが通常の日程に戻して今回は2days開催。2日がデフォなのもおかしい気がやっぱりしますが(1ヶ月ぶり2回目)。

まずはいつも通りのエントランス展示。今回は年末ということでZIZOメンバーの「今年の買ってよかった物・読んでよかった本」を集めてみました!

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これ個人的にやりたかった企画なのですが、ブロガーさんとかが紹介する買ったもののまとめ記事好きなんですよね。で、真似して買ってみて実際に試すまでの流れが楽しい。でもスタッフからは「アフィリエイターの思うツボ」と言われました。

バランスボールや自転車から桃鉄、iPadや本屋大賞受賞本から耳かき用のスコープまで幅広いものが集まりました!(展示はQRコードも付けて、商品ページまで飛べるようになっています)みんな色々買ってますが、個人的にはこの本が気になりました。


また、買ってよかった物の桃鉄きっかけで、「フェス中にいつか桃鉄大会やりたいな〜」という話しも。できれば、ナイトパーティー〜終電にかけて30年分くらいやりたいところ。みんなで性格の悪さを競い合いたいですね。

別の展示スペースには、先日UX MILKさん主催の「UX居酒屋」というイベントをZIZO社内で行ったときに用意した「オススメおでんAR」をセッティング。

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イベントには参加できるスタッフの人数が限られていたので、自社で作ったARをみんなに体験してもらえるようにしました!こういうところからどんどん仕事に結びつくととても理想的ですね。UX居酒屋のレポートは、ディレクターの小野ちゃんがまとめてくれているのでぜひご覧くださいー!


買ってよかった物展示に加え、総決算ネタをもいっちょ。前回のレポでジゾーフェスの「DJタイム」について説明しましたが、今回は「2019年によく聞いた曲や印象に残った3曲」をみんなから集めてプレイリストを作成。「極私的レコード大賞」として会社のBGMで流しました。「なぜその曲を選んだか」というコメントも集めたのですがエンジニアふくろくさんの理由がめちゃエモい。

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プレイリストを見ていると、みんな2019年に発売された最新曲よりも2019年以前の曲をよく聞いてた感じでした。選んだ理由も「LIVEで聴いてよかった」とか「旅行先で聞いていた」とか様々でおもしろかったです!


初日の最初のアクトは「ボードゲームを囲む会」。ユルいい。デザイナーのちかみさんが無類のボードゲーム好きということで決まったアクトです。ちかみさんに選んでもらったボドゲは「Dixit」。フランス生まれの名作らしいです。

簡単に言うと自分の持つ絵札にそれらしいタイトルをつけて当て合うゲームです。たぶん簡単過ぎて分からないような気がするので詳しい説明を見てみてください。

日本一わかりやすい「ディクシット(Dixit)」のルール説明

文字で読むと複雑そうなのですが、やってみるとルールは結構すぐに飲み込めます。

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絵のクセ。

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ゲームの特徴として、自分の持つ手札の絵から、そのまんま過ぎず、かつ遠過ぎない絶妙なタイトルを考えないといけなくて、ストーリーテリング能力が鍛えられます。

私はデモと本番の2回やったのですが、やっぱり上手い下手があって、親が出したカードをタイトルから分析するときにはその親がつけそうな内容を汲み取る能力が、逆に自分が親のときは読み取られにくいタイトリング能力がある人が勝ちます(やっぱりちかみさんが強かった)。

今までのフェスの中でもかなり仕事からの距離が遠い内容だったのですが、こういうユルユルアクトも息抜き的にもっとあっていいかな思ってます。またやりたい。


一転、次のアクトはかなり仕事寄りで「マーケティング思考を育てるワークショップ」。ストラテジープランニングチームのリーダー、三上さんにレクチャーしてもらいました。

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マーケティングからクリエイティブに結びつけ、ちゃんとクリエイティブジャンプしようという内容。ワークショップは4人組を作り、オリエンのテーマに対して1分で1つアイデアを出し紙に書く→1分経ったら次の人に回す(自分には前の人がアイデアを書いた紙が回ってくる)というやり方を実践。

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結構色々な角度のアイデアが出て、時間をかける≠いいアイデアではないことを実感できました。


クリスマス直前のフェスだったので、1日目のラストはクリスマスらしくプレゼント交換!

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毎年社内でプレゼント交換会はしていて、いつものやり方はみんなが持ち寄ったプレゼント(500円相当)がランダムに当たる感じだったのですが、今回はニューヨークで働いていたデザイナーの福田さんから提案してもらったアメリカ流の交換システム「ホワイトエレファントギフトエクスチェンジ」でやってみました!

大きな特徴は、他人が既にもらったプレゼントを奪えるということ。リンク先のルールを引用させてもらいます。

1. 一人一つプレゼントを用意
2. プレゼントをミックス
3. 一人ずつ順番に好きなプレゼントをオープンしていく(公開する)
4. 二番目の人は新しくプレゼントをオープンするか、前にオープンされた他の人のプレゼントを奪う
5. 他の人に自分がオープンしたプレゼントを盗まれたら、新しくオープンするか盗むか選択
6. これを全員のプレゼントが確定するまでひたすらやる!
※プレゼントは1つ当り3回までしか奪えない。また、同じプレゼントを奪い返すことはできない。


結果から言うとめちゃ盛り上がりました!!
やっぱり「奪う」っていうのが楽しくて、良さそうなプレゼントを引いたと思ってもすぐ後に人に奪われたりします。私は、気になっていたほぼ日の「カレーの恩返し」をもらって大満足でした。

(麻婆豆腐を引く→それを奪われる→海外出張みやげのオーストラリアビールを奪う→それも奪われる→カレーの恩返しを奪う、という経緯を経てGET)

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馬田さん、奪ってすみません…。

普通のあみだくじの形式もいいですが、たまにはこんなやり方もどうでしょう。ぜひ試してみてください!(約1年後になりますが)



〜DAY2〜

もはやお馴染みのローラの英単語ゲーム。今回はカードを使ったゲームです。まず、アルファベット一文字が書いてあるカードを4つ並べ英単語を作ります。

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プレーヤーは配られた手札の中からカードを1枚出して別の単語に作り変え、手元のカードが無くなれば勝ちというルール。

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「GAME」→「SAME」になりました。

英単語の語彙力とアタマの柔軟さが問われるゲームです!ワイワイ遊びながら英語力が鍛えられる素晴らしいアクトです!


午後は「炎上キャンプファイヤー」から。これで3回目の開催になる常連アクトですが自分の記事で書くのは初めてですね。趣旨としてはこんな感じ。

炎上案件や失敗談をみんなで囲んで共有します。
トラブルをどう乗り切ったのか(はたまた乗り切れなかったのか)、今後同じような事態に陥ったらどうすればいいのか、ただ単に愚痴ったり相談したい、などネガティブな経験を通じて周りと話し合うことで、今後の案件の取り組み方をポジティブに変えていきます。

炎上案件や失敗談を話した後、供養のために社長の仲島さんからありがたいお言葉をいただきます。ちなみにメッセージはこんな感じ。

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いつも、事前に募集をかけ、投稿されたお悩みを解決していくスタイルなのですが今回は過去2回と比べ応募総数が激減!(しかも、その内1つは社内イベントでスベり過ぎたという内容)以前と比べて応募が少なくなったのは、このアクトの効果で「炎上しそうな案件に対する危機管理能力が高まったのでは?」と勝手に仮定しています。

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後ろの仲島さんの笑みが神々しい。

最初は「なんとなく面白そう、ためになりそう」くらいの感じで始まったのですが、リアルにためになる炎上対処のノウハウが詰まった内容になっています。いつかは外部の人を交えてやってみたいですねぇ。



次は「どっちの旅行ショー」。ZIZOでは毎年海外研修旅行に行っているのですが、2020年の行き先が決まりました!

バルセロナ(スペイン)orバリ(インドネシア)です!!

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初の2コース開催でどちらに参加してもOKということで、今回のアクトではそれぞれのグルメやおすすめスポットなどを旅行委員会の代表者がプレゼンするという内容。

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バリの基本情報はこんな感じ。「330mlのビンタンビールが17,900ルピア
 =140円くらい!」とのことで物価の安さは魅力ですね!自然や寺院の観光スポットやスパもあって楽しそう。

続いてバルセロナ。

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もはや言葉はいらない感じ。景色もいいし、見どころ多いし、バルおいしそうだし、サッカーも観に行けるかもしれないし、こっちも魅力的。

アクトの最後には日程の前後半を決めるイベントを実施。「バリ」「バルセロナ」それぞれの紙ヒコーキを飛ばし、遠くまで飛んだほうが後半になる、というオシャレな決め方をした結果、「前半:バルセロナ後半:バリ」となりました!

ただ、うちの会社の決まりとして、全体の目標数値をきちんと達成しないと海外研修旅行は行けないことになっているので頑張らねば…という状態です!(もし達成できない場合は、バルセロナは志摩スペイン村に、バリは近所のマレーシア料理屋さんに、それぞれ変更となります)


次のアクトは「2023年について考える会」。これは9月の下期キックオフのときに「2023年に向けた次の3ヵ年計画をどうするか?」についての方針発表があったのですが、それをトップダウンで決めるのではなくみんなで具体化していこー!というものです。

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まずは第一弾として、みんなの「ジェラシー案件」を集めてみました。ジェラシー案件とは、「その仕事、うちでやりたかった!」とか「受注できなかったけどあれやりたかったなー」という案件のこと。単純に「いいな」と思った事例でもOK、無いなら無いでそれもOK。ピックアップしたらジェラシー案件をベンチマークとして、そういう案件をやるためにはどうなればいいのかを決め、「やりたいこと」を「できること」に変化させていくための取り組みです。

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4人ぐらいでランダムにグループになり、それぞれジェラシー案件を話します。ちなみに私が挙げたうちのひとつはこれ。

カンヌ・MEDIA LIONSのグランプリなのでご存知の方も多いと思いますが、街中のストリートアートに人気グラフィティアーティストが新作のナイキのエアマックスを履かせたというもの。位置情報を使い、この場所に行ってアプリを起動させると、そこに描いてあるエアマックスが買えるという施策です。サイコーですね!ソーシャルグッド(もはや当たり前になりつつあるので、この言葉も古く感じますが)案件、やってみたいです。

みんなから吸い上げた案件はまとめて可視化。コルクボードの貼り出されています。気になってる案件も、クリエイティブ視点、グローバル視点、システム視点など、人それぞれで面白かったです。

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最初のステップが終わったので、ここからさらに2023年に向けてどう動いていくかを整理していきますー!その内容も今後のフェスのアクトに組み込まれる予定。


さあ、ラストはいつものナイトパーティー。今回は近所のおいしいイタリアンレストラン「la ROCCIA (ラロッチャ)」からケータリング!

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バジルとモッツァレラとトマトが見事なクリスマスカラーですね!(適当)

ちなみに、フェスの予算のことをたまに聞かれるのですが、これ厳密に決まってまして好きなものを好きなように頼んでいる訳ではありません。食べ物も、お酒も、アクトに使う備品やサービスも、予算管理しています。いつも実行委員会は台所事情に苦しんでいるので、おいしくてボリュームとコストのバランスがいいケータリング可のご飯屋さんあれば教えてくださいー。

話しが横道に逸れましたが、今回のナイトパーティーはクリスマスということでイベントをひとつ。ARを使ってクリスマスカードで動画再生を行いました!こちらは実装をしてくれたエンジニアの藤岡さんが記事を書いてくれています!

UX居酒屋といい、クリスマスといい、なんかARづいてた12月でしたが、何か案件に結びつくといいですね。


長くなりましたがこれで12月のフェスは無事終了!クリスマス企画や1年の振り返り系の催し物など2019年をビシっと締めくくれたのではないでしょうか。

フェスそのものはというと、2019年にZIZOの全体会がフェスという形式に生まれ変わって、発起人のまいちんさんが退社して、実行委員が引き継いで、みんなになんやかんやと協力してもらいながら運営してきましたが、とりあえずちゃんと継続できて良かったですね!売上に直結しない社内イベントって取り組む優先順位が下がりがちですが、単純にルーティンとして根付いてきてたり、目標設定としてミッションで掲げてることの受け皿になりつつあります。とはいえ、ゆる〜くやりたいですが。

あと、ぼちぼち外部の人をどう取り込むかも形にしていきたいと考えてるんですが…そんな話しをしているうちに1月のフェスの開催が近づいてきています!これがルーティン開催の良いところであり怖いところ。2020年最初のフェスも、またユルっとレポートします!


おしまい。


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