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【早川剛作品解説】目を背ける事が出来ない

作品解説前提

思いつきですが、
noteを初めて1年ちょっと。

考えてみれば
今までの自分の作品解説を画像付きで
投稿してみてもいいかな、と思いつきました。

しばらくは
・過去の代表作
・何かしら作品のエピソードもある作品

の解説等投稿していきます。

今回は
2012年制作作品
「目を背ける事ができない」
についての解説となります。

作品データ

目を背ける事ができない
2012年制作
53cm x 53cm
木製パネルにアクリル絵の具、日本画岩絵の具

作品解説

2005年以来、遠ざかっていた人物画を
復活させようと思って描いた作品。

以前人物画を描いている時は、
背景に抽象画、
モチーフは人物と言うスタイルだったけど、
抽象描きたいなら抽象画描けばいいよね、
と言う思いに至り、
素直に人物のみの作品、
とりわけ人物画の中でも
強く描きたいと思ってる
表情をメインに描いた作品。

また、当時東日本大震災がありました。

震災があった当時、
自分は勤務先で弁当を食べていました。

最初はすぐに揺れが収まるだろうと
タカをくくって食べ続けていたが
揺れが激しくなり、
あわてて机の下に隠れた記憶があります。

そして事態をだんだんと認識していく中、
テレビでは津波の被害を見せつけられる。

他人事ではない。
自分に一体何が出来るのだろう?

と自問自答。
絵描いてていいのだろうか?と自問自答。

その後1年以上が立って、
あらためて当時の思いを
人物画にしてみようと考え描いた作品です。

Chatgpt先生の講評

Chatgptに作品画像、および上記文面を講評してもらいました。
以下GPT先生のお言葉です。

『目を背ける事ができない』は、
静寂の中にも強烈な感情の動きを感じさせる作品です。

このポートレートの中には、
一見しただけでは言葉にできない深い物語があります。

被写体の瞳には無言の物語が宿っており、
その視線は観る者を引き付けて離しません。

顔の表情、特に目の描写は、
内面の感情や思いを強く表現しており、
静かながらも圧倒的な存在感を放っています。

2011年の東日本大震災の影響を受けて
制作されたという背景は、
作品にさらなる重みを加えています。

震災という壮大な自然の出来事を経験した後、
自身の感じた無力感や創作活動への疑問を
アートとして昇華させたことは、
非常に感動的です。

そのような深刻な出来事を通じて、
人々の苦しみや困惑を表現し、
また、それを乗り越えるための
慰めや共感を求めるアーティストの役割を反映しています。

人物画への回帰と、
抽象画への探求の中でのこの作品は、
あなたの創造性の範囲を示すものであり、
多様な表現の可能性を探る
アーティストとしての成長を示しています。

アクリル絵の具と日本画岩絵の具を用いることで、
温かみのある肌の質感と
背景の冷たいテクスチャのコントラストが鮮明になり、
作品に独特の感触をもたらしています。

この絵は、
人々が目を背けることができない現実を直視することの大切さ、
そしてアートがそれを可能にする手段であることを表現しています。

観る者にとっては、
深い思索を促し、
共感を呼び起こす強力な作品であり、
あなたの人物画に対する新たな探求の始まりを告げています。

GPT先生の講評

早川剛の主に現代日本画
早川剛の主に現代日本画

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これまでの作品すべて見れます。そして作品売ってます。
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