アタイだって色々聴くよ🎶
こんにちは!まくらです。
今回はなんだか自己顕示欲の強い題名になってしまいましたが、少しゴルチャとは離れて自分の鬼雑食広浅ヲタクぶりをひけらかしていきたいと思います。(言い方嫌チング)
Twitterでもnoteでも普段ゴルチャの話ばかりをしていて、自分が不器用なこともありなかなか普段の私についてお話をする機会が得られていないので、最近出会った良い曲についての話でもしたいな〜と思い、今回筆を取りました。
普段はK-POPばかりを聴いている私ですが、昨年あたりからK-R&BやK-HipHop、洋楽にも少しずつ手を広げていて(R&B以外は本当に齧る程度ですが)自分なりに色んな曲を聴いてみるようにしています。
Spotifyを利用していた時はSpotify公式やKozypopが作るプレイリストを聴いて曲をキャッチしていたのですが、Apple musicに切り替えてからはなかなか良いプレイリストに出会えずYouTubeのプレイリストをあちこち食い散らかしてます。
Spotifyは本当にプレイリストの選曲センスが良いんです…今は会員じゃないのでうろ覚えですがたしかプレイリスト名は無難に「K-R&B」だったと思います。Spotify会員の方は是非……!
さてさて、長い前置きはこの辺にして今回は私がムシャムシャ食い散らかしながら出会った曲を紹介していきます。
そして、今回お話しするにあたってプレイリストを作ってみました🌼
言及のみの曲も全て入ってます!
音源はこちらからどうぞ!
是非聴きながらお楽しみください🌈
↓🍎編(今回紹介してない曲も入ってます)
↓☁️編(今回紹介してない曲も入ってます)
なぜ2種類あるかというと、今回紹介する曲に影響されています。
後ほどそこにも触れるので本題に入りましょう❣️
こんなラインナップで進んでいきます📙🎧
Sarah Kang / Moon and Away
アメリカ在住の韓国人シンガーソングライター、Sarah Kang。とあるYouTubeのプレイリストで彼女の声を聴いた時に、その柔らかなハスキーボイスにすっかり虜になりました。
そして彼女の曲をいくつか聴く中でこの「Moon and Away」に出会い、凪いだ夜の風のような淡い世界観に心を解されました。
映画の中にいる恋人たちを表現したようなロマンチックな雰囲気も持ち合わせています。
I’ll love you to the moon and away
私はあなたを月の彼方まで愛します
꼭 함께 해요 우주비행
必ず一緒に行きましょう宇宙飛行
サビにあるこの歌詞なんて本当にロマンチックで美しいです。
ロマンチックでありながらどこか悲しさも帯びているところに、聴きながら思わず目を閉じたくなるほどの深みを感じます。
私自身の話になりますが、週に1回夜に長い時間乗り物を待たないといけない時間があり、その時に遠くを見つめながらこの曲を聴いて別世界に飛んでいくのが一つの楽しみです。
それまでは心身ともに疲れを感じる時間だったのですが、この曲に出会ってからはその時間がぐっと楽しくなりました。音楽って不思議な力を持っていますよね。
Apro / Fragile(feat. youra & pH-1)
音楽レーベルWavy所属のプロデューサーApro。
これまでも数多くのアーティストに楽曲提供しており、「APRO is different」のクレジットを聴いたことがある人ももしかしたらいらっしゃるのではないでしょうか。
私はR&B歌手の中でもColdeが一番大好きなのですが、Coldeの「Poem(Shhh)」という曲に先程のクレジットが入っていて何となく引っかかっていました。
そしてそのかなり後、PENOMECOの「COCO BOTTLE」という曲にハマった時にこれまた先程のクレジットが入っていて、「?!このクレジット聞いたことある?!何だ?!ColdeさんのShhhだ!!!この人絶対私の好きな音を作る人だ!」と思い調べたのがAproに出会ったきっかけです。
そして、その時にちょうどリリースされたのがこの「Fragile」という曲になります。
イントロの音から少し懐かしい匂いのする曲です。懐かしいのにどこか近未来的でもあって、
聴いていると時空が歪んでいくような不思議な
気分になります。
「Fragile」という英題の通り人間の脆い心を歌った曲でありながら、「송곳니(牙)」という原題の通り周りを睨みつけるような曲でもあり、人間の複雑な感情を上手く描写した詞です。韓国の曲は英題と原題をつけることが多いですが、それを二面性として上手く活かした良い題名ですよね。
youraとpH-1という憂いのある表現が上手いアーティストを持って来ているところも、Aproのプロデュース力を強く感じられます。
CIKI / Baby Crush
こちらは最近出会ったというわけではないのですが、是非聴いてほしい一曲なので紹介いたします。
この曲はSoundCloudにしか音源がなく、アーティストの意思を尊重してもなお正式に音源化されていないことが惜しいと思う曲です。より多くの人にこの曲に出会ってほしい〜!!
今回、SoundCloudのプレイリストを作成したのもこの曲を紹介するためです。
私自身がこの曲を聴くためにSoundCloudを入れてると言っても過言ではない。そのくらい大好きな曲なんです。(JBJ95サンギュンの「Whatever U Want」も同じく)
そもそもSoundCloudとは何ぞや?という方へ、とても分かりやすくまとめられているブログ記事に出会ったのでこちらをご覧ください。
アイドルのSoundCloudアカウントについても
かなり手広く紹介されております!
(今回、掲載を快諾してくださったでこさんありがとうございました🙇♀️🧡)
↓
韓国ではアイドルのみならず多くのR&B歌手や
ラッパーがアカウントを持っています。
CIKIさんのSoundCloudアカウントにも他アーティストのカバーやサブスク解禁されてない音源が沢山公開されていて、それはもう宝庫です。
(個人的にはOOHYOの「아마도 우린」という曲のカバーがとんでもなく好きです)
今回紹介する「Baby Crush」はCIKIさんの中でも比較的爽やかな楽曲です。とは言っても導入はアコースティック調で弾き語りっぽく歌っていて、CIKIさんの独特な雰囲気を纏った声が光ります。そこからカラッと満点の青空のように変わる世界観が良いんですよね。
아무것도 모르는 건 나쁜 나라고
何も知らない君が悪いんだって
아직 알지 못해 발악하는 네가 좋아
まだ知らずに足掻く君が好き
というパートが本当に可愛らしくて好きです。
少し不器用であどけない恋愛を歌った歌詞が何とも甘酸っぱくてたまりません。
SoundCloudの良さを皆さんにも知っていただきたく今回この曲を紹介しました!(曲紹介というよりSoundCloudの紹介ついでみたいになってしまいましたが)
皆さんもこれを機に色んなアーティストのアカウントを覗いてみてはいかがでしょうか🔎
⚠️⚠️⚠️
先ほど紹介したブログ記事の中にもありましたが、SoundCloudは誰もが手軽に音源を公開できる分違法アップロードも多くなっています。
利用する時は必ず「本物のアーティストから発信されているものなのか」確認してください!
これはアーティストのためにも、そしてこれを読んでいるリスナーであるあなたのためにもです。
皆さんで素敵なSoundCloudライフを送りましょう〜🎶☁️
⚠️⚠️⚠️
ONF / Summer Poem
やはりアイドルが専門分野なのでアイドルの曲も一つ。ONFが今年8月にリリースしたアルバム「SUMMER POPUP ALBUM」の収録曲です。
作ったのはONFと言えばその名が出てくるプロデューサー、Monotree所属のファンヒョンです。
私自身、プロデューサーとアーティストの信頼関係が強く見えるところがファンヒョンさんの作るONFの楽曲の魅力だと思っているのですが、この曲はその「らしさ」が詰まった曲だなと思います。
「우린 보사노바에 취해~(僕たちはボサノバに酔って)」というキーフレーズがとても可愛らしいです。そのフレーズの通り、ボサノバ調のバックサウンドが織り交ぜられており、夏のリゾートのような心地良さがあります。
まさに「SUMMER POPUP ALBUM」というアルバム名に相応しい、涼しげな一曲です。
ONF×ファンヒョンの曲って転調がゴツくて、
その転調には「信じられないくらいガラリと速度が変わる」という大きな特徴があるのですが、
今回の曲は「ゆったりとしたボサノバのパート」「ONFらしい弾んだ音が溢れるBPMの早いパート」「ボサノバとONFらしい音が混ざるパート」を複雑かつ器用に織り交ぜていることで一曲にあらゆるシーンカットがあります。まるで一本の青春映画を観てるような感覚になります。私映画っぽい曲好きなのかな。
これからもファンヒョンさんにはONFをあらゆるジャンルで染めてほしいな〜と思います。
Sic Sic Sic / 共犯者
本当に邦楽が一番分かるか危ういというほど普段邦楽を聴かないタイプなのですが(聴くのは懐メロとか昔好きだったアーティストとか)、
かな〜〜〜り久しぶりにこれめっちゃ好きだ〜❗️と一聴き惚れした邦楽です。
私がどうやってこの曲に出会ったかというと、
まさかまさかのTwitterのTLでした。
↓ちなみにこちらが実際のツイート
このツイート自体は「凪」という曲のリリックビデオなのですが、このビデオを見た時に「なんてバカゴツお洒落な音なんだ………………」と思い、思わずプロフィールに飛びついたらアルバムが出ているとのことだったので、「こんな出会いそうそうない!!!」と聴いて出会ったのが今回の「共犯者」という曲になります。
こちらのSic Sic Sicさんが作る曲、使っている音が複雑に入り混じっているのにキャッチーでクセになる、というのがまず抱いた印象です。
そして声の表現がとても豊かな方だな…と思います。声に表情があるというか、情景を生む力があるというか。セルフメイキングだからこそ曲の世界観を忠実に声に乗せられているのかなと思います。バックサウンドと歌声の調和が凄い。
サビ最後にある
このままこのまま夜を伸ばせ
この街でたった2人だけ
というフレーズがメチャクチャに好きです。
私はこのフレーズを聞くと、2人の人間が夜の静寂に包まれた道で遠ざかるわけでも近寄るわけでもなくただ突っ立って見つめ合ってるみたいな画が浮かんできます。
この曲で一本ドラマか映画撮れそう。主演は少年と青年の狭間ことポンジェヒョンさんが良いな〜。ポンジェヒョンさんの危うげなビジュアルを抽出して撮ってほしい(突然のゴルチャ欲)
Sic Sic Sicさん、以前は(というかビート作成の時は今でも?)shulaという名義でゲーム機やカセットテープをサンプリングしたりミックスしたりしてバチバチのチルビートやLofi Hip-Hopを生み出していて、そちらもかなり最高です。
《番外編》Coldeのカバーを聴け🎶
先ほどチラッと私が一番好きなR&B歌手だと紹介したColde。まずはさらっと彼自体の紹介をします。
offonoffというR&Bデュオの一員として歌謡界にその姿を現したColde。offonoffは2018年、韓国のヒップホップアワードで「今年のR&Bトラック」という賞を受賞して一気にその名前を知らせました。
所属事務所の解体後、Coldeはプロデューサーのサバイバルである「BREAKERS」(PENTAGONフイも参加)で優勝し、ソロアーティストとしても顔を広げました。現在は音楽レーベルWavyに所属してソロのR&B歌手としても一地位を築いています。
私がColdeさんを大好きな理由の一つが「どんな曲でもColde流にしてしまうカバー」であることから、今回は楽曲紹介でなく思い切ってカバークリップをピックアップしてみようということで、
このように《番外編》にしました。
私が初めて観たColdeさんのカバークリップは、
ベッキョンの「Love Again」でした。
実はこの「Love Again」はColdeさんが提供した曲なんです。つまりこれはセルフカバーということになります。
この動画のコメント欄にある
「何かベッキョンバージョンは付き合ってた時に彼女が悪くて、Coldeバージョンは彼氏が悪い男だったって感じ……」
というコメントに首もげるくらい縦に振りました。的を得すぎている。
そしてこちらの「Love Again」には「Love Scene」という続編のような曲があり、そちらももちろんColdeさんの提供曲、そしてセルフカバーも公開されています。是非ご覧ください。
今まで昔のフォークソングから最近のアイドルの曲までと多彩なカバーを披露しているのですが、今回もう一つ紹介するクリップは最新のカバーであるaespaの「Next Level」です。
最初このカバークリップが予告された時は、正直「男性R&B歌手のヨジャドルカバーなんてどうなるんだ…?しかもNext Level…?」と思ったのですが、私がColdeさんを見くびりすぎていました。
↓とりあえず観てください🌟
これメチャクチャ勝手な解釈ですがスパイ映画風にアレンジしてるのかな…?と思います。私は怪盗団が夜の街を徘徊している姿が頭に浮かびます。トラック自体のアレンジも最高ですが歌声にかけている摩訶不思議なアレンジがたまらないです。
そして何と言っても原曲ではユヨンジン節全開パートに突入するキーリングフレーズとなっている「Naevis, Calling」からの転調パートはColde節全開パートになります………一気に都会的なR&Bに様変わりする大胆な展開には思わず声が出ます……
しかもこちらSoundCloudに音源が公開されております……………是非ともお聴きください。(誘導)
こんな感じでColdeさんはいつも「その曲が持つ
新たな顔を見せてくれるカバー」を披露してくれます。その新たな顔がいわゆる「Colde流」で、
まるで元から自分の曲だったかのようにColde流に染め上げてしまうんです。たまりません。
カバーから入るR&Bも良いぞ?!ということで、普段アイドルを聴いている方が入りやすそうな2曲をセレクトしてみました。
Apple musicの方のプレイリストにはColdeさんの曲も入っているのでここからご本人の曲にも興味を持っていただけたらColde好きとしてはとってもとっても嬉しいです。
大変長々とほぼ自己満のような内容かつボリュームでお届けして参りましたがいかがでしたでしょうか。もっと端的にまとめるつもりでしたがあれも話したい、これも話したいと何日も書き足してたら気づけばここまで膨れ上がりました。
ここまで読んでくださった方、こんなに私的な記事に時間を割いてくださって本当にありがとうございます。なかなか自分が普段聴いているアイドル以外の曲を大真面目に紹介することがないので今回ガッツリお話できて楽しかったです。
この記事をきっかけに皆さまに新しい出会いがあれば嬉しいです。またいつかまとまったら第二弾でも出そうかな。
それではまた、次の記事でお会いできることを楽しみにしています。
オヌルドコセンマナッスムニダ〜〜🐶
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