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アイスクリームが世界一美味しい国🌈

皆さん、日本でアイスクリームがよく売れている地域はどこかご存知でしょうか?

実は、北陸地方と北海道・東北地方、いわゆる寒い地域で、アイスクリームの支出額が多い傾向にあるんです。

一方で、四国や九州地方など、暖かい地域では少ない傾向にあります。沖縄県の那覇市が、何度も全国最下位を取っているほどです。

なぜ、寒い地域でアイスクリームがよく食べられているのでしょうか?

それは、冬の寒さが厳しいから。

北陸地方と北海道・東北地方などでは、冬に気温が大幅に下がるため、部屋の中では暖房器具が常に稼働している状態になります。

室内の温度が常に高く保たれているため、冬でもアイスクリームを美味しく食べられる環境が整っているんです。


そんな日本でもよく食べられているアイスクリーム。

世界で最もアイスクリームが美味しいと言われている国はどこか、皆さんご存知でしょうか?

それが、南アメリカ大陸の南側に位置する『アルゼンチン』。

アルゼンチンは、乳製品を多く消費する欧州からの移民にルーツがあるため、欧州系の食生活や文化が深く根付いています。そのため、これまで独自の食文化を育みながら、多くの乳製品を消費してきました。

最近では、健康志向の高まりを受けて、乳脂肪分などを調整した機能性乳飲料の消費も増えています。

アルゼンチンのアイスクリームが世界一美味しいと言われている理由の一つに、『ノンホモ牛乳』と『パスチャライズ牛乳』があります。

ノンホモ牛乳とは、ホモジナイズしていない、より生乳に近い風味が楽しめる牛乳のこと。

<ホモジナイズとは?>
牛乳に圧力をかけて、生乳に含まれる脂肪球を砕いて小さく均質化すること。均質化することで乳脂肪の分離を防ぎ、飲み始めから終わりまで安定した味が楽しめるメリットがある。

パスチャライズ牛乳とは、パスチャライゼーションした牛乳のことです。

<パスチャライゼーションとは?>
生乳の自然な風味・性質・栄養を生かす温度で殺菌すること。生乳の風味をなるべく損なわず、有効な菌を残し、殺菌できる方法。

ノンホモ牛乳とパスチャライズ牛乳に採用されている殺菌方法は、味わいをより豊かにします。


加熱殺菌の方法は、いくつか種類があります。

日本国内で最も普及している殺菌方法が『超高温殺菌法』です。国内シェアの約9割を占めています。

120~150℃の高温で、1~3秒間という短時間で殺菌する方法です。

超高温殺菌法のメリットは、高温かつ短時間で殺菌できるため、生産効率に優れていること。一方、デメリットとしては、有用な細菌や微生物を死滅させるとともに、自然な風味を損なってしまうこと。

それに対して、超高温殺菌よりも低温で加熱殺菌する方法が、先ほど紹介した『パスチャライゼーション』です。

この製法で作られた牛乳を使ったアイスクリームが、濃厚で美味しいと評判なんです。


日本でも、パスチャライズ牛乳は販売されています。

『低温殺菌』と書かれたパックが目印です。

ぜひ一度、ご賞味ください😌

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