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世界三大宗教と天地創造🌈

世界の始まり方や、最初に世界を創造した創造主が誰なのかは、未だに分かっていません。

これが、世界最大のミステリー『天地創造』です。

仏教では、「創造主はいない」ともされており、太古の昔からあらゆる解釈がされてきました。

天地創造についての、この途方もない解釈を、三大宗教別にご紹介します。


まずは、キリスト教。

旧聖書にある『創世記』一章の天地創造から。

<1日目>
神は天と地をつくられた。暗闇がある中、神は光をつくり、昼と夜ができられた。
<2日目>
神は空(天)をつくられた。
<3日目>
神は大地をつくり、海が生まれ、地に植物を植えられた。
<4日目>
神は太陽と月と星をつくられた。
<5日目>
神は魚と鳥をつくられた。
<6日目>
神は獣と家畜をつくり、神に似せた人をつくられた。
<7日目>
神はお休みになった。

旧聖書では、創造主がたった6日でこの世界を作ったとされています。

ちゃんと7日目に休むところがいいですね。


次に、イスラム教。

「アッラーの他に神はなし」

アッラーは、天地創造以前から未来永劫に存在し続ける、他に並び立つ者がいない全知全能の絶対者。

「時間的な始まりも終わりもない森羅万象のすべてを司る神」とされており、他の神の存在を想起させる表現は不適切であるとされています。

ただ、イスラム教も旧聖書であるため、イエスを神とするか預言者とするかの違いのようです。

根本的には、キリスト教と天地創造の解釈は同じです。


最後に、仏教。

仏教は、キリスト教とイスラム教に並ぶ、 世界三大宗教の一つであり、釈尊(しゃくそん)によって開かれたもの。

しかし、 宗教と呼んでよいのかと考えてしまうほど、 他の宗教とは異なった教えをされていました。

「自分の外に存在する神様を必要としない」

これが、仏教の主な教えです。

神は、居ても居なくても、 仏教の信心である根幹を揺るがすものではないということ。

仏教は、「ある時、神が天地創造した」というような、『無』から『有』になる、 因果の理法を無視したような説は、 邪説と考え、採用しません。

仏教は、一般的な常識の範囲内で、現実を見る内観の教えが基本です。

この世は単独で存在するものは一つもない
(諸法無我)
あらゆるものは無数の原因と無数の条件によって仮に成り立っている
(縁起)
しかも時々刻々変化してやまない
(諸行無常)

要は、「この世の始まりについてはわからない」ということです。

いつ始まったのか分からない。

だから、

終わりも分からない。

これが、仏教の考えです。


天地創造は、宇宙開闢(うちゅうかいびゃく)神話とも呼ばれており、古代のヨーロッパやアジアでも、現存する諸民族たちによって伝承されてきました。

これからも、様々な形で後世に語り継がれていくことでしょう。

私も書きながら、深い真理に触れられた気がします😌

最後まで読んでいただきありがとうございました🌈

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