自己紹介(HSP編)

前回に引き続き、私の自己紹介をさせて頂きます。 今回は私がHSPを知るまでのお話です。

私は物心ついた頃から独特の感性を持っていました。  例えば、5歳の頃、家から見た景色がとても素敵で「今わたしは5歳。この景色をずっと忘れない」っと思った事を今でもハッキリと覚えています。 その時の風景もちゃんと覚えていますよ。

あと、誰に言われたわけでもなく、小学校低学年の時に自ら日記を書き始めたのですが、ただ単に出来事を書くだけではなく、絵本風な表現で書いたりもしていました。 「今日は雨が降っているけど、森の動物さんたちは大丈夫かしら。きっとお母さんと一緒だから大丈夫よね。私もお母さんと一緒にいるから大丈夫よ」っという感じです。 当時の日記帳は今でも大切に保管してあります。

そして、空や雲を見る事がとても好きでした。 少しずつ変化していく雲の形や、雲が消える瞬間を見ているのが楽しくて、ずーっと空を見上げていました。 今でも空を良く見上げます。 「同じ青空でも、地元で見る色と、外出先で見る色がこんなにも違うのはどうしてだろう?」っと、つい最近も思ったものです。  そして、星や月、雪を見る事も子どもの頃から好きでした。 小学生の時、服に付いた雪をジーっと見つめて、雪の結晶の形を眺めたりもしていました。

高校時代は、周りの友だちに恵まれて毎日本当に楽しかったのですが、当然の事ながら、私の事を嫌っている子もいました。 でも私は「相手が私を嫌いでも、私はあの子のこと嫌いじゃない。だから親切にしたい」っと思い、自分の方から挨拶したり、軽めの話をしたりしていました。 一年経つ頃には、相手の子の態度も大分柔らかくなって、それがとても嬉しかったです。 高校時代は、校内に限らず、身の回りで「あの人嫌い。苦手。」と感じる人が誰一人いませんでした。  今振り返ると、青春真っ只中のピュアピュアでしたね(笑)  

さて、そんな私が、自分自身がHSPだという事を知ったのは、なんと今から一年半前なのです。 すごく最近です(笑)  その時の私は、「やっと!やっと!本当の自分の事を知れた!そういう事だったんだ!」っと、とても嬉しい気持ちになって、凄く安堵したのを覚えています。

っというのも、HSPというものを知るまでは、「自分は他の人となぜか違う。皆んながしているように私は出来ない。どうして?私が間違ってるの?」っと、10年以上悩み続け、辛い気持ちを味わい続けて来たからです。 成人してから、気の合う友達が本っ当に出来なくて、私の感性を誰にも分かってもらえなくて、本当に辛かったです。

でも、3年半前にうつ病になり、うつ病関連の記事をネットで調べていた時に、本当に偶然『HSP』っという文字を見つけました。 すぐに調べてみたら、見事に自分にピッタリで、ビックリしました。 そして上記の通り、とっても嬉しかった!! 何だか救われた気持ちになりました。

「HSPの自分が嫌いだ」っと感じる方もおられると思いますが、私はむしろ逆で『日々の暮らしの中で新しい何かを発見できたり』『小さな事にも感動したり嬉しい気持ちになったり』『移りゆく季節の変化やその時の匂いで心が穏やかになったり』...。  そんな小さな素敵を沢山見つけられる、とても素晴らしい才能だと思っています。 だから私は、HSPである自分のこの感性が大好きです!

もちろん、苦労する事は沢山あります。 私の場合、うつ病もあるので余計にややこしいです(笑)    なので今は『どうしたら、うつ病の自分、HSPの自分と楽しく生きていけるか』っという事を、少しずつ見つけていけたら良いな、っと思っています。

長文になってしまったため「私がなぜHSPの中でもHSS型HSPなのか」というお話が出来ませんでした...。  なので、この事については次回お話させて頂けたらと思います。

長文をお読み頂き、ありがとうございました。

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