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【 限定公開 】新患の継続力を見抜く問診票のアイデアと考え方


みなさんこんにちは。
花田隼人@hokkaido_wakate)です。

2023年。
花田は勤め先の配属エリア内で、
高いリピート成績を残すことができました。

 
目の前の患者さんが、

✔︎ちゃんと通える人なのか?
✔︎長期的・継続的に頑張れる人なのか?

カウンセリングの中で
見抜くことができれば、
我々も仕事を進めやすい
ですよね?


本記事では普段花田が、

「患者さんの何を見て」
「どのように考えて」
“ひと”を見抜いているのか?

…についてシェアします!
 

 

【このnoteを読むべき人】
・新患対応に新しい刺激が欲しい人
・問診票をリニューアルしたい人
・通院指導をしても上手くいかない人
・いつも改善後の通院を啓蒙する人
・自分の診察に課題を感じている人
・患者さんを人間観察したい人
・花田のことが好きな人
 
↓↓ 

 【読むとどうなるか?】
・長くお付き合いしてくれる患者さんが分かる
・患者さんのタイプが判断可能になる
・長い通院を得ることができる
・施術後の変化に左右されず信頼を得られる

 

この内容はTwitterでもあまり語ったことがなく、親しいクローズドな関係性の方だけに、丁寧に伝えてきた大事なものです。「花田の発信内容に興味がある」という方は、ぜひ読んでいただきたいと思います。

 

 



 

それでは参りましょう!

最後まで付いてきてくださいね!
 

 
 


1.患者さんの”あるスキル“を見ている



まず結論らしいものをご提示します。

花田は患者さんの、

「ネガティブ・ケイパビリティ」を見ています。

ねがてぃぶ・けいぱびりてぃって何?
…という方のために説明します。

ネガティブ・ケイパビリティ
(Negative Capability)とは、
「あいまいな状況に耐える能力」
といった意味で使われる言葉です。

Negativeは「後ろ向きな」、
Capabilityは「処理能力」という意味があります。

「宙づり状態に耐える力」と
表現されることもあるスキルで、

ハッキリ定まらない不安定な状態に、
身を置いていても苦痛を感じないか?
…という心理的な性質を表す言葉です。

例えば、

「荷物を運ぶ」様子
イメージしてみてください。

「あいまいさ」という中身が入った
段ボール箱を持ち運ぶ
運送業者さんがいるとします。

ネガティブ・ケイパビリティがある
業者さんはこの荷物を難なく持ち運べます。
「あいまいさ」を抱えていても、
それを苦痛だと思わないからです。

しかし、
ネガティブ・ケイパビリティが無い
業者さんはこの荷物を運ぶのに苦労します。
「あいまいさ」を抱えていることが
とても苦痛に感じるからです。


 

これと似たようなことが
治療のシーンでも起きています。


例えば治療過程では、

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