僕は昔から人の目を気にするタイプの人間だったような気がします。振り返ると、女の子の前では自分を大きく見せようとしたり、サッカーのコーチが見てる時はより一生懸命練習をしたりしていた記憶があります。

他の人に自分がどう見られているかをめちゃくちゃ気にしていました。

皆さんにはそんな経験はありませんか？

僕は昔から自分に自信がありませんでした。さっきも言ったように人目を気にしながら生きてきた人間です。

学校生活ではいつもふざけて馬鹿なことをするタイプの人間でした。
今思うと、できないと思われるのが恥ずかしくてやる気のないふりをしていたのかもしれません。

小さいころの僕には、笑われる勇気がありませんでした。

サッカーの練習をするときも周りの友達はみんな遊んでいたから、小さい頃はよく一人で練習をしていました。そこに遊んでいる友達が来たら一人で練習しているのが恥ずかしくて少し隠れたりすることもありました。

自分のためにサッカーを練習していたのに、気にしなくていいことを気にして、自分のがんばっていることすらも恥ずかしく思うことがありました。

僕はそんな自分が本当に嫌でいつもかわりたいと思っていたけど、それは僕の中にかなり深く根づいいてなかなか変われませんでした。どうすればいいのか、変わり方がわからなかったから。

なんで人目を気にするのか、なんで自分を恥ずかしく思うのか。

今ならその答えがはっきりとわかります。
それは自分に自信がなかったからです。自分の中に、胸を張れるものがなかったからだと思います。

みんなと同じことが正解だと思ってたから、一人で行動することにいつもびくびくして不安になって、それが積み重なって自身をなくしていたんだと思います。

でも世の中を見たら自分を貫いて好きなことで生きている人は確かにいて、そんな人たちに強く憧れを持ちました。

やっぱり、毎朝電車で見かける疲れ切った顔のサラリーマンよりも、レペゼン地球みたいなぶっ飛んだ生き方をしたいと心から思いました。

そのためには、自分の足枷を外して、殻を破らないといけませんでした。

自分の出した答えが周りと違っても、大勢の人にそれは違うと言われても、誰の言葉にも耳を貸さずに自分の道を開拓していく。

最初は怖かったけど、続けていくうちに少しづつ自分に自信も出てきて、僕を応援してくれる人とも出会えました！

あんなに人目を気にしながら生きていた僕も今では、

ヒッチハイクに挑戦できるぐらいには恥をかけるようになりました！
何も特別なことなんてしていません。自分の心に耳を澄ましてそれに従って行動しただけです。

僕の中で、行動するためのルールは3つしかありません。

◆一つ目は、自分で決めること。

進路についてもそうだけど、この先の自分のことを誰かに決めてもらうのは楽でいいです。

だけどそんな生き方をしていたら、失敗したり満足のいかなかったときに人のせいにして言い訳をする人間になってしまいます。

アドバイスや提案にはしっかりと耳を貸します。でも最後どうするか、当たり前だけど自分のことは自分で決めるようにしています。

◆二つ目は、決断を早くすること。

選択を迫られたときはやっぱり迷います。その瞬間にはそれが正解かわからないからです。

僕はその瞬間に少しでも「やりたい」という気持ちが自分の中にあったら、あえて何も考えず「やる」って答えを出すようにしています。

決断を先延ばしにしても、きっとできない理由を探して、やらない自分を正当化しようとするだけだからです。（実体験です）

答えを出すスピードは速いほうがいいです。「やる」と決めた後はとにかく友達やら誰かに言いまくって、もう後には引けない状況にしてしまえば大丈夫です。

◆三つ目は、満足しないこと

今回僕が一番に伝えたかったのはこの部分です。これは自分自身に向けた文章でもあります。

何度も挑戦をするようになると、だんだんと成功する確率みたいなものが上がってきます。

成功することが増えていくうちに、自分は実はすごい人間なんじゃないか勘違いしていしまいそうになります。

僕がそうだったように。

僕の挑戦が成功するのはいつもだれかのおかげです。ヒッチハイクを成功させられたのも僕を乗せてくれた優しい人たちのおかげです。

実際に僕がしたことは勇気を出してスケッチブックを振ることだけです。

いったい誰のおかげで今回の成功があるのかを忘れてはいけません。

スティーブ・ジョブズが残した有名な言葉、「ＳＴＡＹ　ＨＵＮＧＲＹ」
人生において決して満足するな。自分の人生に常に空腹であって、それが満腹になるまで人生を追い求めろ！

って意味だと僕は解釈しています。

人生は多分、アニメみたいに主人公が努力した分だけ強くなれるほど簡単なものじゃないと思います。

ナルトみたいに、どんどん新技を覚えて窮地に立ったら覚醒するなんてことはないです。

だからこそ自分の力を誰よりも低く評価して、誰よりも繰り返し挑戦しなければならないんだと思います。

この前友達に『はやとってめっちゃポジティブよな。落ち込んだりせーへんの？』って言われました。

確かに落ち込むことがないわけではありませんが、そもそも後ろを振り返るほど僕はまだ進んでいません。

僕は今17歳で守らないといけないものがあまりありません。逆にこんなに自由に行動できるのは今だけかもしれないし、守らなくていいなら攻めないともったいないです。

17歳ってことが足枷になることもありますが、それ以上に武器にもなります。だからこそ今やりたいと思ったことに誠実に向き合うことが大切だと思っています。

僕は現在進行形でStay hunngryです。

最後まで読んでいただきありがとうございます！
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