今日は僕の相方を紹介します。
来年一緒に起業する、聖真です。

僕と聖真は中学の頃に出会い、仲良くなりました。
高校に上がって色々あって、一緒に起業することを決めました。たくさん調べて、プランも立てて、高校卒業後のことは大体決まりました。

あとは、卒業するまでに何をするかです。

僕の目標はサッカーの全国大会に出場すること。
聖真の目標は志望大学に合格すること。

受験勉強とサッカーにお互い全力を尽くすために聖真が野球部を引退した7月から僕たちは一切の連絡を断ち切り、各々が全力で頑張ろうと話し合いました。

次に会うのは、2023年3月30日の夜、東京で。

それまでにお互い絶対目標を達成して、一番かっこいい姿で再開しようと決めました。

隠さずに言います。聖真の志望校は一橋。周りからは絶対無理と言われているそうです。僕は聖真なら必ず達成すると信じていますが、受験までの長い期間モチベーションが下がる時もあるだろうし、なかなかうまくいかないこともあると思います。

もう今までのように電話してモチベーションを高めあったりすることはできません。なので聖真が苦しくても踏ん張れるように、手紙を書きます。

卒業したら人生のほとんどを一緒に過ごすことになると思うから、これはそのためのエールの手紙です。

親友へ

12年間野球お疲れ様。

まずは俺を誘ってくれてありがとう。

実を言うとあの電話の時俺も誘いたかったけど、遠慮して言えんかったから助かった。

あの一言でまじで人生変わった。9月23日は俺の人生で一番大切な日になった。

休み時間にペットボトル野球したり、みんな受験勉強してる時もZENOで遊んだりしてたな。中学の頃は聖真とこんなことになるとは思ってなかった。

でも、一緒に起業するって決めた時も『一緒に東京行かん？』って誘われた時も俺の中に迷いは一切なかった。聖真とならどんな道に進んでも最高に楽しい毎日が待ってると確信してたから。

中学でも、高校生になって別々の学校に行ってもずっと聖真に助けられてた。頭上がらへんよほんま笑

もうあの頃とは違う。

名言が好きで、道徳の感想文どっちが良い感想書けるか勝負してたような、好きなサッカー漫画のネタバレし合ってたような、そんなあの頃とはもう違う。

なんとなく社長になりたかったあの頃とは違って、

上っ面じゃなく、本気で。

これからは自分達の言葉で、行動で世の中を変えていけるようになろう。夢...じゃないな、「目標」は大きいけど、必ず達成できる。

その前に、卒業するまでは自分のやるべきことを全力でやろう。今は、将来のことは何も考えなくて良い。目の前のことに集中しよう。

俺は、芦屋学園で絶対に全国に行く。

だから聖真も一橋に受かってくれ！

15年間サッカーやってきて、高校で辞めるって決めてからも、やっぱり俺サッカー大好きでさ。辛いことももちろんあるけど、最高の仲間おるし、コーチも監督も熱くて愛に溢れてるし、辞めたくないなって感じる瞬間は正直まだある。

でも俺は、大好きなサッカーよりも聖真と一緒に起業することを選んだから。しっかりサッカーにケジメつけて、一番最高な形でサッカー人生締めくくってくる！

東京で会う時、俺はめちゃくちゃカッコ良い男になってるで。しっかりついてこいよ！

聖真のことは親友で、相方で、恩人と思ってる、でもやっぱり生涯のライバルってのが一番しっくりくる。連絡なんか取らんくても頑張ってる姿想像してかってに高め会える。

俺が全国行って、聖真が一橋落ちたら俺の勝ちやな笑
俺はそれを狙ってるで。

俺には仲間がおるから。でも聖真は一人で受験を乗り越えなあかん。だから、辛くなったらこの文章を何度も読み返して。

ダサい大人にはなりたくないよな。ここが人生の分岐点かもしれん。

聖真は努力家やから、俺がどうこう言わんでも頑張れる男やと思う。

『何のために』頑張ってるのか。

それだけ忘れなかったら大丈夫。

また会う日まで夢膨らませて、この8ヶ月間のことを話し合おう。

頑張れ。

快斗より

こんなに深く関わって一緒に写ってる写真が一枚もないのがほんまに俺たちらしいな。

12年間よく頑張った。お疲れ様。

Babylon