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本当は、ビジネスメールが怖い。

はじめまして。

笑えるおとなの官能小説を一時期noteに書こうとしたものの、
一筆も進まずに挫折したnote童貞こと
なまぬるいおにぎりです。初noteです。88888


今日は「noteは意識高い記事じゃないと」っていう流れをぶった切るべく
皆も日頃思ってるであろうことを勇気を出して代弁しようと思います。







私は、ビジネスメールが、怖くてたまらない。




例えば、


「添付の死霊をご確認ください」


という、ギャグなのかガチなのかわからない
突然の死霊を送付されるあの恐怖。



5MBの死霊...?
そもそも死霊の何を確認すればいいのだろうか?
死霊の動作確認でもしろというのか?
死霊に問題があった場合、どう修正を依頼すればいいのか...?
何の恨みがあって死霊を送りつけられたのか?
次はいつ死霊を送りつけられるのだろうか...?

ゆっくりと5MBの死霊をダウンロードしながら、

そんな数々の不安と恐怖が頭をよぎる。




でも、何より一番怖いのは

ビジネスマンなら誰でも一度は書いたことがあるであろう、

あのおきまりの文句。





『お世話になります。』



という一文。


画面の前のあなたも
お魚くわえたドラ猫も
それを裸足で追いかける巻貝SAZAEも皆

この一文の恐ろしさに気づかないまま
ただのマシーンのようになにも考えず使っているのではないだろうか。


ーーー私のPCの中の死霊がそっと囁くーーー

死霊なんて比じゃない。
この一文程恐怖はない。
ねえ、そうでしょう?

Ghost in the shell ーーーーーーーーーーーー


バトーもビックリです。




①まず、「あわよくば相手のお世話になろう」という卑しい姿勢。

あわよくば無条件でお世話になってやろうというヒモニートでさえもドン引きな卑しい姿勢。

「お世話」というくらいだから餌やりやブラッシング、散歩などというペットのお世話感覚の簡単なものから、シモの世話でもしろというのだろうか?


それも、会ったこともない
一緒に仕事をしたこともない相手から
「お世話になります」と言われる恐怖を


本気で考えて欲しい。



あなたは、突然知らない異性から
「今日からお世話になるね・・グフフッ」と言われたらどうだろうか?






そういうことだ。



②「お世話になります」と「お世話になっております」

前者は未来系の話で、後者は現在進行形。

一般的には、既に会社間のやり取りや取引があるかどうかで表現が変わる。

こちらの受け入れ態勢や気持ちはお構い無しに
お世話になる気マンマンで宣言されるのも怖いし、現在進行形で「まさに今」お世話になっている・・と言われるのも恐ろしい。





今相手はナニをしている最中なのだろうか。





私のナニにお世話になっているのだろうか。







そういうことだ。






極め付きは「いつもお世話になっています」という言葉。

「いつも」という副詞がついただけで
それはもう想像だにしない状況だ。

「いつ何時も、常にお世話になっている」状況?

そもそもお世話した覚えもないのに
「いつもお世話になっている」と言われる恐怖。

まるで部屋を常に監視して見世物として楽しむストーカーだ。


こちらは認識していないにもかかわらず
「いつも見てます」と言われるようなものだ。


「いつもお世話になっています」と付け加えるくらいなら、まだ「いつもオセアニアになっています」と付け加えてオセアニアアピールをした方がマシだ。





いつもお世話になっております、と異性から言われたら


ぜひ気をつけてほしい。



④最後に、「どうぞよろしくお願いいたします」という締めくくりに対しても物申したい。

お決まりの締め言葉として使う『宜しくお願いいたします』程
素人が使ったらケガするナイフはない。

「よろしく」という言葉は本来とても崇高で誇り高き言葉であると同時に
重い責任が付きまとう言葉である。




想像してほしい。


結婚式当日、新婦のお父さんから

「.....のりこをよろしく」

と言われるほどの重みを。





思い出してほしい。


ワンピースでも、エースはサボからルフィの事を宜しく頼まれた、あのシーンを。

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「ルフィの奴はまだまだ弱くて泣き虫だけど、おれ達の弟だ。よろしく頼む」と。


(私は空島までしか読んでないけど)





それくらい重みのある言葉なんですよ、

「よろしく」って。


わかったフリして素人が使っちゃあいけない。

自己防衛?投資??海外移住???
国なんかアテにしちゃだめ。





自分や自分の大切な人の人生を託すことと同じくらい重みを持つ崇高で高潔な言葉なんだ。



そんな中、たとえこれから苦楽を共にするかもしれない取引先とはいえよく知らない相手から


「(私の人生を貴方に託しますね)よろしく」と言われたらどうか。










重すぎる。








または、












軽すぎる。




「よろしく」はそんな簡単に使っていい言葉ではない。

第一、「よろしく」なんて本来必殺技級の言葉を軽々しく何度も放ってくるビジネスマンを信用できるだろうか?

格ゲーで「昇龍拳!昇龍拳!」としきりに昇龍拳ばかり放ち
勝とうとしてくる性悪小悪党となんら変わりない。

あなたがカイジで 生きるか死ぬかのデスゲームで命を託さなければいけない状況になって初めて使っていい言葉だ。

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ビジネス上の付き合いしかしていない相手に、
自分やあなたの大事な人の人生を託せるだろうか?


 ー 答えはnoだ。



自分にそんな嘘をついてまで、あなたは会社の犬にならなくていい。


そんな人生とはもうオサラバだ。






「お世話になります」?

「よろしくお願いします」?



そんなのを使うのは3流のビジネスマンだ。


だから今すぐに使うのをやめたほうがいい。













そろそろ本気で200MBくらいの死霊を送りつけられそうなのでこの辺で終わります。



(ちなみに、ブログを書くのは初めてなので
感想などもらえたら嬉しいです。)



それでは、今後ともよろしくお願いします。←

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