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七月の名古屋市の街へ。

一昨日は、名古屋市の街へゆきました。

ぼくが住んでいる愛知県豊橋市より、
県庁所在地の名古屋市までは、
今回はJRに乗りまして快速電車で約五十分、
「名古屋駅」で地下鉄に乗り換え、
最初の目的地は東山線「伏見駅」下車、名古屋市美術館にて
「マリー・ローランサンとモード」展を鑑賞いたしました。

思えば、名古屋市美術館へ来るのも
ひさしぶり、と申しますか、たぶん
コロナ下以後では初だったやもしらない。

伏見駅を出てから美術館まで徒歩八分なのですが、
外があまりにも暑くって、道中のコンビニで
飲み物を買う。スポーツドリンク(何かは忘れた)を
ほぼ一気で飲み干して、美術館のある
「白川公園」のごみ箱にペットボトルを捨てる。
そして美術館へと到着しまして、
チケットは当日購入なのですが、今回はね、
地下鉄の割引切符「ドニチエコきっぷ」を提示して、
百円割引でチケット購入〜! それから、
コインロッカー及びトイレへも行き、
準備万端で展示室へと。

ローランサンの作品、ぼくは、これまで
けっこう好きだなあ、とは思っていながらも、
じつはあんまり存じてなくて、
いろいろ観ることができました。
そのなかではね、とくに
ローランサンの作品で、たとえば、年代における
作風の変遷のようなものを観ることができたのが、
面白かったなあ。そして、ローランサン、及び、
ガブリエル(ココ)・シャネルのお二人をめぐり、
第一次世界大戦後のパリの美術及びファッションのことも、
垣間見ることができたり、また、このころ、
ローランサンの恋人は、パンデミックのスペインかぜによって
亡くなられていたことを存じました。

名古屋市美術館を後にしまして、食事
(丸亀製麺の「鬼おろし豚しゃぶぶっかけうどん」)を取り、
もう一度名駅へ戻りまして、名鉄百貨店の
「Café&Meal MUJI」で、焼きプリンとアイスティーを注文。
その後はね、同じく名鉄百貨店の
「TSUTAYA BOOKSTORE」にも立ち寄り、
本や雑貨をながめつつ、ぶらぶら。

夕方ごろになって、この次に向かうのは
名駅より地下鉄東山線乗車「伏見駅」乗換、
鶴舞線「鶴舞駅」下車、名古屋市公会堂にて
『くるり「愛の太陽EP」発売記念ホールツアー2023』へと。

ライブ、すばらしかった〜!!!

名古屋市公会堂、初めて訪れました。レトロ感、すごい!

聴きたい曲を全部聴けた、みたいな
満足感がすごかったな。でも、この日の公演ではね、
MCで岸田さんがおっしゃっていたですが、
サポートメンバーのキーボード・野崎さんが
体調不良で欠席につき、通常のツアーとはちがう
セットリストと演奏なのでした。
ライブ終演後、ネットで
これまでのセトリを見てみれば、たしかに
この日演奏されなかった曲もあれば、
この日だけの曲と演奏もあって。
メンバーさんの体調及び健康に関することなので、
特別だった、とか、あの曲聴きたかった、とか、
そういうことは考えないけれども、
そんな日だからこその演奏の凄味を、
感じられたようにも想っておりました。

今年の三月、ちょうどたまたま
ぼくの誕生日の日にチケット当選のメールがあり、
それから約半年後の一昨日、無事に
ライブを観ることができてありがたかったです。

帰宅後には、日々記している
「ほぼ日手帳」で今日のことを書こう! って、
ページを開けば、またまた、ちょうどたまたま
この日のほぼ日手帳の欄外の「今日のことば」が、
くるりの岸田さんのことばだったのには、
驚き、そして、嬉しかったなあ。。。

いまこの薬を飲まなきゃ死んじゃう、というような切迫性は、音楽にはないです。でも、間接的には役に立ってるというのか、つまり大変な思いをして、毎日毎日、使命を果たしている人たちが音楽を聴いて、ちょっと元気になったと言って、よーしってまた自分の持ち場に帰っていく。ぼくたちの‥‥くるりのつくる音楽が、誰かにとってそういう音楽であったなら、それは、とっても光栄なことだと思います。
——岸田繁さんが『バンド論。くるり感?』の中で

この日、くるりのライブが終わってから
このことばを読めたことは、
まさに、宝物のようだったな。
ならば、どうか、ぼくも、ぼくなりに
「よーし!」って思いながら、
じぶんの持ち場でがんばれたい!!

そこはかとない 心の隙間
太陽が射してくるだろう♪

令和5年7月31日

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