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まだ、このお花を感じていたい。

先日、母方のおじの葬儀へ参列いたしました際、
お花をいただき、そのお花たちを
翌日、母が花瓶に入れて飾っております。

ぼくの自宅では、一緒に住む母が
庭いじりが好きなので、お庭では
いろいろな植物がおられるけれど、
家の中には、観葉植物はあれども、
お花を飾ることはほとんどなくて、
(母は切り花があんまり得意じゃあないらしい。)
でも、こうして、普段は見ないような
家の中でお花を眺めていると、
また、ちがった気持ちを感じてくる。

まずは、やっぱり
お花の色や形が華やかで、
美しいなあ、と思える。
そして、お花を家の中で飾って見たことが
あまりないぼくとしては、
お花の香りというのも、
すごいなあ、と存じました。
つまり、その香りは、お花に
顔を近づけて感じるだけじゃあなくって、
飾っている玄関の近く、なおかつ
その廊下全体でも香りが漂ってくる。
甘いかのような、でも
ちょっと刺激のあるかのような、
そんな香りが、玄関、廊下、そして
そこに繋がる階段の上のほうでも香ってきて、
つまりはさ、お花の存在を
お花を見ずとも感じられる。

おじの葬儀より約二週間が経ち、
この上の写真を撮ったのもそのころでして、
今はもう、すこしずつ
花びらもしぼんできて、
その香りも弱くなってきている。

でも、まだ、
お花は開いている。

おじのことを想いながら、
まだ、このお花を感じていたい。

そんなこのお花の名前は、
なんなのでしょう? と思い、
グーグルフォトで調べてみると
「カサブランカ」か「ユリ」かと出てきました。

このまえ、母と二人で出かけた際、
お昼ごはんで訪れたレストランの花壇には、
色とりどりの「チューリップ」及び、
「ムスカリ」が咲いていて、きれいだったな。

春風とお花を感じながら、
お花の名前も憶えながら、
ほら、また、雨が降りそうです♪

令和6年3月24日


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