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セルフケアについて考えてみませんか?

みなさん、「セルフケア」って何だと思いますか?
実は、ホリスティックヘルスのプログラムに参加してくださるクライアントさんの多くが、「うーん・・・なんだろう?」とすぐ答えられないものなのです。

私がホリスティックヘルスコーチを目指した理由の一つがまさにセルフケアの大切さをみんなに伝えたい!という思いからでした。

会社でお仕事をしていると必ず「有給」をもらえますよね。
私は会社員時代、有給を余らせることなく使うことを得意としていました(笑)
旅行に行く時はもちろん、「最近忙しかったから、何も無い平日に休もう」など、結構うまく休むことができていたと思います。
それでも体調が悪くなることもありましたが・・・

これって普通のことかと思っていたのですが、周りを見渡すと意外と有給を消化できていない人が多いことに気づいたんです。

ちなみに私の父もそうです。おそらく世代も関係しているのかもしれませんが、父が有給を取ったということを今まで聞いたことがありません。孫との旅行のためには有給を取ってくれましたが(笑)

今思い返すと、社会人2年目頃から「みんなの健康が気になる」人だったのですが、周りの同僚が「仕事が忙しくて疲れた」「休みたいー」などと言っているのを聞くと、なんで休まないんだろう?と思ったり、時にはおせっかいにもそれとなく「休めば〜?」と言ってみたり・・・

なので、ホリスティックヘルスコーチと名乗ることができるようになり、堂々と「セルフケア」の大切さを周りのみなさんに伝える今は最高に嬉しいんです。

「セルフケアよりも生産的なことをした方が良い」という考え


実は多くの方、特に女性に「セルフケアよりも生産的なことをした方が良い」という考えがあるそうです。自分だけのために時間を使うことに気が引ける、そしてこの時間にもっと生産的なことをしたほうが良いというふうに思ってしまうんです。

その考えが強いと上記でお伝えした「休めない人たち」の仲間入りになってしまうのではないかと思います。

この考え方、どう思われますか?

みなさんはいくつチェックがつきましたか?

セルフケアとは?

最初に「セルフケアって何だと思いますか?」と質問しましたが、みなさんは何と答えたでしょうか?
ちなみに、これには正解・不正解はありません。
ご自身がOOOOと思うのであれば、それがあなたにとってのセルフケアなのです。

とはいえセルフケアとはこういうようなもの、という説明があるとより自分のためのセルフケアが見つけやすくなると思いますのでこちらに説明させていただきます。

✶セルフケアとは?
深いレベルで自分を育み、エネルギーを補給する活動です。
*セルフケアは自分自身が行うものであり、一人一人合うものは異なります。

セフルケアの例

✶セルフケアの例
まず、自分の人生のどのエリアに対してのセルフケアが必要かを見極めることが大切です。
ここでは3つの例をご紹介します。

①身体のため
②自己との関係
③仕事

では、上記で出てきたエリアの中から一つずつ選び、より具体的なセルフケア例をご紹介します。

①身体のため:質の良い睡眠をとりたい
・体の緊張をほぐすマッサージに行く
・就寝前のお風呂タイムをよりリラックスできるよう、好きな香りのアロマやバスソルトを準備する
・枕を自分に合うものに新調する
・心地の良い音楽を聞いたり、ストレッチをしたり、キャンドルをつけたり、就寝前の自分のためのゆったりとした時間をルーティーン化する

②自己との関係:同じ毎日を何となく過ごしている日常から脱却したい
・趣味の時間を1週間のルーティーンに組み込んでみる
・通勤時間に仕事の資料をみるのではなく、昔から大好きなバンドの曲を聞く
・ずっと変えていない基礎化粧品を思い切って全部変えてみる
・昔からやってみたいけどなぜかやってこなかったものがあればそれを始めてみる

③仕事:境界線を決める
・有給をしっかりと取る
・生産性が落ちてきたと気づいたら、思い切って休憩を取る
・在宅で仕事をする時は特に仕事とプライベートをしっかりと分ける

ここではあえて、「へー、そんなことも?」というようなことを入れてみたり、簡単すぎて「え?そんなこともセルフケアなの?」と思うようなことも入れてみました。

セフルケアによる変化

「セルフケアとは?」でお伝えした通り、セルフケアは自分自身にエネルギーを補充する活動です。それを考えるとこれらの活動はそこにつながっているのが分かりますね。

例えば、
①「枕を自分に合うものに新調する」では何が起きるかというと、

合わない枕を使っていた時は起きた時に首や背中が痛く不快感があり、それが午前中の調子を狂わせていた

枕が新調されると朝起きた時に爽快感があり、体の痛みも無いため、1日の生産性もぐんと上がっていった

②「通勤時間に仕事の資料をみるのではなく、昔から大好きなバンドの曲を聞く」では何が起きるかというと、

毎日同じルーティーンで家から会社、会社から家の流れでつまらない

通勤時間に大好きなバンドの曲を聞き始めたことで、道中の楽しみができる

仕事への行き帰りに仕事とは全く違う自分の好きなことに時間を使うことで、丸一日仕事に身を捧げている感覚が減り、好きなことから活力をもらうことができるようになる

いかがでしたでしょうか?
こうやって見てみると、思っていたよりも簡単だったり、お金や時間を投資する以外にも選択肢がありますよね。

私たち一人一人の環境や状況が違うように、自分に合うセルフケアもみんな違います。
少しでもみなさんが自分に合う「セルフケア」を見つけられるお手伝いができていれば嬉しいです。

実際に体験しませんか?

4月より、日本橋三越本店「三越カルチャーサロン」にてセルフケアに特化したセミナーを定期開催させていただきます。
今回のコラムに書いたようなお話しはもちろんのこと、参加者のみなさん自身に合うセルフケアを一緒に見つけていくワークショップも行います。その日から実践していただけるセルフケアを一緒に見つけていきませんか?

また、ワークショップの後には1時間のプラクティスで“4時間分の睡眠に匹敵”と言われる 究極のリラクゼーションヨガ「ヨガニードラ」も一緒に体験することができます。まさにこの時間がセルフケアの一貫です。自分のために優しいひとときをぜひ過ごしていってください。


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