最近、ほぼ毎日と言っていいほど2歳の娘が夜に寝言を言う。
普段、起きている時はまだ不明瞭な言葉も多いのに、ものすごくはっきりとした大きな声で「はい、どーぞ！」といきなり言ったり、私の実家に泊まった翌日には「おばあちゃん」と言ったり(私の母に話すと、わかりやすく喜んでいた)。

昨夜は「バイバイ」と言い出したが、さすがに私も寝言に慣れてきて、特に気にせず寝たふり(？)していたら……「バイバイ、バイバイ！ バイバーイ！」と何度も言う。
さすがに起きているのかと思い、見てみたら確かに目は開いて、しかも手まで振っていた。
私も慌てて「バイバイ！」と手を振ると、娘は満足したのかそれをやめ、しかし、次の瞬間からぐずぐずとしばらく泣き出した。
少しして、落ち着いたのかまた眠ったけれど。
あれは起きていたのか、どうなのか……まあ寝ぼけていたのよね。

私の弟も、小さい頃はよく寝ぼけたり寝言を言ったりが多かったことを思い出す。
でもその時に、寝言に応じてはいけないと母から言われた覚えがある。今でもそれをしっかりと覚えていたけど、可愛い寝言につい返事してしまいたくなる。
しかも、あれだけ何度も「バイバイ」と手を振られては……こちらも頭が寝ているし、「あっ、はいはい」と返してしまうのも無理はない。
さらには寝ぼけているのか、そうでないのかの判断も難しいなあ。とはいえ、次から気をつけようと思う。