逆張りヲタクくんさぁ…

葬送のフリーレン、Mrs.GREEN APPLE、Adoの唱、HUNTER×HUNTER、Tik tok、サークル活動、おしゃれ、レンタカーで旅行。

生粋の逆張リストである俺にとってこういったものは、眉をひそめるべき流行で、唾棄すべき陋習であったわけだけれども、本当は、全部いいものだって知っている。世の中の逆張りヲタクくんたちは、正しい見識を持つ限りで、ド真ん中が良いものであると知っている。俺なんかはそうなんだけれど、俺は俺の取るに足らなさや、箸にも棒にもかからなさを、接種しているコンテンツの特異性で代用している(と、俺は自分で考えてる)。

幸せアピールで新婚旅行をストーリーに載せたり、Tiktokに高校生カップルがラブラブな様子を垂れ流すのと全く同じで、ヲタクな分、俺達のほうが惨めなだけだ。〇〇が好きなのではなく、〇〇が好きな自分が好き。

全員によって無限に提起されてきたこの問題の難しさは、〇〇が好きなことと、〇〇が好きな自分が好きなことは、ほとんど同じなのに、全然違う気がするとこだと思う。

逆張りの何倍も、実は順張りのほうが難しい。と、いうことにしておいて、〇〇にはみんなが好きなものを代入してみます、そして、究極の逆張り、順張りというヲタク道の真骨頂を目指してみる。

それは言い訳が聞かない分、険しい道。でも、俺みたいなものが、ものを本当に好きとはどういうことか、解明できるとすれば、このやり方しかない気がするん。

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