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年度末を迎える児童養護施設

皆さんこんばんは!
虐待防止団体Heart resQの小松奏楽(こまつそら)です。

そろそろ年度末ですね。
年明けのゆったり感からあっという間に
2ヶ月が過ぎようとしています。

だんだん暖かくなってきて
ちょっぴり鼻がむずがゆくなると春の訪れを感じますね笑

児童養護施設で過ごす子どもたちにとって年度末というのは
不安とドキドキが大きくなる時期です。


それはなんと言っても居室編成が発表されるからです。


居室編成はどの子と同じ部屋、同じフロアになるのか。
担当職員は誰になるのかが決められます。


子どもたちと過ごしていると
「〇〇は元担当やねん」
「今の担当はそらくんやんな?」

など担当を意識するような言葉が出てきます。

子どもたちにとって担当とはどういったものなのか
・自分を見てくれる人
・悩んだら話してもいい人
・落ち着く人

こんなふうに思ってくれていたらいいなあと思います。


1年に1度編成が変わるということは
たくさんの大人が関わることができるということ。
たくさんの視点で考えられることということでもあると思います。

子どもたちからしてみればどうでしょうか。
何度も担当が変わって、何度も関係作りをする。

メリットもあれば、良い関係の喪失といったデメリットもあるように思います。

小規模化に伴ってフロアが違えば
どうしても顔を合わせることも少なくなってしまいます。


年度末。私もかなり不安です。
1年間で築いてきた良い関わりを
どうにか途切れさせないように、何か考えたいと思います。


今週は以上です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
HQ小松でした!


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