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そろそろ仕舞わないと

天気の良い日が続いたが、昨日は朝から雨が降り、肌寒い一日だった、七股池は少し霞がかかり、風景はいつもより遠くに見えた。
対岸の雑木林は灰色に、遊歩道の木々は緑色の塊に輪郭だけを浮き上がらせて、いつもこだまする鳥の声も、ぽつんぽつんとそれぞれが遠い一点から呟くように、響き合うことのない孤独な、少し寂しげな空気が漂っていた。
一夜明けて雨は上がり玄関から朝日が差す。のどけき春の心地こそすれ、広がるお花畑にチョウチョが舞う私の頭の中は霞たなびき、ただでさえ春眠暁を覚えないところに霞までかかってしまったら、いったい私はどうなってしまうのか。いつもの「ぼんやり」は非の打ちどころがない完ぺきな「惚け」へと昇格する。
しまわないといけないと思いながらいまだに出しっぱなしのストープ。
ストーブの横には扇風機が・・・
仕舞ってもまた数か月後に出すんだ・・・
そう思いながら扇風機は一年中出ていたのだ。
下着とかいろいろしまわないといけないなと思いながら放置。
今なんとかしないとこのまま行っちゃいそうな予感。

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