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#3 ワット・イズ・センス

「センス」についての話題ってよく聞くけど、「センス」って言葉自体はフワッとしてるよなーとか、最近思ったりします。

今週は、センスについてあれこれ書こうと思います。

センスって何よ?

よく「センス」って耳にするけど、人によって言ってる意味が違う気がしてます。

ある人は単純に「魅力的だね」「優れてる」とかの意味で使ってたり、またある人は「他者には真似できない」という意味で使ってたり、十人十色な使われてる気がします。

これに加えて、職人的な分野だと「効率的なことを思いつく」みたいな意味合いを持つ場合もあるし、分野によって特殊な意味を持つ感じもあります。

センスを感じるか?

とはいえ、僕も「センスを感じる」感覚をもつことはあって、

「この人センスあるなー」とか「ぐぬぬ、このセンス真似できねー」とか思ったりします。

人それぞれ感覚は違えど、それぞれ持っているフワッとした感覚がセンスなのかなーと。

センス - "Lower level"

「センスがあるなし」の話題って、「あの人はセンスある/ない」っていう話に終始しがちですが、

ここまでで書いたように、人によって違った観点を持っているので、

たまには「どこにセンスを感じたか」「なぜセンスを感じたか」「そのセンスがどうよく働いているか」を掘り下げるのも、面白いんじゃないか、と思います。

他者評価を気にしない

最近、他の人が言う「センスのあるなし」を気にしすぎるのもあんまよくないな、と思います。

なぜなら、ここまで書いた通りセンスのあるなしひとつとっても、人によって違うことを言ってる場合が多いから。

他の人を基準にすると軸がぶれやすくじっくり自分を育てるのに繋げにくい気がしています。

センスは自分優先

一方で、自分による「センスあるなし」の感覚は成長のネタになるな、と思います。

他の人の「センスあるなし」の評価軸に乗るよりも、自分が「この人のセンスすげー」と強烈に感じたことを追求する方が有意義な気がしています。

他の人を自分で再現することを目的にするのではなく、あくまでも自分起点で「なぜセンスがあると思ったのか」を掘り下げることで、

何かのレベルが上がれば儲けものくらいの感覚です。


コラム

センス怖い時代

自分は、10代後半~20代前半にバンドを組んだり音楽活動をしていたのですが、その時は「センス」という言葉が怖くてしかたなかったです。

作曲もしていたので、最初は何も考えずに曲を作っていたのですが、ある時に「センスあるね」と言われ、

その時から、日々「次の曲作ってセンスないと思われたらどうしよう」と怯えながら日々を過ごしていました。

「センス」という言葉はデバフ効果をもたらすこともあります。

本の中のセンスの話題

色々本読んでると、ちょいちょい「センス」の話が出てきます。色んな文脈があって、大体面白いです。

以下の本だと、戦略のセンスとは「その時一点ではなく、時系列でものごとを考えられること」的なことが書いてました。

以下の本だと、センスとはものごとの「良し」「悪し」の判断する能力だと書かれていました。

結構しっくりくる気がします。


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