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山形サクランボマラソンの記憶 -メドックマラソンまであと20週ー

 そんなに各地のマラソン大会に出ているのではないので、限られた記憶の中ですが、「沿道の応援」の凄さは、ひがしねサクランボマラソンが筆頭クラスに来るものと思います。毎年6月最初の日曜日の開催。山形県東根市。
 とにかく、最初に出たのは2016年だったのですが、沿道を埋め尽くすかのように集結したキッズ中心でしたが老若男女取り交ぜた応援団が競うようにハイタッチしてくれるのに驚愕し、これは応えるしかないべ、と一つ一つ返していたらかなり手も痛くなってしまい、これはアカンわ、と少々自重するしかなかったくらい。

 この大会には五回ほど出ました。回数で言うと新宿ハーフ(地元)と並びます。何で? ここでのモチベーションは「仲間」でした。
 普段特にマラソンにおいては「自分との闘い」「自分との会話」であると思っているので、まず「グループで一緒に」ということをしません。しかしこのさくらんぼにおいては、当時勤務していた会社の協賛の大会で、10人弱があくまでも有志として集まりレンタカーで山形まで出かけた大会でした。2015年の晩秋に中国から帰任帰国し、さあこれからの生き方を模索していたときにこの大会に誘われ、非常に気持ちよかった次第です。いやあ、遠征の段取りを組んでいただいた事務局の皆さんには今でも感謝の気持ちで一杯です。そんなわけでコロナの事情を除き「必須」の大会でした。

 さて、そんなモチベーションが詰まった大会なのですが、昨年の勤務先への退社の事情で、区切りをつけることにしました。一応は昨年の大会を最後のつもりで。残念であったのは、コロナもまだまだ残り「仲間」での遠征がかなわず、単独で新幹線に乗っての移動でした。
 それでもとにかく「〆」です。ふんだんに気合を入れて、貴重な、一つ一つの記憶を一旦表に出して温め直し、最後に改めてしまい直す、そんな休暇としての記録を残してみました。


 さて、次は「メドック」です。新しい世界。新たなモチベーション。さすがに何度も出られる大会ではないので、単発で燃焼しつくすつもりで出かけてきます。あと20週!


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