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ワクチンを摂取した話 in メリケン国

さて、今日は番外編!ということで、先日COVID19のワクチンを接種したお話を。

私は現在アメリカ南部の州にある州立大学で講師として雇っていただいている。

私の州では、大学教員は1-bというカテゴリーに属していて1-aという医療関係者などの次に優先順位が高くなっているので、割と早めに接種ができた。(かたじけない)

私の場合は大学にあるクリニックでできるというので、先週の火曜日にネット予約の後接種へ。

ワクチンの種類はジョンソン・エンド・ジョンソンのみ!ということで、現在手に入るワクチンを希望者に片っ端から接種していくという仕組み。

クリニックに行って接種して、15分経過観察のためにそこに待機してから帰宅したのが午後1時すぎ。

特になんの副反応もなく、4時まで在宅で仕事を普通にこなす。

ちょうどこの日に食パンを焼くための型がアマゾンで届いたので、特に副反応もないし、食パンを作ってみることにする。

食パンの材料を混ぜ合わせ、捏ねること約1時間、5時頃になって急激に眠くなってくる。

でも、5時ごろに眠いのはいつものこと!ということで特に何とも思わず。

パンの生地を第一発酵している間に、どんどん接種した側の体が痛くなってくる。この辺で日本に住む両親に電話でワクチン接種の報告をする。

「熱はかったのか?」と聞かれ、「ないない!(はかってない)」という余裕ぶり。

パンの一時発酵も後半にさしかかったところで、なんだか寒くなってくる。部屋の温度を確認すると、20度。
まさか!と思い熱を測ってみると37.4℃。

とりあえず、震えながらシャワーをあびる。

シャワーを出て厚着をし、震えながら、一時発酵を終えたパンを二つに分けて丸め、ベンチタイム(15分)。

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ベンチタイムの時点で熱は38.0℃ぐらい。
このあたりで報告したらパニックに陥るだろう両親へのラインを一時停止し、ツイッターで一人騒ぎ始める(やさしいツイッター友達達が心配してくれた。感謝!)

15分後ベンチタイムが終わったパンを薄く伸ばし、くるくる丸めて形に入れ、二次発酵。

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こんなことをしている間にも熱は上がっていく。
念の為、妹にラインで報告してみる。
「えー。やば。」と返事がくる。

なんとか二次発酵を終え、パンをオーブンへ。焼き時間は30分!

やっとのことで午後9時頃に食パンが完成。

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ワクチン接種から8時間が経過。

体が怠いので味見は翌日に先延ばし、ベッドへ。

ベットに入る前に最後に測った時の熱は38.2℃ほど。とりあえず寝ようとするが、滅多に出ない熱と怠さのせいでまったく寝られず。

ごろごろしている間に、どんどん体が熱くなってくる。
応急処置として冷凍庫にあった氷の塊をさっきまでパン生地を伸ばしていたローラーで打ち砕き、氷のうを作って対処。

30分ぐらいたっても寝られず、もう一度熱を測ってみると39℃をこえている(パニック→体温計の性能を疑う)

もう熱は測るのはやめよう、と誓い、冷蔵庫の奥に放置されていた使用期限が2015年の風邪薬を2錠飲み、朝には下がっていることを願って就寝。

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6時頃起きて、熱を測ると37.6℃ほど。
熱が下がってないことに怒り、もう2錠風邪薬を飲んで様子をみる。

7時頃になりもう一度測ってみると、平熱に戻っていたのでありました。

ということで、安心して朝ごはんに前日命懸けで作ったパンをいただく。

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お、おいしい。

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ということで、ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチン接種した結果、副反応とされる症状は全て出て、熱も39℃をこえましたが、風邪薬飲んで耐えたら、よくなりました。

現在接種から6日経ちましたが、特になんの問題もなく普通に生活しています。

ワクチンの安全性についてはまだまだ不安なこともあると思いますが、どうか安全でありますように。そして健康上ワクチンが接種可能で、かつ希望する人達に早く届きますように。


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