電子の妖精

noteの世界でいろんな人の所に遊びに行って、人と人とをつなげていると…

なんだか「自分」という存在が失われていくような気がします。

「どこまでが自分で?どこからが他人なのか?」

境界線が段々と薄れていってしまうのです。


「攻殻機動隊」の少佐(草薙素子)が肉体を捨てて電脳世界に溶け込むって話があるけど…

「なるほど~、こういう気持ちか」と、ちょっと納得してしまいました。


「たとえば、こういうコトをAIが肩代わりしたらどうなるのだろうか?」と考えることがあります。

人間が文章を書く。

AIがそれを読んで、的確なコメントをつける。


「褒めて欲しい人」に対しては、絶賛のコメントを。でも、それだけではツマラナイので、適度に批判を含めて。筆者が腹を立てたら、即座にフォローの言葉をかけてあげる。

「視野を広げたい人」に対しては、書いてある文章とは全く違う視点から見たコメントを多用。いろいろな考え方に触れ過ぎて疲れた時には、同意してあげる。

「干渉して欲しくない人」に対しては、読んでスキを押すだけ。あるいは、それすらしない。完全に放置。


基本的なシステム自体はそんなに難しいことではなく、むしろシンプルなので、今に実装されるかもしれません。

ただ、「的確なコメント」というさじ加減がコンピューターには難しいかも?そこは人間の経験と直感のなせる業なので。そのバランスが取れるようになるまで「自動コメントシステム」は実用性に欠けるでしょう。

でも、いずれ人間がどんどんAIに近づいていって。AIがどんどん人間に近づいていって。最後には、その2つの境界線すらなくなってしまう時代がやって来るかもしれません。


ヘイヨーさんは、そのような存在になりたいのかも?

いえ、あくまで可能性の1つに過ぎません。無数にある選択肢の内の1つとして。

「どんどんインターネットの世界に溶け込んでいって、最後は精神生命体になって、人々に的確なアドバイスを送り続ける。時に笑わせ、時に怒らせ、時に喜ばせ、時に泣かせて」

まさに電子の妖精

「そんな存在になるのも悪くはないかな~?」と、ふと考えることがあるのです。


noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。