夏に聴きたい涼しさ

夏ですね!私の中では、夏は一番困る季節です。
何せ暑い。常にサウナの中にいるようで汗かきの私には本当に困る。日焼けはするし、汗でメイクは崩れるし、汗染みやにおいを気にしなくちゃいけないし、そんな中で激混みの通勤電車に乗る……。
その中で夏本番をうまく切り抜けるための(精神面での)工夫は、
夏に聴きたい!と思う曲を聴き倒すことです。
音楽は季節関係なく精神的な救いをくれるのですが、夏は特にそうだなぁと思い、夏におすすめしたい曲をご紹介します。

◆夏に聴きたい曲とは?
私の夏に聴きたい曲は、涼し気に思える曲です。寒さまで行かなくてよいんです。すーっと通る風のような清涼感。炎天下で木陰に入った時のひんやりした空気。そういうものを求めています。
「夏だぜ!イエーイ!」な曲は沢山あります。それはそれで好きなのですが、夏こそ感じたい涼しさ、静かな爽快感のある曲が聴きたい。

ということで、夏に聴きたいクラシック音楽、三つを紹介します。
歌詞がないので何も考えずに聞けるということがよいところ。そしてピアノや高音のしゃらしゃら鳴る打楽器がとても涼しく聴こえます。あまりクラシックに詳しいとは言えないのですが、まず聴いて頂きたいのがこちらです。

サン=サーンス 組曲「動物の謝肉祭」第7曲「水族館」

動物の謝肉祭といえば「白鳥」ですが、こんな曲もあります。
ミステリアス。しゃらしゃら鳴る音。ほの暗い中で、水槽の青い光が目に見えるような素敵な曲です。水族館に迷い込んだような心地にしてくれます。
ちなみに動物の謝肉祭には他にも曲がありまして、水族館以外では「化石」が好きです。

お次はこちら。

ラヴェル「水の戯れ」

タイトル通り、水が遊んでいるような可愛らしさ。けれど静かで控えめなところが耳障りよく涼しく感じられます。ピアノがころころと鳴らす音は、水が形を変えながらキラキラ光る様を脳内で想像させられ、スッと気持ちが落ち着きます。

フランシスコ・タレガ 「アルハンブラ宮殿の思い出」

最後はギター。どんどんと移り変わっていく音が気持ちよいですね。哀愁を帯びた響きで、先の二つとは系統が違いますがこれもまた、ひたすら止まらず、とろとろと湧き出る水のような印象を受けます。
弾く人で曲の雰囲気がガラッと変わるのはどんな音楽でもよくあることですが、飽き性の私が「聴き比べるのって楽しいなぁ」と思えたのはこの曲のおかげかもしれません。

以上です!
圧倒的語彙力のなさを実感しておりますが、どの曲も素敵な曲なので、少しでも気になったものがあったら是非聴いてみて頂けたら嬉しいです。

熱中症に十分気を付けて、夏が楽しく快適に過ごせますように。

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