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どんな人が法人保険募集人として成功するのか?

新年のご挨拶

皆様新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願い致します。

保険募集人の方にとって、2024年はどんな年になるのかを考えられたことはありますか。皆様の顧客である中小企業には「2024年問題」と呼ばれる問題が起こります。

2024年問題とは?

中小企業に影響する「2024年問題」は以下の3つが挙げられます特に物流業界への影響が大きいですが、物流業界に影響が出ると、荷主にもちろん影響しますので、結果的には多くの中小企業に影響を与える事となります。

1.時間外労働の上限規制の適用開始
労働基準法改正により、2024年4月1日以降、自動車運転業務にも時間外労働の上限規制が適用されます。時間外労働(休日労働は含まない)の上限は、月45時間・年360時間が原則で、特別の事情があり労使が合意する場合でも、年間の時間外労働の上限は960時間までとなります。ただし、一般の労働者と異なり、「時間外労働と休日労働の合計が月100時間未満、2~6カ月平均80時間以内とする規制」と「時間外労働が月45時間を超えることができるのは年6カ月までとする規制」は適用されません。

2.時間外労働が月60時間を超える場合の割増賃金率の引き上げ
労働基準法の改正により、2023年4月1日から、中小企業において月60時間を超える時間外労働が発生した場合、割増賃金率が25%から50%に引き上げられました。これにより、人件費が増大し、企業の経営に影響を与える可能性があります。

3.1日の休息時間(勤務間インターバル)
2024年4月1日から、ドライバーに対して、前日の仕事が終わってから次の日の仕事が始まるまでに「継続11時間以上与えるよう努めることを基本とし、最低でも9時間を下回らない休息時間」を確保する必要があります。

これにより物流業界は否応なしにコスト増加が予想され、もちろんそのコスト増加は荷主へ転嫁される事になる為、多くの中小企業に影響が出ると考えられます。

法人生命保険の市場規模

皆様のお客様である中小企業が苦しい中で、保険募集人の皆様はどう動けば良いのでしょうか。その前に下記の画像をご覧ください。

法人向け生命保険の市場規模は2019年3月期をピークに減少しています。これはバレンタインショックが原因とされており、おそらく2024年も同水準もしくは若干の減少で予想しています。つまり皆様にとって、法人生命保険市場は厳しいものになるという事です。(個人保険と比較するとブルーオーシャンだとは思いますが)

経営者にいかに貢献するのか

このような市場の中で保険募集人として生き残っていくためには「生命保険以外でいかに経営者に貢献するのか?」に尽きます。

ちなみに「生命保険で貢献する」ことは当たり前です。事業拡大・財務管理・補助金・助成金・資金調達・金融教育など…。皆様の得意分野で徹底的に中小企業経営者に貢献する事が大切です。保険以外の知識をどれだけ備えているか?が今後大きな差別化の要素となってくるのは間違いないでしょう。

企業経営者に役立つ方法

人よりも相当の努力をする事

「TOTになりたい」・「COTになりたい」と言って、実際に達成できる人はほんの一握りです。COTやTOTまで行くと、年収で2000万円以上、多い人だと1億円を超える収入です。収入だけで比較する事が良いと思えませんが、仮に経営者でこれほどの年収をあげている方がいたとしたら、相当な成功者であり、血のにじむような努力をされている方です。同じ水準の収入を得ようとするのであれば、同じような血のにじむような努力が必要です。

ボクシングで有名なメイウェザーがこんな名言を残しています。

「お前らが休んでいるとき、俺は練習している。お前らが寝ているとき、俺は練習している。お前らが練習しているときは、当然俺も練習している。」

私もみんなが休んでいる時に仕事(もしくは仕事につながる自己研鑽)をすることがすごく大切だと思っています。みんなが仕事をしている間に仕事をすることは当たり前でそれでは差別化する事は出来ません。

あまりキャラクター的に精神的な事を言う人間ではありませんので、この文章を見て、驚かれた方もいるかもしれません。

「努力は必ず報われる」とは決して思いません。ただ成功している人で努力していない人はいないと思います。(努力しなくても短期的に成功する人はいるかもしれませんが)

研修をしている人間として、あえて言います。

結局どんな研修を受けたとしても、どんなテクニックを身に着けたとしても、血のにじむような努力が絶対に必要です。

一人で努力する事は難しい

とはいっても、人間は弱い生き物です。大切な事は「弱い生き物」だと自分を認知する事です。目標を立てるときはモチベーションも高いですが、1か月経過すると「いつも」の自分に戻ってしまうわけです。私ももちろん「弱い生き物」です。ですから「努力せざるを得ない環境に自分の身を置く」ことを心がけています。

具体的に「努力せざるを得ない環境に自分の身を置く」とはどういう事なのでしょうか?それは「血のにじむような努力をしている人を一緒に活動する」事です。保険営業の仕事は良くも悪くも自由度が高く、どのような環境で仕事をするかも皆様次第です。

HELLO baseが提供できること

詳しくは次の記事で発表しますが、2024年2月から保険営業実践塾を始めます。

これは渡邉(+弊社のスタッフ)が1年間皆様と伴走をしながら、目標を達成までサポートします。本当にやる気がある、努力できる保険営業の方のみ募集させていただきますので、切磋琢磨できる環境も提供できます。保険営業実践塾の詳細については次の記事を楽しみにしていてください。

珍しく感情的な記事を書きましたが、何事も「中庸の徳」です。想いだけではダメですし、知識だけでもダメですので、両方をバランスよく備えた人を目指しましょう。(私も目指していますので、一緒に目指しましょう)

2024年が皆様にとって最高の年であることをお祈りしております。

株式会社HELLO base 代表取締役 渡邉 一史