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1日目:ドキドキの初登校

4月9日(土)、とうとうアカデミー初日を迎えました。東京駅から新幹線で上田へ。そしてしなの鉄道に乗り換え田中駅へ。駅にいる数名を見て、あー絶対あの人もアカデミー生だよな~と思いつつ、声をかけられないまま(笑)タクシーを待ってアルカンヴィーニュまで向かいます。田中駅はタクシー多くないので、停まってなかったらすぐ電話して呼んだ方が良いです。上田駅なら大丈夫だと思いますが。なお授業は10:30からなので、東京発7:52の新幹線に乗ればたどり着けます。東京から電車で通えるんだなって思えたこともアカデミー入学を決めた一因でもありました。でも一番近い田中駅からでもタクシー3,000円近くしたので、早く車に乗せてくれる友達を作ろうと決意(笑)
そんな初日のカリキュラムは下記の通り。

・オリエンテーション/アカデミーで学んでほしいこと
・オリエンテーション/正会員生徒自己紹介
・ヴィラデストとアルカンヴィーニュについて

1.オリエンテーション/アカデミーで学んでほしいこと

ヴィラデストワイナリーの社長でもある小西 超さんを筆頭に、事務局のスタッフの方の紹介や事務連絡がありました。また、後半は玉村豊男さんによるお話がありました。以下メモより。

  • アカデミーで学ぶことはほんの基礎。卒業生や同期の繋がりが一番の財産になる

  • 一流の講師の方とコンタクトを取ることも出来る

  • 最後に自分のブランド戦略とワイナリー計画をプレゼンしてもらうが、この一年間通う中で考えられるようになる

  • 必ずしもワイナリーを作る必要はない。ここで勉強してやっぱり違う形でワインに関わる道を選ぶ人も多い

  • ワインは絵画と同じ。土と太陽をメディアとするアート。

  • どんなワインでもそれを買って飲んでくれる人がいれば成り立つ。ただ自分の造るワインが時間的・空間的にどのポジションにあるのか、どんなワインが造りたいのか説得力を持って説明できるようになってほしい

  • 長野はワイナリー数が10年で3倍になっている。これはアメリカやニュージーランドとかと同じペース。これからもっと増えれば小規模ワイナリーが集積するメリットが出てくる。設備の共有や顧客の集客など。

  • すべて自分でやる必要もない。テイスティングルームだけ作るという方法もある

  • アカデミーのHPに受講生の自己紹介を載せているのは、それを見て投資をする人が出ないかと期待している。日本だとまだワインが投資対象とみられていない。

  • 色々な経歴をお持ちの方が集まっているので、ぜひ色々な形で力を貸してほしい。いつもITの人にぶどう栽培ゲームを作ってほしいと言ってるのだが、面白いですね~で終わってしまって残念。

他にも色々お話されていましたが、印象的だったことを拾ってみました。お話を聞いていて、やはり玉村さんにはパワーがあるというか、人を巻き込む魅力がある方なんだなと実感しました。そして、今の自分だったらどんな貢献が出来るんだろう?と自然と考えさせられました。それは他の人も思ったみたいで、この後の自己紹介の端々にも表れているように思いました。

2.オリエンテーション/正会員生徒自己紹介

昼休憩をはさみ、自己紹介タイムへ。ちなみに昼休み中から席が近い人とかテラスでお昼を食べてるメンバーで既に交流が始まっていました。私も隣の人が話しかけてくれたので、色々話をしていました。
今年の受講生は定員上限の40名なので、1人2分程度で前に出て自己紹介をしていきます。話を聞いていると東京だけでなく岩手や三重から来ている人、既に長野に移住して畑を探している人、年齢も20代から60代まで様々。職業はテレビ番組のディレクターやっていた人が複数名いたり、IT系や広告系などほんと様々です。後で聞いた話だと今回応募が多くて落ちた人も結構いたみたいなのですが、選考基準はずばり「玉村(豊男)基準」とのことなので、色々な経歴を持つ人を集めたいという玉村さんの意図が反映されているのかな、と思いました。
私はこの自己紹介の時に「東京から電車で通っているので、同じようにタクシー使ってる方、同乗して行きましょう!」と呼びかけたので、他にも同じ境遇の方が集まり、さらに車で来てる人が「乗せてあげるよ~」と声をかけてくれ、これ以降タクシーを使わなくても何とか済むようになりました。ほんと持つべきものは友。。いつかきちんとお礼をしなければと思ってます。

3.ヴィラデストとアルカンヴィーニュについて

最後は小西さんからヴィラデストワイナリーとアルカンヴィーニュについて、成り立ちや設備、畑などの説明と長野でのワイン造りの状況などの話がありました。また、写真を見ながら簡単に赤・白ワインの造りの流れの説明がありました。

上田の夜はアツい

初日の授業は以上で終了し、早速車で来てる人達に送ってもらうことに。上田駅前で宿泊してる人が結構いたので、チェックイン後にみんなで飲もうぜ♪ということに!そう、上田駅前にはこのお店があるのだ!

大きなワインサーバーがあって、常時16種類(だったかな)のワインをグラスで楽しむことが出来るのです♪ しかもすべて長野ワイン!珍しいワインも飲めたりして、日本ワイン好きには嬉しいお店です。ただ最初はグラスでそれぞれ選んで飲んでいたのですが、人数がそこそこ集まってからは面倒になって結局ボトルで頼むことに(笑)
改めて自己紹介したりあだ名付けたりして楽しい夜になりました。みんなワインが好きだから、話していてすごく楽しい。土曜の飲み会が恒例になるのにそう時間はかからないのでした。。。

こんな感じで緊張(?)の初日が終了したのでした。つづく。

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