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プラスチックごみから、私が思うこと

青年海外協力隊としてジンバブエに来て約2か月がたった。活動先の教員養成校、3週間の絶賛ホリデー期間中。今のうちに、いろいろやってみたかったことをやろう。失敗をたくさんしておこう。

私がやりたかったのは、プラスチックごみを使ったアート。

プラスチックごみは海へ流れ込み、今やめぐりめぐって魚や貝を食べることを通じ、私たちの体内へと戻ってくるからだ。一体人間の体内にプラスチックが蓄積されてどう影響があるのかわからないけど、地球上に残り続けるプラスチックが自分の体内でも残り続けることを想像すると気持ちが悪い。
プラスチックを減らすために、「レジ袋をもらわない」など自分なりに日々の工夫を取り入れている。

活動先の教員養成校で、私が教えるのはグラフィックデザインだけど
自分の興味と絡めて、「環境Xアート」に関することが課外活動などでできたらいいなと思って、模索中。

今日試してみたのは、ペットボトルアクセサリー。
ジンバブエには、透明以外に、蛍光黄色や緑色の清涼飲料水のペットボトルがあって、よく捨てられているので使ってみたいなーと思って用意。

葉っぱの形や、丸、四角、いろいろな形にカット。

沸騰したお湯につけると、すごい、透明度があがる!くるくると巻かれていく。マジックでもようをつけたものも。

ただのペットボトルがちょっとあか抜けて見える。穴をあけたらアクセサリーになるな。以前に試してみた、植物のパーツもお湯につけてみると、くるりんと巻かれた。

今回は熱湯を使ったけど、前は、電気コンロでブレスレットを作ってみた。

失敗。YouTubeの映像によると、このブレスレットは、2Lの大きいペットボトルの、凹凸のない部分を使う必要があった。でも私がそれを無視してやったのでこうなった。あと電気コンロやアイロンでもできるのだけど、熱いのは危険も伴う。

と、取り止めもなく、手を動かしているだけなのだけど
私の場合「環境教育」をしたいわけではないような気がしている。

ただのゴミだと思っていたものが、ゴミではなくなる瞬間を体験することによって、自分の中に別の視点が生まれる。それが、他者への思いやりに繋がるんではないかなと真剣に思っている。

争いや差別、いじめ。思い込みを外し、違いを受け入れる。そんな閃きの瞬間をジンバブエ人と共有できたら、ハッピーなんだけどな。そう、目指すところは、世界平和なのである。



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